メス犬もマーキングをする!その理由と飼い主がすべき対策を徹底解説!

メス犬もマーキングをする!その理由と飼い主がすべき対策を徹底解説!

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足を上げてピュッとオシッコをしている犬を見たら、ほとんどの人はオス犬がマーキングをしていると思うことでしょう。でも実は、メス犬がマーキングすることもあるんです。今回はメスの犬がマーキングする理由や対策について解説したいと思います。

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メス犬のマーキングの対処法

カーペットの上でおしっこをして怒られている犬

Olimpik/shutterstock.com

場所によっては迷惑になるので、できればマーキングするのをやめてほしいですよね。完全にやめさせることはできないとしても、マーキングの頻度を軽減させるなどの対処法はあります。メス犬のマーキングの対処法をいくつか挙げてみましょう。

しつけで主従関係をしっかり築く

きちんとしたしつけをして主従関係をしっかりと築くと、マーキングの頻度を軽減させることができると言われています。テリトリーの主張のためにマーキングをすることがありますが、自分をリーダーだと勘違いした犬は、家の中を自分のテリトリーだと主張するためにあちらこちらにおしっこのニオイを付けるようになります。

しつけること、主従関係を築くことと犬を乱暴に扱うことを混同してはいけません。愛犬はたっぷりと愛情を注ぎながら大切に飼育するべきです。その中でも自分がリーダーだと勘違いさせないためにちょっとした工夫をする必要があるのです。ちょっとしたことかもしれませんが、食事は人間が食べ終わったら与えるなど、順番を守ることによって主従関係を築くことができます。

散歩のときは飼い主の先を歩かせないこと、家に出入りするときは飼い主が先であることなど、ちょっとしたことですが徹底することにより、飼い主が優位に立つことができます。飼い主をリーダーだと認めた犬は安心しますよ。

散歩時はリードコントロールをする

散歩時に所かまわずマーキングをされると困りますね。他人への迷惑行為になることもあります。散歩のときはしつけの意味も込めて、愛犬が飼い主の先を歩くことがないようにしましょう。勝手な行動を許すと、迷惑な場所にマーキングをするようになります。マーキングする前にコントロールできるようにしたいですね。

そのためにも、散歩時はリードコントロールをして愛犬が勝手にマーキングしないようにしましょう。マーキングのそぶりをしたらリードを軽く引っ張るのです。「ここではダメ!」ということをリードコントロールで教えてあげます。マーキングしてもいい場所であれば、マーキング直後に褒めてあげましょう。これを繰り返すとマーキングの頻度も減るでしょう。

叱るのはNG

突然マーキングされてしまうと思わず大声を上げて叱ってしまうことがあります。しかし叱るのはNGですよ。オシッコすることが禁止されていると勘違いしてしまうことがあるからです。叱られてばかりいるとオシッコをしてはいけないと勘違いして、オシッコを我慢してしまいます。していい場所といけない場所を褒めながら教えるようにしましょう。

中には叱られた時に飼い主が相手をしてくれたと勘違いする子もいます。マーキングをすれば飼い主は相手にしてくれると勘違いすると、飼い主の注意を引くために頻繁にマーキングするようになってしまいます。飼い主は叱っているのに愛犬は構ってもらってると思って喜んでいるのです。これではますますマーキングに悩まされてしまいますね。

後片付けの準備をしておこう

マーキングを完全にやめさせることは難しいため、頻度が下がることを目指しましょう。どうしてもマーキングしてしまうこともあるかもしれません。その時に備えて後片付けの準備をしておくといいでしょう。初めてのドッグランやドッグカフェで緊張してマーキングしてしまったら、ペットボトルに入れた水で洗い流せばいいだけです。

マーキングのことを心配して愛犬とのお出かけを控えるよりは、後片付けの準備をして外出に慣れさせたほうがいいでしょう。愛犬もそのうち慣れてマーキングしなくなるかもしれません。それに飼い主との外出は愛犬にとって楽しい時間ですよ。

避妊手術

メス犬のマーキングをやめさせるために避妊手術をするという方法もあります。これは望まない妊娠を予防するためにもすすめられている方法です。生殖器系の病気の予防にもなるので、メス犬を迎えるときは考えておくといいでしょう。避妊手術をすることによってマーキングしなくなった犬もいますよ。

ただし、避妊手術をしたからと言ってマーキングをしなくなったりマーキングの回数が減ったりする保証はありません。避妊手術の時期にもよりますし、その犬の個性にもよります。さらに避妊手術にはデメリットもあるので注意が必要です。手術は麻酔を使うのでリスクがありますし、術後は太りやすくなります。

まとめ

飼い主を悩ませる犬のマーキングですが、今回はメス犬もマーキングをすることがあることを知ることができました。中には足を上げて男っぷりよくマーキングする子もいるということでビックリしましたね。発情期にマーキングの頻度が上がることや、テリトリーの主張をしていることがあり、自然な行為であることもわかりました。

しかし所かまわずマーキングされてしまうと困りますし、他人に迷惑をかけてしまうこともあります。しつけなどによってマーキングの頻度が下がるようにできればいいですね。さらに、飼い主のマナーとして水の入ったペットボトルを用意するなど、後片付けはきちんと行いましょう。

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1 名無しさん
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さすがAPI(アニマルプロテクションインデックス)Eの日本の記事ですね。ペット後進国と云われる故です。ちなみにライターさんはどちらで犬の研究された方ですか?