犬がコードを噛むのをやめさせたい!理由と対策について解説

犬がコードを噛むのをやめさせたい!理由と対策について解説

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子犬がやんちゃな時期を迎えると、何でも噛んでしまうようになることがあります。力も強くなるので、留守番中に電気コードが噛みちぎられていたなんてことも。愛犬がコードを噛むようになったら要注意です。ここでは犬がコードを噛む理由やコードを噛む危険、コードを噛むときの対策について考えます。

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犬がコードを噛むときの対策

カバーを付ける

Phovoir/shutterstock.com

犬がコードを噛むときにどのような対策を取ればいいのでしょうか?いろいろな対策を組み合わせて、絶対に電源コードを噛まないようにしたいですね。

コードを隠す

最初にできる簡単な対策は、電源コードを愛犬が見えないところに隠すという対策です。棚の後ろを通したり、壁の上方に通したりして犬が電源コードに興味を持たないようにします。畳やカーペットの下を通すという方法もあります。犬に見えなければ興味を示すこともありません。むき出しのままにしていたら愛犬を誘惑しているようなものです。

コードにカバーをつける

電源コードをすべて見えなくするのは簡単なことではないかもしれませんね。こたつやストーブなどの電源コードは隠すことができません。そのような場合はコードにカバーを付けるようにしましょう。犬のいたずら防止のコードカバーにはいろいろなものがありますが、噛む力が強い子は簡単に壊してしまう場合があるので注意しましょう。

中には切り売りのゴムホースを加工して電源コードに付けている人もいます。ゴムホースであればかなり丈夫なので噛んでも簡単に噛み切ることはできませんね。または半円型のケーブルカバーを付けている人もいます。半円なので噛むことすらできませんね。いろいろなタイプのカバーがあるので、愛犬に合わせて工夫してみてください。

しつけで噛み癖を治す

コードを隠したりコードカバーを付けたりすることは効果的ですが、それに加えてしつけで噛み癖を治す努力もしましょう。噛み癖のある子はコードだけでなく、いろいろなものを噛んでしまいます。人の手を噛んでしまう子もいるので、人にケガをさせる前に噛み癖を治しておく必要があります。

お仕置きによってしつけようとしてもうまくいきません。噛んでいる時に大声で反応すると、相手にされたと勘違いして噛み癖を助長してしまうことがあります。しつけの方法には様々なものがありますが、電源コードを噛んでもいいことがないことを教えたいですよね。

電源コードにいたずら防止のスプレーをかけておくことができます。噛むと苦い味がするので、再び噛むのをやめさせることができます。それと同時に、噛まないで我慢したときに褒めるようにしましょう。噛まないことによって褒められること、噛んだら不快なことが起きるということを覚えれば、やがて電源コードを噛むことはなくなるでしょう。

おもちゃを与える

電源コードよりも面白そうなおもちゃを与えるという方法もあります。好奇心旺盛だったり暇だったりするので電源コードを噛んでしまうのであれば、もっと面白そうなものを与えてそれに夢中になってもらえばいいわけです。

例えば、知育玩具としてベストセラーの「コング」を与える飼い主もいます。ゴム製の容器に愛犬が大好きなフードやおやつを入れて、悪戦苦闘しながら食べるようにするのです。投げれば予測不能なバウンドをするので狩猟本能をかき立てることもできるでしょう。

1時間や2時間をかけて夢中になって遊ぶと言われています。中のフードを食べ終えるころにはくたくたに疲れているとか。愛犬が噛んでも安全で安心なおもちゃを与えておけば、留守番中に電源コードを噛みちぎるということはないでしょう。

ストレスの原因を取り除く

ストレスが原因で電源コードを噛むなどの問題行動を起こす子がいます。その場合はストレスの原因を取り除いてあげなければいけません。散歩や遊びなどの活動の見直しをしましょう。犬種によっては散歩の時間を増やしたり、ドッグランに連れて行ったりしたほうがいいかもしれませんよ。愛犬が満足してイタズラをしないようなライフスタイルにしたいですね。

留守番が長時間にわたるとストレスを溜めやすくなります。どうしても留守番が多いという場合は、遊び相手としてもう一頭の犬を迎えるという方法もありますよ。もちろん経済的に多頭飼いができるかをよく考える必要がありますが、余裕があったら検討してください。

ストレスは問題行動だけでなく、愛犬の健康にも悪影響を及ぼします。心身の病気を予防するためにも、愛犬が飼い主の愛情をしっかりと感じることはとても大切です。愛犬の生活スタイルを時々見直すようにして、改善点はすぐに改めてください。

まとめ

紐を噛む子犬

Eric Isselee/shutterstock.com

犬が電源コードを噛むと非常に危険であることが分かりましたね。ショートして引火したり愛犬が感電して命を失ってしまったりすることがあります。このような事故は後を絶ちませんので、飼い主としてはしっかりと対策を取る必要があります。対策を取るにあたって、どうして愛犬がコードを噛むのか理由を知るように努めましょう。

対策にはいろいろな方法がありますが、一つだけではなく複数の対策を組み合わせるといいでしょう。噛み癖を治すしつけをすることはもちろんですが、思わぬ事故を防ぐためにも電源コードを噛むことができないようにしておくことは大切です。

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