犬のマナーベルトって何?マナーベルトの用途や選び方、使用の注意点を紹介!

犬のマナーベルトって何?マナーベルトの用途や選び方、使用の注意点を紹介!

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「マナーベルト」とは、オス犬が腰のあたりに着用するベルト状のアイテムのことを言います。簡単に言えば犬の「おむつ」のようなものといったところでしょうか。どんな時にマナーベルトは必要になるでしょうか。用途や選び方のポイント、使用の注意点や種類について取り上げます。

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マナーベルトの注意点

可愛い服を着て寝る犬

metha1819/shutterstock.com

とても便利なマナーベルトですが、使用の際には注意していただきたい点も多々あります。快適に使うことができるように注意してあげたい点にはどんなことがあるでしょうか?

〇装着する練習をする はじめてマナーベルトを着用させると、慣れないために緊張して動けなくなったり排せつできなくなったりすることがあるようです。大きなストレスになるんですね。嫌がって脱いだり噛みちぎってしまったりする可能性もあります。

ですから、マナーベルトをつけて外出する前には自宅でマナーベルトを着用して、マナーベルト自体に慣れさせるようにしましょう。始めは短時間だけ着用し、徐々に慣れさせます。

〇清潔にする マナーベルトはマーキング防止にも使用しますが、マーキングのおしっこは少量です。しかし少量とはいえおしっこが皮膚についたままですと、そこから炎症を起こすことがあります。炎症を起こして皮膚病になると愛犬にとってつらいですね。ですからマナーベルトは清潔を心がけましょう。

こまめに交換し、交換する時にはきれいに拭いて、皮膚におしっこがついたままにならないようにしてあげてください。ペット用のウェットティッシュを使用すれば楽ですね。

また夏は暑いので蒸れやすく、炎症が起こりやすいです。ですからこまめに交換し、通気性も良くしてあげましょう。

〇内またにも注意 マナーベルトの巻く位置がよくないと、内またのひだの部分がマナーベルトでこすれてしまいます。そのままこすれていると擦れて切れてしまうこともあります。

こうならないためにも、マナーベルトを着用したら内またがこすれていないかチェックするようにしましょう。

〇短くカットする マナーベルトを使用していると、人間のように「おむつかぶれ」をおこすことがあります。そのためにこまめに交換し清潔を心がけるのですが、特に長毛種の犬種の場合は、おなかからお尻にかけて被毛を短くカットすることもおすすめです。汚れにくくなりますし、マナーベルトも着用しやすくなります。

マナーベルトの種類

おすすめ

northallertonman/shutterstock.com

マナーベルトには2種類あります。

  • 使い捨てタイプ
  • 洗えるタイプ

使い捨てタイプは紙製ですので一度使ったらそのまま捨てることができるのですが、少し割高です。

洗えるタイプは布製になっており、内側の部分に吸水パッドを挟んで使うようになっています。パッドは捨てて、マナーベルト自体は洗って何度でも使えるので経済的です。

おすすめのマナーベルト

ではここからはお勧めのマナーベルトを紹介したいと思います。使い捨てタイプと洗えるタイプどちらもみてみましょう。

■アップルアップルマナーベルト こちらは中のパッドを替えて使う布製の洗えるタイプのマナーベルトです。

・特徴 アップルアップルマナーベルトは、タオル生地で幅広のマジックテープがついたマナーベルトです。タオル生地ですので肌触りが良いですし、内側にはしっかりと固定することができるゴムもついています。

・使い方 パッドの片側を固定ゴムに通し、反対側のゴムにもパッドを通します。これだけで、ゴムにしっかりとパッドが固定され快適に使うことができます。

・サイズ XS、S、M、L、XL

・素材 綿80%、ポリエステル20%

・色 イエロー、ライトブルー、ネイビー、カーキー、ブルー、グリーン、レッド、グレー、ブラウン、ベージュ

・原産国 中国

■コットンパイルマナーバンド こちらも中のパッドを交換して洗って繰り返し使えるタイプのマナーバンドです。

・特徴 やわらかくて伸びる生地を使用したマナーバンドです。マジックテープで固定して使うだけですので着脱が簡単です。汚れたら洗濯が可能なのですのでいつでも清潔に使えて経済的です。

・使い方 内側には防水になった部分があり、そこにはパッドを止めるためのゴムが2本ついています。そのゴムにパッドを挟めることでパッドのずれも防止し使用できます。

・サイズ SS、S、M、L、LL、3L

・素材 綿76%、ポリエステル24%

・色 グレー、ブラウン

・原産国 日本

■スーパーワンデオ マナーベルト こちらもパッドを交換して洗って使えるタイプのマナーベルトです。

・特徴 こちらは株式会社クークチュールが企画、デザイン、製造を行っているマナーベルトですが、クークチュールはペットウェアや介護グッズを開発販売しています。

そこで消臭機能に特化した商品を作ろうと開発に取り組んで完成したのが、こちらの「スーパーワンデオマナーベルト」です。2ナノサイズの酸化チタンで光触媒加工を施しており、抗菌・消臭・防汚効果を発揮します。

洗濯30回まで抗菌消臭効果が持続しますので、洗って使える経済的な商品です。別売りの超吸収マナーパッドと併用して使うことでおしっこ漏れを防げます。大きなマジックテープを使用しているのでしっかり留まります。

・サイズ SS、S、M、L、LL

・素材 表地綿69%、ポリエステル31%、裏地ポリエステル100%

・色 レッド、ネイビー

・原産国 日本

■男の子のためのマナーおむつ こちらは紙製の使い捨てタイプマナーベルトです。

・特徴 ポイントは4つです。

ポケット状の立体ギャザーでおしっこが前に飛ぶのを防止します。またおしっこの吸収面積が広がったことで吸収量もアップしました。そしておしっこの吸収スピードもアップしています。

またなんとっても装着が簡単です。ピタッと簡単に装着できるワンタッチテープの採用で、何度でも付け直しができますし、引っ張る力を中央部に集中させることで体型にぴったりフィットさせることが可能になっています。

・サイズ 超小型犬用、小型犬用、小~中型犬用、中型犬用、中~大型犬用

・素材 ポリエチレン、綿状パルプ、吸収紙、高分子水材など

・原産国 日本

まとめ

走り回る犬

BIGANDT.COM/shutterstock.com

今回は犬のマナーベルトについて紹介してきました。

どんなにトイレトレーニングを行っていても、オス犬のマーキングを抑えることはできません。生理現象ですので防ぎようがないんですね。特に縄張り意識の強い犬ですとマーキングも激しくなるかもしれません。

マーキング行為は他の人からすると迷惑行為の一つです。そんなときにマナーベルトを活用することで、不要なトラブルを防ぐことができます。他の犬が集まるドッグランや公園などでの交尾を予防することも可能ですし、使い方によっては高齢になったシニア犬の介護にも活用できます。

正しく使うことでとっても便利なマナーベルトは、いろいろなメーカーからも販売されています。洗って繰り返し使えるタイプや紙製の使い捨てタイプなどあります。

是非愛犬にあったマナーベルトを選んで、快適に過ごすことができるように支えてあげましょう。

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