
雨の日に犬を室内で遊ばせるには?おすすめの遊びや室内で遊ぶ時の注意点を紹介
犬にとって散歩の時間はとても大切です。でも雨の日が続いた時など、外に犬を連れだせない場合はどうしたら良いでしょうか。この記事では、犬を退屈させない、室内でのおすすめの遊びをいくつかご紹介していきたいと思います。また室内で犬を遊ばせるときに注意したい点についても紹介します。

雨が続いて犬を散歩に連れていけない!そんな時は

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犬にとって散歩の時間はとても大切です。散歩が習慣になっている犬であれば、毎日散歩の時間を楽しみにしていることでしょう。
しかし梅雨の時期など、雨の日が続いて天気が良くない時は、犬を外に散歩に連れて行くのが難しくなってしまいますよね。真夏の猛暑の時期なんかもそうかもしれません。
外に行きたいのに連れてってもらえない!そんな毎日が続くと、犬にとってもストレスが溜まるでしょうし、飼い主さんとしてもどうやって退屈させないように工夫してあげられるだろう…と悩んでしまうところかもしれません。
雨の日が続いた時など、外に犬を連れだせない場合はどうしたら良いでしょうか。そんな時は、室内での遊びを工夫し、充実させてあげましょう。そうすれば雨の日でも、散歩に行けなくても、犬が退屈して過ごさずに済みます。
では、室内で遊ばせる際に、飼い主としてどんなふうに遊びを工夫してあげられるでしょうか。ここでは、犬を退屈させない、室内でのおすすめの遊びをいくつかご紹介していきたいと思います。
犬を遊ばせることはどうしてそんなに大切なの?

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室内でのおすすめの遊び方をご紹介する前に、そもそも犬にとって遊ぶことは、なぜそれほど大切なのでしょうか。
最近では、小型犬の犬種などは特に、それほど散歩は必要ないとも言われていますが、しかし散歩も含め、犬を遊ばせることは、犬が健康で長生きする上で欠かせないことです。
犬にとって“遊び”が非常に大切な3つの理由について、簡単に取り上げたいと思います。
その①:運動不足にならないため
犬が歩いたり走ったりすることで体を動かすことは、運動不足を解消するのにとても大切です。体を動かすことで、足腰の筋力も強くなりますし、肥満防止にもつながります。
運動不足になって、足腰の筋力が低下したり、肥満になったりするとどんな問題が生じてくるでしょうか。
筋力が低下すれば、それだけ動くことが億劫になってきます。動きたがらない犬をそのままにしておくと、筋肉量はさらに減っていきますから、今度は立ち上がることも面倒になってやがて寝たきりの状態になってしまうかもしれません。
寝たきりの状態が続くと、あるいは太り過ぎてしまうと、それだけ内臓にも負担がかかってきます。また、肥満により関節炎やじん帯損傷、心臓病や糖尿病、腎臓病、ヘルニアといった病気の原因にもつながりかねません。
犬の健康維持のためには、体を毎日適度に動かすことはとても大切なのです。
その②:ストレス発散のため
犬が遊ぶことで体を動かすことは、ストレスを発散させるうえでも非常に重要です。犬の運動欲求は、人間が考える以上に強く、大切なものだと言われています。
実際、「定期的に散歩をしているかどうか」が犬のストレスを減らし、心身のリラックス効果に影響を与えるという研究結果も報告されています。
犬は遊ぶことで、視覚や聴覚、嗅覚、触覚といった、さまざまな感覚を働かせています。特に外の世界は、犬の脳にたくさんの刺激を与えるもので満ちています。
犬はもともと、獲物を追いかけるなどして、動き回ることが本能として当たり前になっている動物です。匂いをかぎ分けたり、何かを追いかけたり、新しいものを発見したり、そうした刺激が、リフレッシュやストレス発散につながるのです。
その③:飼い主とのコミュニケーションのため
犬にとって、飼い主と過ごす時間はどうしても必要なものです。犬はもともと、一人きりではなく仲間と群れて遊んだり、過ごしたりするのが大好きな動物です。
ずっと一人で過ごしている時間が長いと、犬にとってはただストレスが溜まってしまうだけになってしまいます。信頼している、大好きな飼い主や家族にいっぱい遊んでもらい、かまってもらうことに、犬は喜びを感じますし、生活の向上にもつながるのです。
雨の日におすすめしたい室内での遊び

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では、雨の日など、外に散歩に連れていけない時は、室内での遊びを充実させてあげましょう。そうすれば犬も退屈せずに過ごすことができ、ストレスが溜まらないで済みます。
これから、雨の日におすすめしたい室内での遊びをいくつかご紹介していきます。
犬の心身の健康やリラックスには、「体を動かすこと」と「脳を刺激してあげること」の二つが大切になります。この、体と脳を刺激し動かすのに役立つ遊びを取り上げていきましょう。
体を動かす遊び
体を動かす、つまり犬を走らせることで、室内でも運動不足にならないように遊んであげることができます。例えば簡単な方法としては、ボール遊びや追いかけっこなどができるでしょう。
また、室内でもやや広めの空間がある場合に限られてはしまいますが、「レトリーブ」もおすすめです。
「レトリーブ」とは、犬のトレーニングにもよく使われることがありますが、ボールやフリスビーのようなものを遠くに投げて、取ってこさせる遊びです。
犬が上手に取ってこられたら、ご褒美におやつを与えたり褒めたりすることで、飼い主との絆もどんどん強まりますし、犬にとっても楽しい遊びになるに違いありません。
また、ロープなどを使用して「引っ張りっこ遊び」をするのもおすすめです。犬が興味を持ちそうなおもちゃやロープを目の前で動かし、犬が口にくわえたら軽く引っ張って遊びます。
他にも、椅子や段ボールなど、手軽に利用できる小物を利用して、部屋に等間隔に置き、通り抜けながらゴールさせる遊びもおすすめです。段ボールや小さめのマットを筒状にして、トンネルを作ってくぐらせるのも良いですよね。
脳を刺激する遊び
犬が体を動かせるような遊びはとても良いのですが、レトリーブやボール遊びを室内で行うのには限りがありますよね。
やはり、空間が広い外でめいっぱい体を動かしながら遊べたほうが、犬にとっても良いはずですし、ずっと室内で動いてばかりの遊びの相手をするのは、飼い主にとっても大変かもしれません。
それで、室内の遊びでもとくにおすすめしたいのは、これから紹介する「脳を刺激する遊び」、いわゆる知育遊びと言われるものです。
1.宝探しゲーム 愛犬のお気に入りのおもちゃやおやつを準備して、それをどこかに隠し、犬に探させる遊びです。犬の優れた嗅覚力を利用した遊びで、手軽に行えて、なおかつ犬の脳を刺激するのにうってつけな遊びとなっています。
まず、犬に「待て」や「おすわり」の合図を出し、犬の見ている前でおやつやおもちゃを隠します。同じ形の箱をいくつか用意して、そのうちのどれかにおやつなどを一つ入れておくという方法も良いですね。
準備ができたなら、犬に「サーチ(探せ)」とか「ゴー(行け)」といったコマンドを出します。
犬が見事お宝を探し当てることができたなら、いっぱい(大げさなくらい)褒めてあげましょう。
犬にとっては、大好きな食べ物を食べられるし、楽しい遊びができて退屈しないし、飼い主からはいっぱい褒めてもらえるし、こんなに楽しい遊びはないかもしれません。
また、飼い主にとっても、遊びながら「待て」や「探せ」などのしつけトレーニングができるチャンスにもなるので、一石二鳥ならず、一石三鳥の遊びと言えるでしょう。
2.かくれんぼゲーム 犬に特定の場所で「待て」と指示をし、その間に飼い主がどこか別の部屋に隠れて、犬に見つけてもらうゲームも、楽しく行える室内遊びとしておすすめです。
カーテンの裏とか、ドアの後ろ、クローゼットなどの中に隠れて、隠れ終わったら愛犬の名前を呼びます。なかなか見つけられないでいるようなら、続けて名前を呼びながら、探し当てられるように助けてあげましょう。
愛犬が無事に飼い主を見つけることができたなら、「よくできたね~」「見つけてくれてありがとう~」などと声をかけて、大げさなくらい褒めてあげてください。ご褒美として、愛犬の大好きなおやつをあげるのも良いかもしれません。
隠れたものを探し当てる、犬の知的好奇心をくすぐる遊びとしてうってつけですし、大好きな飼い主とのスキンシップやコミュニケーションを取るのにも良い遊びと言えるでしょう。