イタリアで人気の犬種とは?世界のペット事情を知ってみよう!

イタリアで人気の犬種とは?世界のペット事情を知ってみよう!

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日本では、トイプードルやチワワを代表とする小型犬がペットとして人気です。では、世界の犬ペット事情はどうでしょうか?ここでは、イタリアのペット事情や、ペットとして人気な犬種について取り上げたいと思います。イタリアに行く機会がある人や、イタリアの犬種に興味を持つ方必見です!

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イタリアで人気の犬種ランキング

それでは、イタリアでペットとして人気な犬種をランキング形式で紹介したいと思います。

その犬種の特徴も合わせて取り上げるので、日本で飼う場合どんなことを事前に考慮すべきなのか、注意が必要なことはあるかという点を考える上で参考にしてみてください。

イタリアで人気な犬種第4位:ラブラドール・レトリバー

ラブラドールレトリーバー

Rosa Jay/shutterstock.com

日本では盲導犬や警察犬などの使役犬としても活躍している犬種で、賢く洞察力や作業力に優れ、人懐っこい性格が特徴です。ちなみに、日本だけでなく世界各国で、身体障害者補助犬や警察犬として活躍しています。

活発な性格で、とにかく水遊びが大好きです。アクティブな犬種でもあるため、1日に多くの運動量を必要とします。もともと網にかかった魚を回収するのに効果的な、耳かきのついた足を持っているという身体的特徴も、水遊び好きに一役買っています。

一緒にランニングしたり出かけたりするのが好きなイタリア人の気質に合った、人気の高い犬種です。

犬を飼うのが初めてという方でも、人間に従順で賢くしつけしやすいので、大型犬ではありますが飼いやすい犬種と言っていいでしょう。

カラーバリエーションは、ブラック、イエロー(アイボリー、クリーム、フォックスレッド)、チョコレートがあります。

イタリアで人気な犬種第3位:マレンマ・シープドッグ

マレンマシープドッグ

Anastasiia Cherniavskaia/shutterstock.com

日本ではペットとしてあまり聞くことのない犬種、マレンマ・シープドッグがイタリアでは第3位と人気を集めています。イタリア原産の犬種であることからも、イタリア国民にペットとして親しまれています。

マレンマ・シープドッグは古い時代からイタリア国民の生活にかかわっていて、1800年頃にイタリアで牧羊が盛んになったことから、人間とのかかわりが始まったと言われています。特に、マレンマ地方やラティウム地方において盛んだった牧羊に、作業犬として活躍していた犬たちから誕生した犬種と言う説が有力とされています。

飼い主に対して非常に忠実です。そのため、見知らぬ人や敵とみなした相手に対しては強い警戒心を抱き、激しく反応することがあります。この習性は、牧羊犬時代に家畜を守ってきた名残だと言われています。

そして、牧羊犬として毎日駆け回っていたことから、1日に多くの運動量を必要とする犬です。飼うかどうか考える際には、毎日の散歩量が多いことや、散歩以外にも運動したり一緒に走って遊んであげたりすることが必要ということを考慮してください。

体重は30~45kgにまでなることがある大型犬で、白くてモコモコとして容姿が特徴的です。このモコモコな毛に全身が覆われていることもあり、ブラッシングをこまめに行ってあげる必要もあります。

イタリアで人気な犬種第2位:ジャーマン・シェパード

ジャーマンシェパード

Dmitry Kalinovsky/shutterstock.com

シェパードという名前を聞くと、警察犬をイメージする方が多いかもしれません。先ほども少し触れたように、イタリア国内では家に泥棒が侵入して物を盗んでいく犯罪が多いので、一軒家でシェパードを番犬として飼う家庭が多いとのことです。

ジャーマン・シェパードは、名前の通りドイツ原産の犬種です。現代では勇敢さが求められる警察犬として活躍することが多いですが、もともとは牧羊犬であったと言われています。第二次世界大戦中も、ドイツにおいて軍用犬として約20頭のジャーマン・シェパードが働いていたことが記録に残っています。

非常に賢い犬種のため、しつけしやすいく、ペットとして飼うのに適した特質を備えています。ただし子ども時代に徹底的にしつけておかないと、もともとの性格として持っている支配欲や攻撃性が大人になってから現れてしまう危険性があります。ちゃんと子ども時代にしつけてしまえば、危険な行動をとることもなく、コントロールできるようになります。

また、家族として認知している相手に対しての忠実心を強く持ちます。そのため、敵とみなした人に対しては激しく攻撃的な面を見せます。番犬としてピッタリの犬種ということができるでしょう。

イタリアで人気な犬種第1位:イングリッシュ・セッター

イングリッシュセッター

Zelma Brezinska/shutterstock.com

イングリッシュ・セッターは、その名の通りイギリスのイングランド原産のセッター犬です。もともとは狩猟犬として働いていました。歴史はとても古く、14世紀のイギリスではすでに人間と共に生活していたと言われていて、セッター犬の中でも特に歴史の長い犬種です。

ちなみに、元となった犬種としてさまざまな説がありますが、スパニエル系の犬種が元になったというのが最も有力とされている説です。

運動が大好きで活発な性格は、狩猟犬時代に獲物を見張っていたその名残と言われています。人間との生活を昔から長くしていることから、飼い主に対して従順で穏やかなのがペットとしても魅力的なポイントです。

1日に必要とする運動量が多いため、飼い主の都合で散歩に連れていけなかったり遊んであげられなかったりすることが続くと、ストレスを抱えて攻撃的になってしまうこともあります。したがって、飼う前には毎日必要な量の運動をさせてあげられるかどうか考慮する必要があります。

必要な運動をさせ、しつけをきちんと行えば、人間の子どもとの相性も良く、仲良く暮らすことができる犬種です。基本的にはのんびりと落ち着いた環境で暮らすのが好きで、他の種類の動物ともうまく暮らせると言われています。

イタリアで人気な犬種の傾向

イタリアで人気な4つの犬種について取り上げましたが、小型犬よりも大型犬の方が人気が高いことが分かりました。もちろん、小型犬を全く街で見かけないわけではありませんが、日本と比べると大型犬のほうに人気が集まっているようです。

運動量が多い犬種が多いということを見ても、イタリアの方は犬と一緒にアクティブな活動をするのが好きだという傾向も読み取れます。

国によってペットとして人気の高い犬種が違うというのは、その国の人たちについて理解する一つのきっかけになり面白いですね。

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