正しい犬の抱き方とは?愛犬が抱っこを嫌がるときの改善策も紹介!

正しい犬の抱き方とは?愛犬が抱っこを嫌がるときの改善策も紹介!

update

ペットとして飼われている犬の中には、飼い主さんに抱っこされることを嫌がる子がいます。もしかしたら飼い主さんが正しい方法で抱っこしていないことが原因かもしれません。この記事では、犬の正しい抱っこの方法について、また愛犬の抱っこ嫌いを改善する方法について解説していきたいと思います。

update

抱っこ嫌いを改善する方法とは?

ご褒美を待っている犬

Branislav Nenin/shutterstock.com

飼い主さんの中には”うちの子は抱っこが苦手ですぐに降りてしまう”という声もよく見聞きします。そもそも犬は抱っこなど拘束されることを苦手とする動物です。

もちろん抱っこが好きな犬種もいますが、その犬の性格や愛玩犬として歴史がある犬が抱っこを好む傾向にあるようです。しかし、犬の抱っこ嫌いを改善することは可能です。

抱っこ嫌いを改善する7つのステップをご紹介しましょう。

ステップ①ご褒美を準備する

まず愛犬が大好きなご褒美を用意しましょう。おやつが好きな子であれば美味しいおやつ、遊ぶことが好きな子であればおもちゃを用意することができるかもしれません。

おやつの場合、大きいものではなく、小さいものをあげることがポイントです。おやつ自体が大きいなら、小さくカットしてあげましょう。また可能であれば、カロリーが低いおやつを選びましょう。

一方、おもちゃの場合、おもちゃを用意することができなくても、犬は飼い主さんに褒められることが大好きなので、思いっきり撫でてあげることで代用することもできます。

ステップ②飼い主さんの手に慣れさせる

犬を家族として迎えたばかりの時期は、犬はまだ飼い主さんの手に慣れていません。そのため、飼い主さんの手を苦手としている可能性があります。

そんな慣れていない手でいきなり抱っこされてしまえば、犬は手足をバタバタと動かし下に降りたがることでしょう。ですから、まずは飼い主さんの手に慣れてもらうために、手を床に置いたりして犬にゆっくりにおいを嗅がせてあげましょう。

犬が何度も手のにおいを嗅ぎ、手の様子をよく観察すれば、人間の手は自分に害を及ぼすものではない、と認識するはずです。そして、犬が手に慣れてきたら、手におやつをいれてにおいを嗅がせ、手からおやつをあげてみましょう。

ポイントは強制的に行うのではなく、犬のペースで慣れさせていくことです。

ステップ③犬の体全体を触ってみる

犬は感覚が敏感な尻尾や耳の先、足先、鼻先などの部位を触られたくありません。ですから、犬の体を触るときには、これらの苦手な部位をいきなり触ることはしないようにしましょう。

唯一犬が触られても大丈夫な部位は、背中です。ただし、いきなり背中を触ると驚いてしまうので、声をかけながら優しく触れるようにしましょう。

そして、背中を触られることに慣れてきたら、頭や足先など犬が苦手とする部位を少しずつ触っていきましょう。犬が触らせてくれたら、感謝の気持ちをこめて大好きおやつをあげるなら、飼い主さんに触られることが好きになってくることでしょう。

ステップ④わきの下に手を入れることに慣れてもらう

犬を抱っこする際、最初に手にいれる場所はわきの下です。しかし、犬はわきの下を触られることを苦手としています。ですから、わきの下を触られることに慣れてもらう必要があります。

まずは犬のわきの下に手を入れて、犬が暴れずに触らせてくれるなら、すぐにご褒美をあげましょう。

わきの下に手を入れる際には、テーブルなどの危険な場所ではなく、安全な床などの上で行いましょう。

ステップ⑤抱っこと行動の関連性を認識させる

飼い主さんがわきの下に手を入れたら、”抱っこ~”といって上半身を浮かせてみましょう。そうすることで犬は、飼い主さんがわきの下に手を入れてきたら抱っこされることを認識することができます。

おとなしく言うことを聞いてくれたら、忘れずにおやつをあげましょう。

ステップ⑥上半身の次は下半身を浮かせるトレーニング

”抱っこ~”と言いながら上半身を浮かせることに成功したら、次は後ろ足を地面から少し浮かせてみましょう。

今まで抱っこされたことがない犬の場合、地面から自分の足が離れることに抵抗があるかもしれませんので、様子をみながら行うことは大切です。

もし嫌がるようなら、無理をせずに上半身だけを浮かすトレーニングをもう一度行いましょう。

ステップ⑦抱っこの姿勢で飼い主さんの体に密着させる

犬の足を浮かすことができたら、抱っこをして飼い主さんの体に密着させます。最初から長時間抱っこするのではなく、最初は短時間で済ませましょう。

そして、言うことを聞いてくれたらおやつをあげましょう。

まとめ

犬の抱っこの方法や抱っこの重要性についてみてきましたが、いかがでしたか?

飼い主さんが犬の正しい抱っこの方法を身に着けておくなら、犬自身を危険から守ったり、周囲へ迷惑をかけることを防ぐことができます。

しかし、正しい抱っこができなければ、犬が抱っこを嫌がってしまい、体にダメージを与えてしまいます。ですから是非、犬の正しい抱っこの仕方をマスターしましょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (0件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板