愛犬の健康管理はしっかりと!熱が出ているときの対処法もご紹介!

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mofmo編集部

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愛犬の体温を測ったことのある飼い主さんは、意外と少ないのではないでしょうか。人間であれば発熱したときに、言葉でそのしんどさを訴えることができますが、犬の場合、自分で伝えることができません。ですから、私たち人間が最近の様子を見守り、愛犬の体調不良に気づいてあげる必要があります。

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犬が熱を出したときどうなる?

Small hound Beagle dog sleeping at home on the bed covered with a blanket

Kuznetsov Alexey/shutterstock.com

実際に、愛犬の体温が上がっている時、どのような症状が出るのでしょうか?また愛犬の体のどの部分で、発熱しているかどうかを確認できるのでしょうか。

愛犬の行動に注意する

犬の体温が上がり発熱している場合、犬自身も体がしんどいので、食事をしようとしなかったり、水を飲みたがらなかったり、動きたがらないといった症状が見られます。

また、口から舌をだらんと出して荒い呼吸をしていることもあります。また、冷たい場所を探して寝転がることがあります。このような行動は、発熱していないときには無いことですので、飼い主さんが日ごろから愛犬の行動をよく知っておく必要があります。そして普段と違う行動をしていることに気づいてあげましょう。

発熱しているかどうか確認する

上記のような、日頃と違った行動を愛犬がした場合、発熱している可能性があります。そのような時は、耳の付け根や足先、額など、普段冷たい部分を触って、愛犬の体温を確認しましょう。

普段冷たいそれらの部分が、熱を持っているようなら、犬用体温計で愛犬の体温を測りましょう。愛犬の体温と、普段の平熱を比べてみたら、発熱しているかどうかを判断することができます。

犬が熱を出したら?

Young female veterinarian checking up the dog at the veterinarian clinic

Zivica Kerkez/shutterstock.com

では、犬が熱を出していることがわかったら、飼い主さんはどうしたらよいのでしょうか?

症状が発熱だけの場合

発熱しているものの、平熱よりわずかに高いだけで、39.5度を越してはいない場合はどう対処したら良いでしょうか。 わずかに熱があり、暑そうに又はだるそうにしているものの、水を飲んだり食事を普段通りとっているかもしれません。また、寝ていても飼い主が名前を呼ぶと寄ってくるぐらい元気があるなら、自宅で様子を見ることもできるでしょう。

この場合、定期的に熱を測り、熱がどんどん上がらないか注意してみてあげる必要があるでしょう。また、水分をしっかり取らせましょう。下痢をしたり、嘔吐したり、熱が上がるようなら動物病院に電話をして獣医師に状況を伝えることもできます。

発熱以外にも症状がある場合

愛犬の熱を計ると平熱よりも高熱があり、それ以外にも下痢や嘔吐などの症状が見られる場合は注意が必要です。例えば発熱に加えて痙攣や意識障害があったり、呼吸や脈拍が多くぐったりしている場合は、緊急性が高いと思われますので、動物病院に電話をし状況をつたえ、急いで連れていきましょう。

また、発熱に加え咳や鼻水が出ている場合、呼吸器系に炎症が起こっている可能性があります。この場合も動物病院に電話をし、獣医師に状況を伝えましょう。また、必要であれば動物病院にすぐに連れていきましょう。

あるいは、下痢や嘔吐していることがあるかもしれません。この場合愛犬は何かのウィルスや細菌に感染し腸炎を起こしている可能性があります。下痢や嘔吐したものの状態なども獣医師に伝え、動物病院で診てもらうと良いでしょう。

食欲がなくなっていたり、体に痛みがあるような様子の時はどうしたら良いでしょうか。この場合も、動物病院に電話で状況を伝えましょう。特定のものを食べなくなっているのか、また水だけであれば飲むのかなど愛犬の様子を詳しく伝えましょう。また歩き方や座り方、触った時にある特定のところだけを触ると嫌がるなどが見られるなら、獣医師に伝えましょう。そして、必要であれば早めに動物病院で診てもらうと良いでしょう。

病院について行くまでの対処法

しばらく家で様子を見ることにした場合も、病院に連れて行きたくても近くに連れて行ける病院がないなどの場合も、まず家で応急処置をすることができます。動物病院に電話をかけて状況を伝えることができたときは、医師の指示に従いましょう。

もしおうちで、応急処置をする場合や回復まで様子を見る場合、以下の点に気をつけてください。まず、部屋の温度や湿度に気をつけてあげましょう。直接日光が当たる所ではなく日陰に寝かせてあげましょう。

また、発熱していても意識がある場合は十分に水分を与えるようにしましょう。もし、家に犬用スポーツドリンクがあるなら与えましょう。そのようにして、脱水症状にならないように、見守ってあげる必要があります。

また、愛犬が嫌がらなければ保冷剤や氷枕などを使って、体の熱を下げてあげることもできます。体の熱を下げるためには太い動脈が通っている首の付け根や脇の下後ろ足の内股部分に、保冷剤や氷枕を当ててあげる必要があります。あまり冷たいとびっくりするので、タオルで巻いてあげるなどすると良いでしょう。

体温が低すぎる場合

Dog hides under coffee table from thunder outside.

Patrick H/shutterstock.com

もしも、愛犬の体温が平熱よりも低くなるとどうなるのでしょうか?寒い時期、冬に特に多く発症する低体温症になると、平熱よりも1度以上温度が下がり体が冷えきってしまいます。そうなると、元気がなくなり震えるなどの症状が見られます。もっと重症になると、呼吸が浅くなり意識を失うことがあります。

そのような重度の症状が出る前に、犬が寒そうにしているなら室内の暖かい所にいられるようにしてあげましょう。また、寒い中の散歩を中止したり、散歩の時間を短くしたりすることによって、愛犬の体が冷えきってしまわないようにしてあげましょう。

老犬であったり、他に持病がある場合低体温症になると症状が悪化しやすくなりますので気をつけましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?もしかしたら、愛犬の体温を今まであまり気にすることなかったかもしれませんね。愛犬の体温から健康状態を知ることができることや、どのように対処したらよいかということを紹介しました。日ごろから愛犬の体温をしておくことによって、今愛犬がベストな状態なのかまたは少ししんどいのか、さらには体調崩しているのか、飼い主さんがある程度判断できるということがわかりました。

いつも元気な愛犬を見ていると、体温を測る必要など感じないかもしれませんが、いざと言う時のために愛犬の対応を測る秘密を知っているようにしましょう。また、普段の元気なときの様子と、具合が悪くなったときの様子が違うと言うこともご紹介しました。日ごろからどのような行動するのかよく見守ってあげていると、具合が悪くなったときに早く気づくことができます。

1番そばで愛犬を見守っている飼い主さんがよく愛犬の体温を管理することによって、愛犬の健康を持ってあげてくださいね。

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