子犬のトリミングはいつからしても良い?子犬のトリミングとワクチン接種の関係とは

子犬のトリミングはいつからしても良い?子犬のトリミングとワクチン接種の関係とは

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生まれてから1度もトリミングをしたことが無い子犬たちも、産まれてから数か月経つとトリミングが必要になってきます。しかし子犬は精神的にも不安定ですから、いつ頃からしても良いのか飼い主としては気になるところです。ここでは子犬のトリミングはいつからしても良いのか、その理由もご紹介します!

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子犬のトリミングとワクチン接種の関係

ワクチン接種をする子犬

Africa Studio/shutterstock.com

子犬のトリミングデビュー時期には、ワクチン接種が大きく関係してきます。どうしてワクチン接種が関係するのでしょうか?また、犬にワクチン接種が必要なのはどうしてでしょうか?

子犬のトリミングとワクチン接種の関係について考えてみましょう。

子犬にはワクチン接種が必要

そもそも、子犬にワクチン接種が必要なのはどうしてでしょうか?

1つの理由としては、国の法律でワクチン接種が義務付けられているからです。国の法律で義務付けられているワクチン接種は「狂犬病のワクチン」です。

狂犬病は犬だけでなく人間にも感染してしまう恐ろしい病気です。感染してしまうなら潜伏期間の後、発症します。狂犬病が発症してしまうなら死に至ります。非常に恐ろしい病気です。ですから、犬には狂犬病のワクチン接種が必要になります。

狂犬病のワクチン接種は、混合ワクチン接種1か月後に勧められています。生後3~4か月ごろに狂犬病ワクチンを接種することが多いようです。その後は1年に1度狂犬病ワクチンを接種することになります。

子犬にワクチン接種が必要な理由のもう1つの点は、さまざまな病気に抵抗するためです。

子犬は生後時間が経つと、親からもらった免疫が失われていきます。その時期からは自分たちで免疫を作る必要があるのです。この時に混合ワクチンを接種することで病気予防が可能になるのです。

混合ワクチンには5種混合ワクチンと8種混合ワクチンがあります。8種混合ワクチンの方が多くの病気を予防できるので、より安全だと言えるでしょう。

混合ワクチンは生後2~3ヵ月の間に3回ほど摂取します。子犬のころの混合ワクチン接種が済んだなら、その後は1年に1度のワクチン接種で構いません。

トリミングサロンはワクチン接種後に行こう

トリミングサロンにはワクチン接種後に行くようにしましょう。

多くのトリミングサロンでは、ワクチン接種を済ませていない犬を受け入れていません。病気に感染した犬によって感染が広まることを防ぐためです。多くの犬や人間が集まる場所だからこそ、ワクチン接種を済ませておくことは必須なのです。

トリミングサロンに行くときには、ワクチン接種証明書も持っていきましょう。

ワクチン接種してから1週間以上経過させよう

ワクチン接種してから1週間は安静にしておくべきです。トリミングに連れて行ったりシャンプーしたりすることのないようにしましょう。

ワクチン接種後は子犬の体内では抵抗力と病原体が戦っている状態です。体力を消費していますし、体力が無くなることで病原体が優勢になり、体調を崩すこともあり得ます。

トリミングサロンに連れていけるまでには時間がかかる

子犬のトリミングとワクチン接種の関係を知ることが出来ましたね。子犬には病気から身を守ったり、感染を防いだりするためにワクチン接種が必須です。

それらのワクチン接種は生後3~4か月の間に行われることが多いでしょう。仮に行われていない場合、ワクチン未接種の犬は公共の場所であるトリミングサロンには受け入れてもらえません。

ワクチン接種後は身体が弱っている時期です。すぐにはトリミングしてあげられないので、その期間も意識しておくと良いでしょう。

子犬をトリミングサロンに連れていくためには時間がかかるものです。しかしその時間を大切にしてあげることで、愛犬や他の犬、また人間の健康を守ってあげることが出来るのです。

許容期間外であってもシャンプーしてあげたい場合

チワワの子犬

Africa Studio/shutterstock.com

これまでに説明した期間外であってもシャンプーしてあげたいと思うかもしれません。そんな時はどうすることが出来るでしょうか?

1.汚れが気になるならぬるま湯を使用する 汚れが気になる場合は、ぬるま湯で洗い流しましょう。特におしりまわりの汚れが気になるのであれば、部分的に洗い流すだけで十分でしょう。

2.全身洗いは手早く!! どうしても全身が汚れてしまって、全身洗いがしたい場合もあります。そんな時には時間を意識してあげてください。長時間のシャンプーは負担を掛けます。手早く洗ってあげましょう。

もちろん優しくすることは大切です。加えて洗剤をしっかりと落としてあげることも大切なので、時間を意識しすぎるあまり、洗い残しがないようにもしましょう。

洗った後の乾燥も大切です。ドライヤーを使ってまんべんなく乾かしてください。濡れたままにするなら風邪をひいてしまいます。

許容期間外であってもトリミングしたい場合

シャンプーよりも難易度が高いのはトリミングです。どうしても被毛が伸びてしまって、許容期間外でもトリミングしたいと思うかもしれませんね。どのように対応できますか?

ワクチンの関係でトリミングサロンに連れていけないかもしれません。だからと言って自宅でのカットは難易度が高めです。少しカットするぐらいであればいいかもしれませんが、全身カットなどは諦めましょう。

こんな場合は動物病院に相談するのがベストです。病院によっては子犬でもトリミングを行ってくれるかもしれません。オシャレにするためのカットというよりは、整えるためのカットをしてくれます。

まとめ

子犬のトリミングは生後3ヵ月以降で、ワクチン接種後1週間は期間を空けるのがおすすめです。愛犬にとって負担とならない期間を見定めてあげましょう。

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