正しい大型犬の抱っこの仕方とは?3つのステップと抱っこする時の注意点を解説!

正しい大型犬の抱っこの仕方とは?3つのステップと抱っこする時の注意点を解説!

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愛犬を抱っこする機会はありますか?小型犬ならいいですが、大型犬を抱っこするのはさすがに重くて大変ですよね。でも正しい抱っこの仕方を身につけると、想像以上に楽に抱っこができるようになります。そこで今回は、大型犬の抱っこの仕方や注意点について解説したいと思います。

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大型犬を抱っこする時の注意点

腰を痛めている女性

Africa Studio/shutterstock.com

ここでは大型犬を抱っこする時の注意点について説明します。飼い主も愛犬もお互いに予想外の怪我をしないように注意点をしっかり守ってくださいね。

犬が嫌がる時は無理矢理抱っこしない

愛犬を早く抱っこできるようになりたい気持ちはわかりますが、嫌がるときは無理矢理抱っこしないようにしてください。

大型犬は体重が重いだけでなく力もかなり強いですから、無理矢理抱っこしようとすると愛犬に押されて飼い主が怪我をしてしまうかもしれません。愛犬も大好きな飼い主を怪我させたいとは思っていないことでしょう。

犬が嫌がる理由はいろいろあるでしょうから、その理由を取り除いてあげてから仕切り直しましょう。飼い主が不安になっていると愛犬にも伝わりますから、愛犬を抱っこする時は自信を持ってくださいね。

不安定な場所では抱っこしない

大型犬の抱っこをするときは不安定な場所で行わないようにしましょう。犬を不安定な場所において抱っこしようとすると、飼い主よりも先に愛犬のほうが不安になってしまいます。

フラフラとする愛犬を上手に抱っこするのは難しいです。飼い主も愛犬の動きにつられてひっくり返ってしまうかもしれません。

足元がふらつくかもしれないので、愛犬を抱っこする時は床の上をクリーンな状態にしておいてください。オモチャなどの置物があると間違って踏んでしまうことがあります。もしものために安定した場所、ある程度広い場所で練習しましょう。

無理な抱っこは愛犬に負担がかかる

無理に抱っこすると愛犬に負担がかかってしまいます。手足の付け根を上手くつかんでいないのに持ち上げると、愛犬は痛みを感じて暴れるかもしれません。または我慢してそのまま怪我をしてしまうこともあり得ます。

いずれにしても愛犬にとっては大きな負担になるので無理な抱っこは絶対にしてはいけません。

寝ている愛犬をそのまま抱き上げたり、正面から抱き着くようにして抱き上げたりすることもしないでください。愛犬の腰に負担がかかってしまいます。椎間板ヘルニアになってしまうことがあるので正しい抱っこの仕方をマスターして愛犬に負担がかからないようにしましょう。

無理な抱っこは飼い主にも負担がかかる

無理な抱っこをしたために飼い主がぎっくり腰になるということがあります。生き物を抱っこするわけですからじっと動かないというわけではありません。

抱っこされるときに体勢が良くないと愛犬は体を動かそうとすることでしょう。抱っこ中に大型犬が動くと飼い主の体も持っていかれそうになります。

ですから、慎重にゆっくりと愛犬が動かないことを確認して抱っこするようにしてください。正しい方法で抱っこすれば愛犬も安心してじっとしていることでしょう。正しい抱っこの仕方を練習しながら愛犬も飼い主も抱っこに慣れるようになればいいですね。

慣れたら抱っこしたまま移動したり、階段の上り下りをしたりしたいと思うことでしょう。しかし自分の体力を考えてあまり無理はしないでくださいね。自分の限界を知ることも怪我防止のために大切ですよ。家族の中の1人でも大型犬を抱っこすることができれば、いざという時に安心ですね。

大型犬も大きさによっては人間の大人と同じくらいの重さになることがあります。力や体力に自信がない場合はあきらめる必要もあるでしょう。子供が真似をして抱っこしようとすると意図せずに愛犬に突き飛ばされる可能性があるので気をつけてください。

おろす時に要注意!

正しい方法で抱っこができたらうれしいですね。思っていたよりも楽に抱っこできたかもしれません。抱っこしながら少し歩いたりしてみたいと思うことでしょう。抱っこしてそのまま疲れ切ってしまうことがないようにしましょう。

大型犬を抱っこしたということは、おろさなければならないということでもあります。実は大型犬をおろす時に足腰に大きな負担をかけてしまうということがあるようです。

抱っこした大型犬をおろすことを甘く見ないようにしましょう。ぎっくり腰になってしまう可能性が高くなりますよ。

おろす時は抱っこした時と同じ安定した台の上におろすようにしましょう。持ち上げるときに負担がないのと同じように、おろす時も負担を少なくすることができます。どうしても地面におろさなければならないというときは、体を一直線にしてしゃがむようにしておろします。くれぐれも腰をバキッといわせないように気をつけてくださいね。

まとめ

大型犬の抱っこの仕方や注意点について解説することができました。小型犬や中型犬に比べると抱っこをする機会は少ないかもしれませんが、いざという時に備えて正しい抱っこの仕方をマスターしておきましょう。時々練習して飼い主と愛犬が抱っこに慣れるようにすることも大切ですよ。

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