保護犬のことを知ることで、わたしたちにできることを考えてみよう
今回は保護犬についてです。保護犬の話題は常に世の中にありますね。どうするべきなのか、多くの方が考えさせられる話題です。今回はその保護犬についてお話していきたいと思います。
保護犬・・・
Robert Kneschke/shutterstock.com
犬を飼ったことがある人は、どこかのタイミング考える「保護犬」。日本でも愛護団体や、ボランティア、NPOなど様々な団体があります。
いろいろな団体があり、様々なサポートをされています。最近ではテレビでも保護犬のことを、取り合う使われる番組が放映されたりして、犬を飼っていない方でも保護犬の現状を知っているかと思います。
あまりにも飼われている犬たちとの環境が異なり、胸が痛くなってしまうこともあります。
だからこそ目を背けず、少し考えて、自分に何ができるのかを少し立ち止まって考え、小さな行動を起こしてみるきっかけになればと思います。
そこで今回は、保護犬について書いていきたいと思います。
保護犬の現状
ALPA PROD/shutterstock.com
飼い主さんに捨てられたり、飼い主さんが病気で犬が飼えなくなってしまい、行き場がなくなってしまった犬たちは、どこへ行くのでしょうか?
都道府県各自治体の保健所や動物愛護センターと呼ばれている施設に送られることになります。
そして保健所や動物愛護センターなどで、健康面や性格などに問題がなければボランティア団体や動物愛護センターへ連絡が行き、飼い主さんのお迎えを待つことになります。
ただ受け入れ先に限界があり、対象から外れてしまうと一定期間を施設で過ごし、殺処分されるのです。昨年は一万頭以上の犬が殺処分されています。猫に関しては犬よりも数が多く四万五千頭以上になります。
とても厳しい現実です。安楽死させてもらえてないのが現状です。
この問題の原因のひとつにブリーダーと呼ばれる人たちのモラルも問題になっています。
2013年に動物愛護法が改定され、犬や猫の販売業者は、病気や老化なので販売できなくなった犬や猫を、最期まで飼育しなければなりません。
つい最近までこの法律がなかったことにも驚きますね。
規制が強化されたことで、多くの犬を飼っている悪質なブリーダーは、処分に困り大量廃棄したという報道がありまだ記憶に新しいと思います。
ちょっと想像してみると、ペットショップにはいつでも小さな犬や猫が販売されているということは、この状態を保つ仕組みがあるということです。多くの犬や猫が繁殖に使われているという現実が隠れています。
ただ繁殖のために飼われていた犬や猫たちが、繁殖できなくなると用がなくなり捨てられるという現実があります。
日本ではまだまだ動物後進国で、動物先進国のドイツ、イギリス、アメリカなどでは、悪質なブリーダーやペットショップには厳しい罰則があります。ちないみにドイツでは殺処分0なんです。
日本ではまだまだこれらの先進国のようになっていないのが現状ですが、日本の犬たちが幸せに過ごせるように整備できたらいいなと思います。
保護犬の里親制度を知ろう
SewCream/shutterstock.com
全国には、次の飼い主さんを待つ「保護犬」と呼ばれるわんちゃんがたくさんいてます。
それぞれの動物愛護団体やボランティアによって異なるので一概にはいえませんが、保護犬の飼い主になるためには、飼い主さんになる方の飼育環境や、犬の性格や状態をしっかり理解してもらうこと、そしてお見合いの後、一定期間のトライアル期間を経て正式に譲渡となります。
それぞれの愛護団体やボランティアのHPへ行くと、里親を待っているわんちゃんや猫ちゃんの写真が掲載されています。
保護犬を飼えなくでもできる!
保護犬のことを知ると胸が痛くなって、どうか保護犬や保護猫たちが幸せに過ごせますようにと願うのですが、実際に手を差し伸べるとなると、なかなか腰が上がらないということありますよね。
例えば毎日忙しく生活をしていたり、またすでに犬を飼っていて、もう一匹を飼うのは難しい状況であったりと、なかなか里親になるというのはハードルが高くなってしまいます。
私自身も愛犬を飼っているので、もう一匹飼が飼えないでいてる一人です。
里親になれないならボランティア活動をしてサポートするという方法もありますが、そうすると自分の飼っているわんちゃんに寂しい時間をすごさせてしまうことになり、なかなか足が向きませんでした。
そんな中でも何かできないかと探していると、いくつかできることがあるようです。
皆さんも私と同じような状況の人には一度試してみて、実際に愛護団体やボランティアの活動を見てみることから始めてみてはいかがでしょうか?
小さなサポートその1:募金をする
thitikan chuachan/shutterstock.com
愛護団体や個人でされているボランティアの方の中に募金を募っている団体があります。
ただきちんとした団体かどうかはしっかりと見極めることが大切です。ですので実際に足を運んでどのような活動をしているのか、そして会計報告がきちんと報告されているか、スタッフの対応はどうかなど、誠実な団体かどうかをしっかりと見極めましょう。
また認定されたNPO法人への寄付金は所得税と住民税から一部減額されることがありますので、お住いの都道府県市区町村の税務署に問い合わせるのもおすすめです。
またペットショップや動物病院などにも募金箱が置いてあります。そこで募金をすることで、小さな活動のサポートになります。
- 維持費(光熱費、家賃など)
- 犬の搬送費用(車にかかる経費、ガソリン代、駐車場など)
- 去勢費用
- 病院・薬代
- ワクチン代
- 食事代
- トイレシーツやおむつなどの日用品
- ゲージ、サークルなどの備品
- 洋服、リードなど
上記に挙げただけでも、費用がかかるのだとわかりますね。
小さなサポートその2:必要な物を寄付する
犬を飼ったことがある人なら、犬を飼うことで必要なアイテムがあることはおわかりですよね。
小さな幼犬から年を重ねた老犬まで、様々な年齢の保護犬をお世話をすることは大変なことです。まずは自分が住んでいる地域のボランティア団体や動物愛護団体を調べて、譲渡会などのイベントなどへ出向いてみましょう。
そこでスタッフの方に必要な物、例えば冬だと毛布やわんちゃんの洋服、そして餌など今不足しているものが何かを聞いて、ものを寄付するということでもサポートができます。
私は以前新聞紙と洋服を寄付したのですが、寄付をした団体は犬と猫が200頭以上いて、常にものが足りていない状態であること、そしていただくものに偏りがあることを教えてもらいました。
新聞や洋服の他にも、シャンプーや洗剤、ペットシーツなどの消耗品は常に必要なアイテムですので、重宝されると思いますが、それぞれの団体で寄付を募っているのか問い合わせてみましょう。
小さなサポートその3:譲渡会などのイベントに参加する
動物愛護団体や支援団体が主催しているイベントでは、譲渡会の他にもグッズ販売を行っているケースがあります。
カレンダーやマグカップ、コースターなどの販売利益が活動資金になります。
里親になれないからとイベントに参加しないというのではなく、商品を購入することで、保護犬や保護猫のために使われ、小さなサポートになります。
またこの他にはもフリーマーケットを開催したり、団体のオリジナルアイテムの販売なども活動資金になりますので、自分の好きなデザインがあれば購入するとサポートにもなります。
小さなサポートその4:資格を持っていたらできることで参加する
トリマーやトレーナーといった資格をもっている場合は、その技能を使ってサポートをすることもできます。
毎日は通えないけれど、一ヶ月に2回なら時間が取れるという方など、空いた時間を自分ができることでサポートできます。
その場合は、各団体の方に技能をしっかりと伝え、サポートが必要かどうかを問いあわせてみましょう。
もっと気軽に保護犬と接したい方には保護犬に出会えるカフェがおすすめ
各団体のイベントなどは土日の休日に行われることが多く、休みが合わないという方もいらっしゃいますよね。また譲渡回まではと足踏みされている方にもおすすめなのが、保護犬に会えるカフェです。
まだまだ浸透していないので、始めて聞くというかたもいるかと思います。
普通のカフェで、気軽にそしてゆっくりとお茶を楽しめる上に、保護犬にも会えるというカフェなのです。
東京や大阪などの都心部を中心に徐々に増えていて、あまり深く考えなくても、猫カフェならぬ犬カフェだと考えてもらえるとわかりやすですね。
このカフェの特徴は、誰でも気軽に利用できて、可愛い犬が出迎えてくれます。
そして自由にふれあいができます。またカフェによっては、おやつやご飯を与えることもできるカフェがあります。
また、愛犬を連れて行くこともできます。保護犬だからといってしつけができていないわけではないので、安心です。
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日の沈んだ夜に散歩できたら夜に散歩したり、休みの日の朝にすると良いのですが それが不可能なら、犬の為の靴を履かせて 散歩すると火傷は回避出来ると思います。