犬が大好きな飼い主の靴や靴下を噛むのはなぜ?理由や対処法、しつけ方をすべて解説!

犬が大好きな飼い主の靴や靴下を噛むのはなぜ?理由や対処法、しつけ方をすべて解説!

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外へ出かけようとしたら靴が見つからない、靴下の片方がいつも行方不明になって困っている、そんなことってありませんか?そんな時、犯人はいつも飼い犬だったりすることがあります。なぜ犬が飼い主の靴や靴下を噛むのかその理由や、靴や靴下をかじられたくない場合の対処法についてこれからお伝えしていきます。

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犬は靴や靴下が大好き!なのに噛む理由は?

靴を噛む子犬

Eric Isselee/shutterstock.com

外へ出かけようとしたら靴が見つからない、靴下の片方がいつも行方不明になって困っている、そんなことってありませんか?そんな時、犯人はいつも飼い犬だったりすることがあります。

愛犬は飼い主の靴や靴下が大好きなので、好き過ぎていつもどこかに持って行ってしまったり、噛んでボロボロにしたりしてしまうのです。なぜ犬が飼い主の靴や靴下を噛むのかその理由や、靴や靴下をかじられたくない場合の対処法についてこれからお伝えしていきます。参考にしてみて下さい。

犬が靴や靴下を好きな理由

犬を飼っている方なら経験されたことがおありではないでしょうか?ふとした瞬間に、愛犬が玄関から飼い主の靴をこっそりと持ってきて遊んでいるということがしばしば見られます。

自分のお気に入りの靴なのに犬に噛まれてしまってボロボロになったり、お出かけ前に靴を履こうと思ったら、犬に靴をどこかに隠されていたりすることもあります。また、お風呂に入っている最中に犬が靴下を咥えて持って行ってしまったというようなことも多く聞きます。

なぜ犬はこのように飼い主の靴や靴下が好きなのでしょうか?その理由について見てみましょう。主な理由は3つあります。

①飼い主のことが大好きだから! 疑うことなくどの犬も、飼い主さんのことが大好きです。その大好きな飼い主さんのニオイが少しでも付いているものなら、飼い主さんのことが好きなのと同じように何でも大好きになります。

靴や靴下のちょっと臭いかもしれないようなにおいも、犬にとってみるとそれは大好きな飼い主さんの匂いがしっかりと付いた特別な物になるわけです。人間にとって臭いと感じるにおいだったとしても、犬にとっては最高の香りになるということもしばしばあります。犬と人間の感覚というのは大きな差があるということですね。

犬は、飼い主さんのニオイが付いている靴や靴下のそばにいるだけで、大好きな飼い主さんと一緒にいるような気持ちになってとても安心するようです。犬にとって飼い主という存在は、お家のリーダーそのものです。リーダーが常にそばにいると思うと安心するという、人間に例えると一種のお守りに似ているようなところがあります。

靴や靴下を噛むことで少しでも安心することができるようですが、飼い主さんにとってみると、結果としてお気に入りの靴や靴下がボロボロになってしまうという困ったことが起きてしまいます。そして飼い主さんが靴や靴下を探すためにお家の中を探索してみると、大抵は犬がいつもいるゲージの中やベッドの中から出てくるわけです。

実はその行為、犬が自分のテリトリーの中に大好きな飼い主さんを連れてきたいと思っている証拠なのです。飼い主さんのことが大好きだからこそ、靴や靴下を噛むのだと思うと、少しは許してあげたくなっちゃうのではないでしょうか?

②噛みごたえが抜群! 愛犬が、飼い主さんのニオイがしっかり付いた靴や靴下を甘噛みしてみたとします。その際、その靴や靴下の噛み応えが愛犬にとって抜群に好きだったということも考えられます。犬が何かを噛むとき、犬にとってはおもちゃを噛むことは良いことで、靴や靴下を噛むことがやってはいけないことだなんて区別をつけることはできません。ですから噛み応えが抜群なものがあるなら、そのお気に入りのものをずっと噛んでしまいます。

犬のおもちゃは、飼い主さんの靴と同じような素材のゴム製品や革製品などで作られているものも多いので、どんな犬でも靴の噛み応えを好きになってしまうというのは仕方ないことと言えるかもしれませんね。

③寂しさやストレスのせい 本来、犬という動物は群れで暮らしているものですので、あまりにも自分だけで過ごす時間が長いと寂しさやストレスが重なってしまい、それゆえに破壊行動をするようになります。

お留守番をしている最中に部屋の中をぐちゃぐちゃに荒らされて困ってしまうという方もいると思いますが、長時間のお留守番に犬が耐え切れなくなっている証拠なのかもしれません。飼い主さんの靴や靴下をボロボロになるまで噛んでしまう原因が、飼い主さんのニオイが付いたものを少しでも自分のものにしたい~というような寂しさから来ている欲求なのであれば、犬だけでお留守番させる時間を少しでも少なくしてあげる必要があるかもしれません。

お仕事の都合などで留守番の時間を変えられない場合もあるかもしれませんが、その場合には留守番をしている最中の時間が犬にとって楽しい物やお昼寝の時間になるよう、家にいる時には全力で一緒に遊んであげたり、お家を空ける時にはおもちゃにご飯を詰めておいたりするなどのちょっとした工夫をしてあげることで、寂しさを軽減させてあげることが必要ですね。

犬が靴や靴下を噛んだときの対処法やしつけ方

犬のしつけ

Hannamariah/shutterstock.com

犬が飼い主の靴下や靴が好きというのが飼い主の事が大好きだという行動だったとしても、せっかくのお気に入りの靴や靴下を噛まれて穴を開けられたり、ボロボロになって履けなくなってしまったりというのは困ってしまうものです。

ではそんな時に、犬をどのようにしてしつけることができるでしょうか?犬が靴や靴下を噛んだときの対処法やしつけ方法についてご紹介していきます。

噛んだときにはその場で叱る

犬はしてはいけない行動をした際に、その場で現行犯として叱るならきちんと理解します。時間がたってからどうしてあんなことやったの?と、留守中のいたずらを飼い主さんが帰宅した時に怒ったとしても、犬はどうして飼い主さんが怒っているのか理解することはできません。

犬が靴や靴下を噛んでいる時、現行犯逮捕で捕まえた!とでもするような感じで、その場で靴や靴下を噛むことはダメなことだということを教えるようにできます。

しつける時に注意すること

しつけを行う際に、決して飼い主さんが犬に対して暴力をふるったり暴言を吐いたりしてはいけません。暴力をふるわれることは犬にとっても辛いものですし、大好きな飼い主さんからそのようなことをされてしまうと、飼い主さんのことが嫌いになってしまいます。

暴言を吐くというのも、大きな甲高い声でギャーギャー言っているだけだと犬は勘違いして、一緒に遊んでくれているのかなとか、楽しいのかなと思ってしまいます。ですから犬にダメなことを教える時は、ダメな行動を起こしているその場で、低い声でゆっくりと言い聞かせるということが大切といえます。

また犬のしつけには、人間の子どもをしつけていくのと同じように、一貫性を持つということも非常に重要です。今日は靴や靴下を噛んでいて飼い主さんに怒られたけど、昨日は噛んでいたのに怒られなかったなどと、同じ行動を起こしているのにある日は注意されて、ある日は注意されない時があるというようになるなら、犬がたいへん混乱してしまい、完全にしつけることが出来なくなります

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