犬が大好きな飼い主の靴や靴下を噛むのはなぜ?理由や対処法、しつけ方をすべて解説!

犬が大好きな飼い主の靴や靴下を噛むのはなぜ?理由や対処法、しつけ方をすべて解説!

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外へ出かけようとしたら靴が見つからない、靴下の片方がいつも行方不明になって困っている、そんなことってありませんか?そんな時、犯人はいつも飼い犬だったりすることがあります。なぜ犬が飼い主の靴や靴下を噛むのかその理由や、靴や靴下をかじられたくない場合の対処法についてこれからお伝えしていきます。

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犬が靴や靴下を噛むときにできる対策

靴を噛む子犬

Anneka/shutterstock.com

犬が靴下・靴を噛んだ時の対処法やしつけ方法をいくつかお伝えしましたが、それでも犬が噛むことをやめることはなく困っているといった場合もあるかもしれません。そんな時の最終手段の対策を4つご紹介します。

もう履かない靴や靴下を犬にプレゼントする

どうしても噛むことをやめられない、それほどまでに靴や靴下が好きであるなら、いっそのこともう使わなくなった靴や靴下をプレゼントしてみてはいかがでしょうか。そうすることで噛む行為が満たされますので、たとえいらなくなった靴や靴下だったとしても、犬にとっては飼い主さんのものなわけですから、思う存分楽しんでくれると思います。

ただ、靴をあげる時には靴紐が付いているものは必ず紐を取ってあげるようにしましょう。犬が靴を噛みながらじゃれている最中に、首や胴体が靴紐に絡まってしまい、重大な事故につながらないようにするためです。

また、靴下が小さすぎることもおすすめしません。もしも小さすぎるものを噛んでいる最中に、何らかの拍子にグッと飲み込んでしまう場合があるということも念頭に入れておかなければなりません。もしものみ込んでしまったら、消化しないので開腹手術をしなければいけなくなるかもしれません。そんな危険は未然に防ぎたいものですよね。

犬にとってどれがいらなくなった靴だとか、どれが飼い主さんが履く靴だということは区別することはできません。ですから従来通り、飼い主さん自身が大切にしていてもっと履きたいと思っている靴については、犬が取ることのできない届かない場所に収納するように心がけるようにできます。

最近では、靴が大好きな犬のために靴の形をした犬用のガムというのも販売されています。もしも愛犬が気に入るようであれば、安全なそちらを利用してみることもオススメします。

靴や靴下に犬の嫌いな臭いを付ける

愛犬は大好きな飼い主さんのニオイが付いた靴や靴下は大好きなのですが、そのニオイを消し去って、犬が嫌いな臭いを靴や靴下に吹き付けてみるようにします。どんな臭いがいいのか分からないと思いますが、犬が嫌う臭いのスプレーはペットショップで市販されていますので参考にしてみてください。商品によって色々なニオイがありますので、靴を犬に噛まれて困っているという方は一度試してみることもできるかもしれませんね。

犬よってどんなニオイを好んで、どんなニオイを嫌うかは異なるものです。一つのニオイはまったく効果が無くても、ほかのニオイなら大丈夫ということもありますので、様々な商品を手に取ってみることをおススメします。

手が届かない場所へ置く

飼い犬が家にある色んな物を噛んだり散らかしたりして困っているようでしたら、その原因は100%飼い主にあると言ってもいいのかもしれません。

犬は赤ちゃんと一緒です。自分の手の届くそばに何かがあれば、口の中に入れたくなってしまうものなのです。どんなものでも自分の近くにあれば噛んでしまうので、犬の近くには噛まれて困るような物は置かないように飼い主さんが気を付けるようにしましょう。

たとえば、ティッシュをとっていたずらするようなら、ティッシュは犬が届く位置へは置かないようにします。机の上の新聞や食べ物をぐちゃぐちゃにされるようなら、机の上には何も置かないようにします。

同じように靴を噛まれて困っている場合には、たとえば靴は必ず靴箱の中に入れるという習慣を作ったり、犬の背丈よりも高い場所へ収納したりするようにしましょう。そうすれば、犬は靴に手が届きませんので必然的に噛むことができなくなるわけです。

靴下を噛むことが多いという場合、靴下はお風呂の時に脱ぐという方がほとんどで、犬はそれを知っていて脱衣所から靴下を奪ってきます。ですから靴下を脱ぐときには、犬が靴下をくわえられない位置へと置くようにできます。洗濯かごの位置に気を付けて、かごを犬の背丈よりも高くするなら、脱いだ靴下を取られるという心配はなくなります。

一緒に思いっきり遊ぶようにする

犬が飼い主さんの靴や靴下を噛むということは、飼い主さんのことが大好きで一緒にいたいと思っているのに飼い主さんが一緒にいてくれないという欲求不満が溜まって、それが表面化していることから出てきている行動という場合もあります。

また留守番をしているあいだに様々な物を噛んでしまうという場合、日ごろから飼い主さんが犬と思う存分遊んであげていないという理由も考えられます。犬は自分の満足できる遊びや運動をすることによって、問題となる破壊行動をしなくなるともいわれています。靴や靴下を噛んでしまうことをダメだと言ってしつけるのも大切なことですが、それと同時に飼い主さん自身も最近ちゃんと犬と一緒に遊んであげているかどうかを思い返してみて下さい。

十分に散歩に行ってあげているでしょうか?屋外でも室内でも体を十分に動かすことができるようにしてあげているでしょうか?飼い犬のお留守番時間が以前よりも多くなっていないでしょうか?おもちゃを使って一緒に遊んであげているでしょうか?

そういえば今週はあまり遊んであげられなかったなとか、最近は散歩もさぼりがちだったなどと思い当たる節があるなら、まずは犬の欲求不満を満たしてあげるようにしてくださいね。

最近の愛犬との生活スタイルを思い返してみて、犬と一緒に過ごす時間を改善してみたり、犬と一緒に思う存分遊んでみたりするなら、犬の破壊行動を減らすことができるだけでなく、飼い主さん自身のストレスも軽減されるかもしれません。

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