犬が目を細めるのは何故?その理由と注意点を解説します

犬が目を細めるのは何故?その理由と注意点を解説します

update

犬は様々な可愛らしい仕草をすることがあります。そういった仕草を見ると幸せな気持ちになりますが、ふと仕草をする理由が気になることってありますよね。今回は犬のかわいい仕草の中でも、特に「目を細めてこちらを見る」という仕草に注目したいと思います。愛犬家の方はぜひ参考にしてください。

update

犬が目を細める理由④:ねむい

眠たくて目を細める犬

Chaay_Tee/shutterstock.com

犬も眠っている時には目をつぶるものです。ですから、眠たい時に目を細めることもあります。

どんな状況?

単純に眠いだけなので、寝起きや寝る前などに目を細めることが多くなるでしょう。細めのままウトウトしていることもありますよね。飼い主さんが愛犬のそんな仕草をみたなら、邪魔せずにそのまま寝させてあげましょう。

犬は人間と比べてたくさんの睡眠を必要とします。1日の大半は寝ているものです。しかもその眠りは浅く、ちょっとしたことで起きたり、ウトウトしたりする場面も多いのです。

飼い主さんからすると寝ているのか、目を細めているのか分からない場合があるはずですね。

どんな気持ち

「眠いよ~」というそのままの気持ちでしょう。ただし、この場合は、感情が表れているというよりも、身体の要求に作用しているだけなので、何も考えていないことが多いです。

しかし、犬が眠そうにするのは、リラックスしている時だけです。緊張状態にある場合には眠たくなるよりもむしろ神経が昂るものです。

睡眠は気持ちの良いものです。十分な睡眠はストレス軽減に役立ちます。また、落ち着いた気持ちを継続するための助けにもなります。眠そうに目を細めている犬を見かけたら、優しくしてあげましょう。

犬が目を細める理由⑤:病気

外で目を細める犬

Firn/shutterstock.com

犬が目を細める理由として怖いものもあります。それは病気を抱えている場合です。犬が目の病気を抱えている場合、目がシバシバしたり、痛くなったりします。違和感から目を細めるのです。痛みが強くなると目を開けていられないので細める場合もあるでしょう。

どんな病気を抱えていると目を細めることがあるのでしょうか?いくつか考えてみましょう。

アレルギー

犬にもアレルギー症状がでることがあります。アレルギー症状は身体全体にでることがあります。皮膚がかゆくなったり被れたりします。時には目がかゆくなったり痛くなったりすることもあるでしょう。

人間で言うと花粉症を意識してもらうといいでしょう。花粉症もアレルギーの一種ですが、身体がだるくなり、鼻水と目のかゆみに悩まされますよね。

犬もアレルギーによって目を細める場合があります。犬のアレルギーの原因は様々です。

花粉やハウスダストなどが原因の場合もあるでしょう。食物アレルギーかもしれません。犬のアレルゲンとなりやすい食材はいくつかありますから、パッチテストなどをして原因を見極めると良いでしょう。

結膜炎

犬の結膜炎は結膜に炎症が起きている状態の総称です。犬の目の病気の中でも特に一般的なものだと言われています。結膜炎の原因はたくさんあります。先ほど紹介したアレルギーも結膜炎の原因となり得ます。

結膜炎の原因はドライアイや傷、緑内障や白内障などが考えられます。他にもたくさんの原因があります。

結膜炎になるとまばたきの回数が増えたり、目を細めたりします。また、かゆみを抑えるために目を床や壁などに擦り付けたりすることもあるようです。放っておくと傷がつき悪化してしまいます。

結膜炎は目の充血などでも明らかになりますから、早めに動物病院で治療してもらいましょう。

まとめ

犬が目を細める理由をご紹介することができました。犬たちの気持ちは目を細めるという仕草に表れることがあります。状況によっては真逆の気持ちを抱いていることもありますから、飼い主さんが正しく理解できると言いですね。

目の病気が原因で目を細めていることもあるので、目を細める回数が多いようであれば、すこし心配してあげるといいでしょう。

愛犬の小さな仕草や表情であっても、その背後にあるものを理解できるなら、ぐっと距離を縮めることが出来ますね。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板