【ドッグトレーナー監修】犬が本気で怒っている時ってどんな時?遊びの延長と本気の違い【2023年版】

【ドッグトレーナー監修】犬が本気で怒っている時ってどんな時?遊びの延長と本気の違い【2023年版】

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Moe Yoshida

ドッグトレーナー

Moe Yoshida

国際動物専門学校 しつけ・トレーニング学科卒。 噛み・吠え癖の酷い元保護犬のビーグルを引き取った事をきっかけに『褒めてしつける』を念頭に活動。 自身の経験を活かし、しつけイベントにて飼い主に寄り添ったトレーニング方法を指導。 ナチュラルペットフード・栄養学の知識にも精通。 保有資格:NPO法人ドッグトレーナー2級、しつけアドバイザー2級、愛玩動物飼養管理士、ドッググルーマー2級

愛犬と一緒に遊んでいたりすると、ロープの引っ張り合いになったりしますよね! その際に愛犬がうなったりすることってありませんか?でもそれって怒っているわけではないんです。 そう考えると、本当に怒っている時と、遊びの延長戦の差が分からないですよね。今回は、その違いをお話していきます。

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犬が本気怒りをしている時にNGなこと

Close up on dogs head with sunglasses showing anger.

a6photo/shutterstock.com

もし犬が本気で怒っているのが分かったら、犬にとっても飼い主にとっても危険がないように賢く行動する必要があります。

まずは刺激を与えないようにしましょう。 すでに犬は興奮しているので、刺激を与えると怒りが爆発してしまうかもしれません。 そうなると危険です。飼い主だからといって噛まれないわけではありません。 「叱るのをやめると犬のしつけにならないのではないか?」と思うかもしれませんが、実は叱り続けるのは逆効果です。

恐怖を感じて走って逃げるのもNGです。犬は逃げるものを追う習性があります。走って逃げると追いかけてくる恐れがあるので、怖いと思ってもゆっくり立ち去るのが良いでしょう。 目を合わせないようにもしましょう。 犬の社会では目を合わせてまじまじと見つめるのは敵意の証拠ととらえられることがあります。

怒っている犬の目をじっと見ていると威嚇行動ととらえるかもしれません。 何もしなくても向こうから攻撃モードに入られる恐れがあるため、目をそらせて敵意がないことを示しましょう。

犬が怒っているように見えるだけの時

Angry dog aggressively barking and defending his territory

alexei_tm/shutterstock.com

時には飼い主が、「飼い犬が怒っている」と感じているだけで、実際にはそうではないという事があります。例えば唸る時です。飼い犬が唸るのは怒っている時だけではありません。うれしくて興奮している時も唸ります。歯茎を見せたりするのではなく唸るのであれば、単純にうれしいだけの可能性があるので心配しなくても大丈夫です。

一見怒っているようでも実はそうではないというパターンもあるため、飼い主は犬の表情や体の動き全体をよく研究するようにして、それぞれの仕草がどんなシグナルなのかを把握することが大切です。

まとめ

犬が怒っている理由や本気で怒っている時の変化はわかりましたか? もちろん、その子によって癖等があり、変わりますが、大体は決まっています。 本気で怒っている時の犬は、凶暴で飼い主であるあなたにも噛みついてきたりします。怪我をしないためにもしっかりと対応していくことが大切です。

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