犬の犬種によって違う骨格の特徴!あなたの愛犬にあった健康管理の方法を知ろう

犬の犬種によって違う骨格の特徴!あなたの愛犬にあった健康管理の方法を知ろう

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mofmo編集部

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犬は種類によって骨にも特徴があります。犬種による違いを学び、日々の健康管理に役立てましょう。また骨を強くする方法についてもご紹介しています。

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犬種ごとの特徴

では、人気の犬種をいくつか取り上げ、それぞれの特徴とかかりやすい病気やけが、飼うときに注意してあげると良い点についてまとめてみたいと思います。

ダックスフンド

ダックスフンド

Sergius4/shutterstock.com

ダックスフンドは胴が長く足の短いのが特徴です。小型の室内犬として人気ですね。ダックスフンドはスタンダード・ミニチュアにも分かれますが、胸囲の長さで分けられるそうです。脅威が35センチ以上だとスタンダードダックスフンド、30~35センチの場合はミニチュアダックスフンドとなります。

足が短いため、走ったり飛び降りたりするときの衝撃が吸収しづらくなっています。ダックスフンドの抱える病気で多いのは、椎間板ヘルニアです。そのため階段や段差を下りる時は、強い衝撃を受けないよう注意してあげましょう。

また、足や関節に負担がかかりやすいですので、関節炎になる可能性も高いです。関節炎の予防として、肥満にならないように気をつけましょう。

ラブラドールレトリーバー

ラブラドールレトリーバー

Eric Isselee/shutterstock.com

ラブラドールレトリーバーやゴールデンレトリーバーなどの大型犬ですが、体が大きいため足に負担がかかりやすくなります。足の関節や股関節に負担がかかりやすいですので、肥満にならないように気をつけること、シニアになってきたらハードな運動は避けることがおすすめです。

また、股関節形成不全という病気が発症しやすい犬種です、生後6か月~1年くらいの間に発症する場合が多いです。骨盤と大腿骨をつなぐじん帯が伸びて、脱臼しやすい状態です。この病気を抱えている場合は、歩くときに痛みを伴うので運動を嫌がる傾向が見られます。また、歩くときに腰が振れていたり、横座りばかりしているときも要注意です。

歩くのが嫌そうな場合はムリに散歩に連れて行かず、休養させてあげましょう。痛みが無いようなら、犬のペースに合わせてゆっくり散歩にいくのもおすすめです。関節にかかる負担を軽減するために、肥満の場合はダイエットも検討してみてください。

ポメラニアン・チワワ

ポメラニアンとチワワ

cynoclub/shutterstock.com

小柄で可愛らしくて人気のポメラニアン・チワワの場合は、膝のお皿が内側にずれてしまう膝蓋骨脱臼に注意しましょう。片方の膝のお皿がずれてしまうと、歩くときにスキップするような歩き方になっていたり、両足が外れるとかがんだ状態で歩くようになります。また、症状が進むとO脚気味になっていたり、内またになっていることもあります。いつもと歩き方が違うなと感じたら、病院へ連れていき診察をしてもらいましょう。

足の骨が華奢なプードルやマルチーズ、テリアなども膝の脱臼に注意しましょう。負傷していないときは、足腰の発育のために、適度な運動・お散歩をさせましょう。

シーズー・トイプードル

シーズーとトイプードル

stepmorem/shutterstock.com

関節リウマチはシーズーやトイプードルに発症が多いと言われています。関節の炎症を抑えることで症状を改善することができますので、病院へ行き早期発見・治療をしましょう。普段からストレスフリーで免疫力を高める生活を心がけましょう。

避妊手術をした犬

避妊手術をしたメスの犬に発症が多いのが、骨粗しょう症です。骨粗しょう症は女性ホルモンとかかわりが深いため、避妊手術をし女性ホルモンの減少した犬は発症リスクが高まります。

ライフスタイルの改善によって発症率を低くし改善することができます。骨粗しょう症の対策のためには、運動、食生活、日光が欠かせません。ビタミンやたんぱく質の豊富なバランスの良い食事、適度な運動、日光を浴びることを意識しましょう。

成長期の犬

成長期の犬がかかりやすい骨の病気として、レッグペルテス病というものがあります。大腿骨の先端が壊死する病気で、成長期の小型犬に多く見られる病気のようです。遺伝的要因が大きいと考えられていますが、成長期に骨や関節への負担がかかると重症化しやすくなります。成長期はとくに、栄養豊富な食事をあげて、骨や関節に負担のかからない安全なお部屋づくりをして、成長をサポートしてあげましょう。

シニア犬

どの犬種でも、年を重ねたシニア犬は変形性骨関節症になりやすいです。関節が変形し、痛みを引き起こします。関節の痛みのため、足を引きずって歩いたり、歩くのを嫌がるようになったりします。抗炎症剤の投与で痛みを緩和させ、体重管理と適度な運動によって、進行を抑える治療が主となります。

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