アイリッシュ・テリアの性格・特徴・飼い方｜ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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名称：アイリッシュ・テリア 性格：勇敢、闘争心がある、飼い主に忠実 寿命：13～15歳 体重：11.4～12.25kg 体高：45.5cm 毛色：レッド、レッド・ウィートン、イエロー・レッド 値段相場：希少犬種のためペットショップ不明、ブリーダー40～50万

アイリッシュ・テリアの性格

アイリッシュ・テリアのルーツははっきりとしていませんが、ブラック・アンド・タン・テリアやソリッド・ウィートンカラード・テリア、アイリッシュ・ウルフハウンドなどの血縁にあると考えられています。最も古いテリア犬種と言われており、アイルランドでカワウソやキツネなどの小型の害獣を狩るために農夫に飼育されていました。

1875年のドッグショーで優勝した「アイリッシュ・テリアの父と母」と呼ばれている「キルニー」と「エリン」によって優秀な子孫たちが排出されました。 その後、イギリスのケネルクラブに公認され、イギリスやアメリカのドッグショーで活躍する人気犬種になりました。日本ではとても希少な犬種で、飼育するには海外から輸入する必要があります。

犬の品種の認定をはじめ、犬種標準の指定を行うジャパンケネルクラブ（JKC）によると、アイリッシュ・テリアは利口で勇敢な性格をしており、第1次世界大戦では伝令犬として戦場で活躍していました。闘争心があり攻撃されると興奮して戦おうとしますが、飼い主に対しては非常に忠実でおだやかな性格をしています。

アイリッシュテリアはワイヤーヘアーが特徴的で、エアデール・テリアやレークランド・テリアなどのテリア犬種と外見が似ています。

アイリッシュ・テリアの平均寿命

アイリッシュ・テリアは小型犬で、平均寿命は13～15年です。小型犬の平均寿命は約14年なので、アイリッシュ・テリアは小型犬の中でも平均的な寿命と言えます。

アイリッシュ・テリアの平均体重

アイリッシュ・テリアの平均体重は11.4～12.25kgです。オスは12.25kg、メスは11.4kgが理想的な体重です。

アイリッシュ・テリアの平均体高

アイリッシュテリアの平均体高は45.5cmです。オスとメスに大きな差はありません。

アイリッシュ・テリアの毛色（カラー）

アイリッシュ・テリアの被毛はイエローやレッド系の明るいカラーで、単色でなければいけません。 ただし、ホワイトの小さな班が胸に現れることもあります。

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アイリッシュ・テリアが成犬になるまでの期間

犬はサイズによって成長期の長さが異なります。小型犬のアイリッシュ・テリアは、約8～10か月で成犬になります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

アイリッシュ・テリアの鳴き声

アイリッシュ・テリアは好奇心が強いテリア気質をもっているので、吠えやすい犬種です。無駄吠えををさせないように子犬の頃からしつけをする必要があります。

アイリッシュ・テリアがかかりやすい病気

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

気温が22～23度、湿度が60％を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。 原産国がアイルランドのアイリッシュ・テリアは、暑さに強い犬種ではありません。暑い時期の散歩は日中を避け、朝夕の涼しい時間帯に水分補給をさせながら行いましょう。 真夏以外でも熱くなりやすい車内や室内でも熱中症になることがあるので、室温には気をつけてください。

アイリッシュ・テリアの体臭

アイリッシュ・テリアは短毛ですがダブルコートの犬種なので、体臭がこもりやすいです。定期的にブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう。 口まわりの長い毛に汚れが付きやすく、放置していると臭いの原因になるので食後に拭き取ってください。

アイリッシュ・テリアの飼い方

アイリッシュ・テリアは小型犬ですが、狩猟のルーツを持ち体力があるので毎日の散歩に加えて運動をさせてあげる必要があります。世話の時間をあまり確保できない方が飼育するのは難しいでしょう。

暑さに弱いので、室内に小型犬用のケージやサークルを用意して飼育しましょう。狩猟本能が高く小動物を見かけると追いかけることもあるので、小動物と同じ室内で飼育する場合には注意が必要です。

股関節形成不全になりやすい犬種なので、フローリングで滑らないようにシートなどを敷いて対策してください。

ドッグフードの量・回数

子犬と成犬、シニア犬は必要な栄養素やカロリーが異なるので、ドッグフードはライフステージにあった総合栄養食を与えてください。

子犬は免疫機能が発達する時期なので、ビタミンEなどを含む抗酸化物質を含んだフードが適しています。骨を発達させるカルシウムやリン、マグネシウムなどがバランスよく含まれているフードもおすすめです。 ただし、成長期に過剰にカルシウムを与えると必要以上に吸収されて成長に悪影響を与えるので注意しましょう。 キレイな被毛や健康な皮膚を維持するために、EPAやDHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸を含むフードも適しています。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3～4回に分け、ふやかして与えます。成犬になれば基本的は1日2回与えましょう。 アイリッシュ・テリアは股関節形成不全になりやすいので、フードやおやつを与えすぎて肥満にならないように注意してください。

食べさせてはいけないもの

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください

犬に与えてはいけない食べ物！食べてしまった時の対処法もご紹介！

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

アイリッシュ・テリアはダブルコートですが、抜け毛は少なめです。週に1～2回はスリッカーブラシとラバーブラシを使ってブラッシングしてあげましょう。

毛色や質感、皮膚の健康を保つために、プラッキングを定期的にトリマーさんへお願いする場合も多いです。

プラッキングとは、身体全体の毛を専用のナイフや指で間引く技法です。プラッキングをすると、犬にとって良いコートコンディションを保てるようになります。

毛が溜まって不潔になるのを防いだり、抜け毛も減るため家庭での手入れも楽になります。

お風呂の入れ方

アイリッシュ・テリアは月に1～2回ほどシャンプーをしてあげましょう。シャンプーの頻度が高いと、必要な皮脂まで洗い流してしまって皮膚に良くありません。散歩などで被毛が汚れてしまった場合には、濡れたタオルなどで拭き取ってあげましょう。

あらかじめブラッシングをして抜け毛をとっておくと、スムーズに洗うことができます。 シャンプーの流し残しがあったりドライが十分でない状態だと皮膚病になってしまう可能性があるので、注意してください。

最適な散歩時間

アイリッシュ・テリアは、テリア犬種らしくエネルギッシュで散歩や運動が大好きです。毎日1回30分程度の散歩を2回行いましょう。散歩以外にもドッグランやハイキングなど、自然豊かな場所に連れて行きたくさん運動をさせてください。

狩猟のルーツから、ボールやフリスビーなどを使い“追いかける”といった遊びも取り入れるのをおすすめします。 散歩が足りないと運動不足でストレスが溜まってイタズラをしたり、肥満になってしまいます。

アイリッシュ・テリアのしつけ方法

アイリッシュ・テリアは活発で興奮しやすい面もあり、攻撃をうけると立ち向かっていこうとする勇敢な犬種です。 他の犬に対して攻撃的な態度をとることもあるので、しっかりしつけを行う必要があります。ですが頭が良く飼い主に忠実な性格をしているので、しつけをおぼえるのは得意な犬種です。

飼い犬が言うことを聞かないから感情的に怒鳴りつけたり、暴力で押さえつけようとしては「虐待」になります。 犬はトレーニングを重ねることでしつけを覚える生き物なので、根気よく繰り返し教えてください。

トイレのしつけ方

トイレのしつけは、アイリッシュ・テリアの子犬を家に迎えたらすぐに始めましょう。開始時期が遅れると勝手に排泄場所を決めてしまって、矯正するのが大変になります。 室内で飼うことが多い犬種なので、しつけができていないと部屋が汚れてしまう可能性もあります。

1歳以上のアイリッシュ・テリアにトイレのしつけをする場合も子犬と同様の方法でトレーニングしますが、マスターするには時間がかかる傾向にあります。

多頭飼いの場合は他の犬とトイレを共有する方法がありますが、犬のストレスになるようなら個別のトイレを用意しましょう。

無駄吠えのしつけ方法

アイリッシュ・テリアは警戒心が強いので、見知らぬ人や犬に対して無駄吠えをすることがあります。無駄吠えは近隣とのトラブルに発展することもあるので、子犬の頃からトレーニングをする必要があります。

噛み癖のしつけ方法

活動的で力が強いアイリッシュ・テリアに噛み癖がついているとトラブルが起こる可能性があるので、しっかりトレーニングをしなければなりません。甘噛みから発展して噛み癖がつくことがあるので、子犬の頃からしつけを始めましょう。

歯が生え替わる時期は、しきりにものを噛もうとします。これは乳歯が抜ける前の違和感による行動で、通常は永久歯が生え揃えば落ち着くため問題ありません。 噛んでもいいおもちゃなどを与えましょう。

待てのしつけ方法

興奮したアイリッシュ・テリアを抑えるために「待て」を覚えさせましょう。刺激されたり小動物などを見つけると飛び掛かろうとするので、待機させてクールダウンさせる必要があります。 「待て」は病院やトリミングサロンの待ち時間でも役に立つので、子犬のころからしつけをしましょう。

留守番のしつけ方法

留守番に慣れていない犬は、飼い主がいなくなると不安になって無駄吠えや暴れるなどの問題行動を起こすことがあります。活動的なアイリッシュ・テリアは動き回ってケガをしてしまうかもしれません。 外の物音に対して不安になることもあるので、あらかじめさまざまな刺激に慣らしておきましょう。

保護犬の里親情報をチェック！

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家族として犬を迎えることを検討されている場合は、「保護犬の里親になる」という選択肢もぜひご検討ください。 新たな飼い主さんのお迎えを待っている子たちがたくさんいます。

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