正しい大型犬の抱っこの仕方とは?3つのステップと抱っこする時の注意点を解説!

正しい大型犬の抱っこの仕方とは?3つのステップと抱っこする時の注意点を解説!

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愛犬を抱っこする機会はありますか?小型犬ならいいですが、大型犬を抱っこするのはさすがに重くて大変ですよね。でも正しい抱っこの仕方を身につけると、想像以上に楽に抱っこができるようになります。そこで今回は、大型犬の抱っこの仕方や注意点について解説したいと思います。

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はじめに

犬を抱っこしたことはありますか?小型犬ならいいですが、体重が25㎏以上する大型犬を抱っこするのはさすがに重くて大変ですよね。

でも正しい抱っこの仕方を身につけると、思った以上に楽に抱っこができるようになりますよ。

しかし大型犬をわざわざ抱っこする必要はあるのでしょうか?そこで今回は犬を抱っこすることについて、それから大型犬の正しい抱っこの仕方や注意点について解説したいと思います。

犬を抱っこするということ

愛犬を抱っこしている飼い主

Alexa_Space/shutterstock.com

「わがままになるから犬を抱っこしちゃダメ!」と言う人がいますが、本当なのでしょうか?そもそも犬を抱っこする必要はあるのでしょうか?

犬を抱っこするとわがままになるってホント?

犬を抱っこばかりしているとわがままになるという人がいますがホントなのでしょうか?抱っこの仕方によっては確かにわがままになってしまうことがあります。犬が望むままに抱っこばかりしていると、抱っこをしきりにせがむようになる子もいます。要求が受け入れられると、飼い主は自分の望むこと何でもしてくれると考えるようになるのです。

愛犬がわがままに育つと要求するのは抱っこだけではなくなります。食べ物が欲しい、散歩に連れて行って欲しいという要求を無駄吠えや破壊行為によって行うようになることがあります。これらの問題行動を起こすようになると、飼い主も手をつけられなくなって大変です。そのため、愛犬がわがままになることを恐れて抱っこはしないという飼い主もいるようです。

また、抱っこばかりしていると愛犬は飼い主に依存してしまうこともあります。一緒にいないと落ち着かなくなり、分離不安症になってしまう子もいるようです。依存が大きいため、一緒にいられないとストレスを溜めてしまいます。そのために問題行動を起こすのでわがままだと言われることがあります。

それらに加えて、下痢や嘔吐、家のあちらこちらに粗相をするようになると飼い主は困ってしまいます。散歩中も少し歩いただけで抱っこをせがむようになるかもしれません。せっかくの散歩なのに抱っこばかりしていると運動不足になってしまいます。

しかし上記の問題行動は、抱っこすること自体が問題なのではありません。

抱っこの仕方や頻度に問題があるので、飼い主がしっかりとコントロールすることによって愛犬がわがままにならないようにすることができます。それに、どうしても抱っこしなければならない状況も起こり得ます。

そもそも犬を抱っこする必要はあるの?

愛犬を抱っこしている女性

iko/shutterstock.com

犬を抱っこする必要性を感じないという人もいるかもしれません。しかし場合によっては、犬を抱っこする必要が出てくることがあります。

例えば、災害時に避難する必要が出て愛犬を抱っこして運ぶことがあります。怪我をした愛犬を抱っこすることもあります。また病院に連れて行って愛犬を診療台に乗せるときにひょいと抱っこする必要があるでしょう。

普段の散歩中にも愛犬を抱っこする必要とする場面があります。人ごみの中を通る時、道が汚れている時、アスファルトが高温になっているので火傷をしないようになど、一時的に抱っこして移動したい時があるでしょう。

緊急事態の時に抱っこする必要に迫られることがあるので、愛犬が抱っこに慣れていることは非常に大切です。また、飼い主が愛犬を抱っこすることにも慣れておく必要があるでしょう。いざという時に上手に抱っこができないと困ってしまいます。

愛犬を抱っこすると幸せな気持ちになれる

愛犬を抱っこすると、エストロゲンと言うホルモンが人間の体内でたくさん発生するため人は幸せな気持ちになるとも言われています。このホルモンは美容にもいいので飼い主にとってはうれしいですね。幸せな気持ちになると長生きするとも言われていますよ。

抱っこして幸せになるのは飼い主だけではありません。愛犬も飼い主の温もりを感じて、信頼感を増すことができます。愛犬と飼い主とのきずなが深まることにもなるので、時には抱っこをして愛犬に愛情をたっぷり注いであげてください。

大型犬は抱っこできるの?

犬を抱っこするとはいっても、大型犬となると体重が25㎏以上でかなり重くなります。小型犬や中型犬くらいまでなら軽く抱っこすることができても、大型犬を抱っこするのは無理があるのではないかと考える人もいるでしょう。

確かに大型犬によっては体重が25㎏どころか40㎏またはそれ以上の子もいます。うちの子は大きすぎるから抱っこは無理だという人がいても不思議ではありません。

とはいえ大型犬でも抱っこすることは可能です。もちろん小型犬や中型犬を抱っこするようにとはいきませんが、飼い主や愛犬に負担がかからないように、それぞれの大きさによって正しい抱っこの仕方があります。

大型犬の正しい抱っこの仕方をマスターすれば、大きな愛犬を抱っこすることができるようになるかもしれませんよ。

大型犬によっては大きすぎて難しい場合があるので無理は禁物ですが、これから大型犬の抱っこの仕方を説明しますので参考にしてくださいね。

大型犬の抱っこの仕方

大型犬を抱っこしている女性

Olesya Kuznetsova/shutterstock.com

大型犬は小型犬や中型犬のように簡単に抱っこすることはできませんが、コツを掴めばそれほど難しくありません。

3つのステップに分けて説明するので試してみてください。愛犬が大きすぎて難しいという場合は無理しないでくださいね。

大型犬の抱っこ ステップ1

大型犬は体重が重いので地面から抱っこすると飼い主の足腰に負担がかかってしまいます。勢いよく持ち上げたと思ったらぎっくり腰になってしまったということもあり得ます。

そうならないためにもまずは、少し高さのある台の上に愛犬を乗せてください。座っていても構いませんのである程度の高さに愛犬を置くことによって、飼い主に負担をかけずに抱っこすることができます。

出来れば高いところがいいですが、椅子だと安定性に欠けるので犬が不安になってしまうかもしれません。高くてある程度の面積がある安定した場所、例えばテーブルの上やソファーの上、またはベッドの上に乗せてから抱っこするといいかもしれませんね。

大型犬の抱っこ ステップ2

愛犬を高くて安定した場所に乗せたら、犬の体の側面に飼い主の体をくっつけます。愛犬をこちらに引き寄せるのではなく、こちらから愛犬の体にくっつくようにしてください。この時に飼い主の体が九の字に曲がらないように注意しましょう。

持ち上げるときにぎっくり腰にならないように、少し腰を落として直線上に持ち上げるようにしてください。

大型犬の抱っこ ステップ3

両手で犬の手と足の付け根を掴んでください。愛犬の胸の下に腕を入れて持ち上げると、腕にかなりの負担がかかってしまいますよ。それよりは外側の手足の付け根を掴んで、飼い主の胸の高さに愛犬を持ち上げるほうが楽でしょう。

足の付け根を掴んでいるので愛犬のお尻を支えている感じになります。こうすると犬は普段立っている時の姿勢で抱っこされることになります。

大型犬は重いので簡単にひょいと持ち上げることができないかもしれませんね。無理そうだと思ったらいったん仕切り直しをしてください。無理をして抱っこすると飼い主の足腰がふらついて愛犬を落下させてしまうかもしれません。

少し持ち上げてみて大丈夫だと思ったら続けてくださいね。ゆっくりと慎重に行うことがポイントですよ。

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