犬が身体をこすりつけるのはどうして?その理由や心理と詳しく解説していきます!

犬が身体をこすりつけるのはどうして?その理由や心理と詳しく解説していきます!

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愛犬が、地面や床、カーペット、ソファーなど何かに身体をこすりつけている姿を見たことはありませんか?時には飼い主さんにも身体をスリスリしてくることがあります。その仕草はとてもかわいく、癒されますよね。では、犬はなぜ身体をこすりつけるのでしょうか?その行動の理由や心理を詳しく解説したいと思います。

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犬が身体をこすりつける理由とは?

地面に寝転ぶ犬

PILAIPHUN/shutterstock.com

多くの方が、犬が何かに身体をこすりつけている姿を見たことがあるのではないでしょうか?

地面や床、カーペット、ソファーなどにスリスリ身体をこするだけでなく、飼い主さんにまでスリスリしてきませんか?

その仕草はとてもかわいく、癒されます。では、犬はなぜ身体をスリスリとこすりつけるのでしょうか?この仕草をするには、いくつかの理由があります。

一つづつみていきましょう。

理由1:野生時代の名残が残っているから

野生時代の犬は、獲物に近づくときその存在がバレないように地面のにおいをつけて、自分のにおいを消しました。

またそれとは逆に、においをまとってその場の環境に馴染み、獲物を探しているほかの動物に気づかれないようにすることもあったようです。

このように目立つことがマイナスとなる自然界の習性が今でも名残として残っているため、散歩の途中などで地面に体をスリスリこすりつけるようです。とくに初めて出かける場所や公園など慣れていない場所で、この本能が働くのをよく見れます。

理由2:好きなにおいをつけたいから

犬は自分の好きなにおいを身体につけたいという理由から、飼い主さんや地面などに体をこすりつけます。大好きな飼い主さんのにおいに包まれて過ごしたいという理由でスリスリしてくる愛犬が、愛しくてたまらないことでしょう。

また、地面にスリスリする場合は、犬にとって心地よい香りであるミミズや動物のフンなどのにおいを身体につけたいようです。

理由3:自分のにおいを取り戻すため

シャンプーをした後、愛犬がカーペットやソファーなどに自分の身体をこすりつけている姿を見たことがありませんか?

飼い主さんとしては、”せっかく洗ったのに・・また汚れてしまう・・”と残念な気持ちになりますが、犬の立場からすると自分のにおいがシャンプーで消えてしまったので、においを取り戻すために一生懸命身体をこすりつけているのです。犬にとって自分のにおいがシャンプーで消されてしまったことは、とても不安になるようです。

シャンプーのにおい以外にも、ブラッシングスプレーのにおい、香水のにおいなど特に自然界に存在しない強いにおいが身体につくことを苦手とします。

理由4:満足している

犬は満足しているときにも、身体をスリスリこすりつける仕草をします。特に食事やお散歩の後などに、身体をスリスリしている場合は、とても満足している証拠です。

犬が飼い主さんに身体をこすりつける心理とは?

飼い主と仲良く寝転ぶ犬

Cheryl Casey/shutterstock.com

犬は地面や床などに身体をこすりつけるだけでなく、飼い主さんにもスリスリと身体をこすりつけくることがあります。

では、飼い主さんに身体をこすりつけるときは、どのような心理状態なのでしょうか?

・心理1:甘えたいとき 犬が飼い主さんに身体をこすりつける仕草は、愛情表現のひとつです。大好きな飼い主さんに甘えたくて、身体をスリスリとこすりつけてきたり、押し当ててきます。

自分がほったらかしで飼い主さんが誰かと話していると、その間に割り込んできて身体をスリスリしてくる場合は、”構ってほしい~”という気持ちがとても強く、思いっきり甘えている証拠です。飼い主さんにとっては、愛犬が愛しくてたまらない瞬間なのではないでしょうか?

是非、愛犬を思いっきり撫でたり、抱っこしたりなどその気持ちに応えてあげるようにしましょう。

ちなみに、知らない人や初対面の人にも、自分の身体をこすりつけることがありますが、これは犬流のあいさつであって、甘えている仕草ではありません。

・心理2:自分の方が上とみている 犬が飼い主さんに身体をスリスリしてくることは愛情表現のひとつでもありますが、寝ている飼い主さんの頭や顔に身体をこすりつけてくる場合は異なる心理状態となり、注意が必要です。

なぜなら、犬は自分の所有物だと思うものや、自分より立場が下の犬の顔や頭に自分の身体をこすりつけ、においをつける習性を持っているからです。ですから、寝ている飼い主さんの顔や頭に身体をこすりつけてくるようなら、”ぼく(わたし)の方が上だよ!”と愛犬が主導権を握っている証拠と言えます。

このような仕草を見せるなら、愛犬への接し方やしつけなどを見直すことはとても大切です。

犬が床に顔をこすりつける理由とは?

愛犬は床に顔をこすりつけている仕草を見たことがある飼い主さんもお多いことでしょう。特にごはんや散歩の後に、愛犬が顔をこすりつける場合は、とても満足していることの証拠です。つまり、犬にとって一番の至福の瞬間のようです。

あなたの愛犬が、床に顔をこすりつけているなら、満足感に浸っているのでそっと見守ってあげましょう。

特定の身体の部位をこすりつけるなら病気の疑いがあるかも!

愛犬が特定の身体の部位をこすりつけてくる場合は、病気の可能性があります。なぜなら、病気の症状によっては痛みや痒みが生じるため、その部分をこすりつけてくることがあるからです。

たとえば目をこすっているようなら、アレルギー、結膜炎、第三眼瞼腺逸脱(チェリーアイ)、目に異物が入っている、腫瘍など、鼻の場合は、鼻炎や副鼻腔炎、蓄膿症、腫瘍など、口の場合は歯周病などが考えられます。顔全体をこすりつけるなら、角膜炎や感染症などの病気の可能性があります。さらに、背中をこすりつけている場合はノミ・ダニの寄生、皮膚炎、アレルギー、お尻の場合は条虫症、肛門嚢炎、腫瘍などの疑いがあります。

これらの特定の部位を頻繁にこすりつけてくる場合は、早めに動物病院を受診するようにしましょう。

犬がウンチを身体にこすりつけている場合はどうすればいい?

犬の中には、自分のウンチに身体をこすりつける子もいるようです。あなたの愛犬はどうでしょうか?

シャンプー後や散歩の途中などで、愛犬が自分のウンチや他の犬のウンチに身体をこすりつけている姿は、どうしてもやめさせたい行動のひとつです。

なぜ犬は自分のウンチに身体をこすりつけるのでしょうか?それは上記でもみたように、自分のにおいを隠すカモフラージュのために行う行動と言われています。野生時代の名残が今でも残っており、土や草、死骸、糞のにおいなどを身にまとって、周りに溶け込もうとしていることが考えられます。

多くの犬が本能で行っているので、無理矢理辞めさせるのは難しいのでは?と思われている飼い主さんもいるかもしれません。

しかし、回数を軽減させるなど改善することは可能です。たとえば次の2つの点を改善のためにしてみることができでしょう。

1.散歩中、糞に近づけないようにコントロールしてみる 愛犬をコントロールすると聞くと難しく感じる方もいるかもしれませんが、散歩中に他の犬の糞などが目に見える場所にある場合は、愛犬が近づけないようにルートを変更したり、避けることができるでしょう。

また、飼い主さんには糞が見えなくても、愛犬がにおいにつれられて近づこうとするなら、リードを使って制御しましょう。リードを上手に使いこなすことができれば、散歩中愛犬をコントロールすることも容易に行えるようになるでしょう。

2.シャンプーの頻度とにおいを見直してみる シャンプーのにおいが強いと、愛犬はそのにおいを消すために身体をこすりつけようとします。糞にまみれている愛犬の姿を見ると、またシャンプーをしなければならず、最悪「汚れる→洗う→汚れる」の繰り返しになります。

愛犬がシャンプーの後、身体をこすりつけるようなら、使用しているシャンプーを見直してみることができるかもしれません。また、シャンプーの頻度も考慮し直してみることができるでしょう。

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