犬好きと猫好きの人の違いは何？それぞれの特徴を解説。あなたはどっち？

猫好き犬好きは主観の違い？

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インターネットで調べてみましたが、犬好きや猫好きで様々な側面で調べても、その多くは独自の主観、それも極めて個人的な感想に近いもので、リサーチもなく、なんとなく釈然としない内容がほとんどです。

そのため、性格の違いも犬好き、猫好きでは主観に近い論説が多いです。

幼児体験は大きな影響があるようです

海外が研究した成果では、ある程度数千人規模でリサーチし、その飼い主さんの出生まで遡って調査した結果によれば、犬好きや猫好きの人は、小さい頃に実家で既に犬か猫のどちらか、あるいは両方を飼っていた経験と記憶を持っていたそうです。 但し、互いに飼い主さんの性格に違いが生じるのは、家族と離れて暮らした場合に違いがよりハッキリするようです。

この、「Personality Differences Between Dog and Cat Owners」の記事によれば、次のように説明しています。

My results showed that people who owned only cats seemed to be somewhat different than dog owners or people who owned both dogs and cats in terms of their personalities.　
「私はその結果から、猫だけを所有した人々は、犬と猫両方を所有していた犬の飼い主の人々とは異なる個性を示していました。」

出典:https://www.psychologytoday.com/blog/canine-corner/201002/personality-differences-between-dog-and-cat-owners

犬における社交性と猫の行動を比較して、その大きな違いは、実は飼い主さんの性格の傾向に近いものがあるということをこの記事は解説しています。

それにしても、何故猫の性格に飼い主さんの性格が近くなって見えるのでしょうか？

猫好きの人は犬好きの人の暮らしと違い、単独の生活が長く、夜間の活動時間が長い

猫の習性を見ると、「夜行性」と、オスに特に顕著な「単独行動」、自分の「テリトリー」を個々で持っていることや、1日の大半を寝て過ごす、つまり「自分の時間を中心に据える」というのが特徴です。

これが猫の習性なら、それがそのまま気ままな性格に見えるというのは、非常に納得がいく話です。

猫好きの性格は、むしろ一人暮らしの生活スタイルが関係する

一方で猫の飼い主さんの中で一人暮らしを中心に調べて見ると、猫好きであるかどうか違いを除いて、若い人で一人暮らしの利点は「自立心が高まる」、「社会性を身につけられる」、「自由になれる」といった声が多くなっています。

しかも妥当と思える部屋の広さは1DKが圧倒的で、経済的理由もありますが、根底には同居人の必要を感じていない点に注目です。

猫も飼い主さんも自立心と自由を尊重し、昼間は猫も人も互いに顔を合わせる機会が少ない場合、互いに元気な姿を見られるのは、飼い主さんが帰宅した時だけというわけです。

ネットを調べると、「猫好きな人は、犬好きよりも賢い」などとした記事も散見されますが、知能と言うより自分の事を落ち着いて考えられるのは、一人きりになった夜の部屋だというのですから、それに猫の習性が合致するというのはかなり納得する話ですよね。 確かに最近では一人暮らしで犬を飼うケースも増えていますが、まだまだ犬は家族で面倒を見るといった、猫の飼い方とは違いがあるのです。