人気のある短足犬5選を紹介!短足犬を飼うときの注意点とは?

人気のある短足犬5選を紹介!短足犬を飼うときの注意点とは?

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短足犬は見た目のかいわいらしさから家庭犬としても人気が高い犬種です。そこで今回は、人気のある短足犬5選についてまとめてみました。また短足犬を飼うときの注意点についても解説したいと思います。

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短足犬その4:ペキニーズ

かわいらしい顔をしたペキニーズ

lenetstan/shutterstock.com

中国原産のペキニーズは短足に鼻ペチャがプラスされた愛嬌抜群のかわいらしい愛玩犬です。チベタンスパニエルが祖先だと言われていますが、ライオンにも似た容姿から神聖な犬として重宝されてきました。中国では宮廷のみで飼育される門外不出の犬とされてきましたが、1960年になると5匹のペキニーズがイギリスに渡り、ついに世界に知られるようになりました。

鼻ペチャで短足のかわいいペキニーズは日本でも一定の人気を誇る犬種です。愛玩犬として飼われてきた犬種ですが、性格は猫のようだとも言われるように独立心が強いのが特徴です。犬らしく甘えてきたと思えば急にひとり遊びをすることもあるため、ペキニーズの性格を「ツンデレ」と言う人もいるほどです。飼い主とペキニーズ、お互いがマイペースだとピッタリかもしれませんね。

小型犬ですが自分よりも大きな相手に向かっていくほどの勇敢さがあるのも特徴です。自分からケンカを仕掛けるような性格ではありませんが、売られたケンカは買ってしまうことが多いようです。しかも一度ケンカが始まると後には引かない負けず嫌いな性格です。そのため、子犬の頃から根気強くしつける必要のある犬種だと言われています。

短足犬その5:クランバースパニエル

カメラを見つめるクランバー・スパニエル

Eric Isselee/shutterstock.com

イギリス原産のクランバースパニエルはスパニエル界の貴族とも呼ばれる大型のスパニエル犬種です。重量感と風格があり、イギリス王室でも愛されてきた狩猟犬です。足が速いわけではありませんが、獲物を発見したり回収したりするのを得意としています。柔らかいシルクのような被毛は狩猟中にケガをしないように体をしっかりと守ります。

狩猟犬でしたが、その性格は攻撃的ではなく、物静かで温厚だと言われています。見た目も穏やかそうですね。訓練しやすい賢い性格、愛情深い性格でもあるので家庭犬としても飼育されています。

しかし、シャイな性格で見知らぬ人や犬に近づくこともないため、番犬には適していないかもしれません。

ショードッグとしても活躍していますが、重量感のある個体が好まれる傾向にあります。しかしもともとは狩猟犬として働いてきた犬種なので、当初の体形に戻す動きもあるようです。クランバースパニエルは太りやすい犬種なので食事に気を付ける必要があります。また抜け毛やよだれが多く、いびきをかくことでも知られています。

短足犬を飼うときの注意点

暑い中散歩するコーギー

Annette Shaff/shutterstock.com

他にもたくさんの短足犬がいますが、全体的に共通した注意点があるのでここで挙げたいと思います。かわいらしい姿をしていますが、短足ゆえの悩みもあるんですよ。

肥満にならないように食事管理を徹底すること

短足犬が肥満になると体重を支える足腰に大きな負担がかかります。椎間板ヘルニアになりやすいので体重管理は徹底的に行う必要があります。食べる量はもちろん、栄養成分にも気を配るようにしましょう。年齢に合わせてそれぞれのステージで適したドッグフードを与えると肥満対策になります。

適度な運動も大切ですが、短足犬の中には食べることが大好きな子がたくさんいるので、食事量の調整が非常に大切なポイントです。嗅覚が優れている犬種も多く、拾い食いや盗み食いをする子もいるので、しつけをしっかりとして、与えられたものだけを食べるようにしましょう。

激しい運動はしないようにする

体重管理のために適度な運動は欠かせません。狩猟犬だった短足犬が多いため運動量も多く、犬種に合わせて散歩の時間を調節する必要があります。ただし激しい運動はさせないように気を付けましょう。短足犬は腰への負担に気を付ける必要があります。激しい運動は腰に負担をかけることになるので椎間板ヘルニアのリスクを上げてしまいます。

家の中でも危険が潜んでいます。例えば、階段の上り下りやソファーのような高いところから飛び降りるなど、気を付けないと腰に負担を与えてしまうことになります。腰や関節に負担がかからないような生活環境を整えるように工夫しましょう。階段を上り下りする際は抱っこするという飼い主もいるようです。

若いうちは軽快に動き回ることがありますが、歳を取ってくると体力が落ちてきますから特に注意が必要です。今までのように軽快に高いところから飛び降りたら着地に失敗したということもあります。足腰に負担がかかってケガをする恐れがあるので、高いところからジャンプすることは基本的にやめさせたほうがいいでしょう。

フローリングなど滑りやすい床にも気を付ける必要があります。興奮して走り回ったときに滑ってしまうと腰に負担がかかります。できれば床は滑り止めが付いているのが望ましいでしょう。

短足犬はお腹が汚れやすい

足が短いためお腹の部分が汚れやすいのも短足犬の悩みです。散歩に連れて行ったあとはお腹の汚れを必ずチェックしましょう。汚れていたら硬く絞ったタオルで優しく拭いてあげるときれいになります。汚れがひどい場合はお風呂に入れてあげましょう。季節によっては洋服を着せて散歩に連れて行くこともできます。

熱中症に気を付けよう

日本の夏はとても暑くなるので熱中症に気を付けましょう。短足犬は特に地面から近くなるので反射熱をしっかりと浴びることになります。散歩の時間帯はなるべく朝早くか夕方以降にして、散歩そのものが負担にならないようにしましょう。アスファルトはかなり高温になるので火傷をしないように注意してください。

正しい抱っこの仕方を身に着けよう

抱っこの仕方を間違うと短足犬の腰に負担をかけてしまいます。抱っこが原因で椎間板ヘルニアになってしまう可能性もあります。階段の上り下りや動物病院に連れて行くときなど、抱っこをしないといけないシチュエーションがあるので、正しい抱っこの仕方を身に着けるようにしましょう。

人間の赤ちゃんを抱っこする時にように前足に手を入れてそのまま持ち上げるのは絶対にNGです。小型犬の場合にやりがちですが、腰を痛めてしまう原因になるので注意しましょう。

小型犬や中型犬の場合は、前足のわきの下に片方の手を入れてもう片方の手でお尻をしっかりと支えて抱き上げます。中腰になって抱っこすると飼い主の腰を痛めることになるので気を付けてくださいね。犬のサイズによっていろいろな抱っこの仕方があるので、愛犬の腰を痛めないような正しい抱っこの仕方を身に着けましょう。

まとめ

短足犬についてまとめることができましたが、いかがでしたか?今回は短足犬5選ということで5種類の人気短足犬を紹介しましたが、他にも短足犬はたくさんいます。どの犬種も独特でとてもかわいいですよ。人気のあるものから稀少なものまで様々な犬種があるので調べてみると面白いでしょう。

短足犬は見た目のかいわいらしさから家庭犬としても人気が高いですが、短足ゆえの悩みがあることもわかりました。短足犬共通の悩みや、それぞれの犬種の悩みもあるので、飼い主として注意して飼育するようにしたいですね。

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