犬にまつ毛はある?まつ毛の特徴や役割、お手入れ方法を紹介!

犬にまつ毛はある?まつ毛の特徴や役割、お手入れ方法を紹介!

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全身を被毛で覆われている犬だけに、まつ毛は目立ちにくく存在に気づかない方が多いですが、どの犬にもまつ毛はあります。この記事では、犬のまつ毛の特徴や果たしている4つの役割、さらにお手入れ方法をご紹介します。

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犬のまつ毛のお手入れ方法

犬

pixabay.com

目を保護し、乾燥を防ぎ、紫外線をガードし、瞬きを促すなど、犬の目を守るための大切な役割をしているまつ毛ですから、正しくお手入れして十分機能できるように保ってあげましょう。

これから、適切なまつ毛の長さと、まつ毛をカットする必要があるかについてご説明します。

適切な長さ

ある研究によると、犬のまつ毛の適切な長さは目幅の3分の1ほどとされています。

先ほどまつ毛の特徴で触れたように、犬のまつ毛は基本的に被毛と同じ長さまで伸びます。ですから、短毛種などは目幅の3分の1まで伸びないかもしれませんが、それでも問題はありません。犬種ごとにきちんと目が保護されるような作りになっているので、短くてもきちんと大丈夫な犬種であると考えられます。

どちらかというと問題なのは、被毛がどこまでも伸び続ける犬種です。被毛が伸び続けるということは、まつ毛も伸び続けて、目を守るというまつ毛本来の役割を果たすどころか、視界を妨げたり目を傷つけたりする可能性も出てくるからです。

ギネスに認定されている「オーストラリアン・ラブラドゥードル」のまつ毛は、2014年時点で17cmと記録されています。17cmの毛束が上瞼に付いているなんて、人間からすると邪魔でしょうがないように思えてしまいますが…。

カットについて

長く伸びすぎるなら、犬のまつ毛はカットすべきか、それともそのままでも良いのか迷う飼い主さんは多いです。

結論からいうと、基本的にはカットする必要はありませんが、まつ毛の役割を果たせないほど長くなりすぎたならカットすべきです。

トリミングサロンに連れて行くと、目がぱっちり見えるという理由で、適切な長さであってもカットされることがあるので、事前にカットしないでほしいことをきちんと伝えておきましょう。

愛犬のまつ毛をどうするかを決めるのは飼い主さんなので、犬の健康状態や見た目の好みなどを考慮して判断できます。ただ、カットしてもすぐに伸びてくるので、勝手に切られたとしても安心してください。

長くなりすぎたまつ毛を切る場合は、デリケートな場所だけに慎重に行う必要があります。技術のしっかりした、信頼できるトリマーさんに任せることをお勧めします。

犬のまつ毛は被毛と同様、古くなったものは抜けて、新しいものが生えてきて伸びていくというサイクルを繰り返しながら、大事な目を危険物や紫外線から守るという役割を果たし続けます。

全ての飼い主さんが、まつ毛は大事なパーツであることを認識し正しくお手入れしてあげて、愛犬の目の健康をしっかりと守ってあげることを期待しています。

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