猫に青魚は危険?猫に魚をあげるリスクと注意点を解説!

猫に青魚は危険?猫に魚をあげるリスクと注意点を解説!

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猫は魚を食べるというイメージがありますが、実は青魚は場合によって猫の寿命を縮めてしまう恐れもある食材です。この記事では猫にとって青魚はどんなリスクを与えるか、そして青魚によってもたらされる症状にはどんなものがあるかご紹介します。

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魚が猫にもたらす病気

魚をくわえている子猫

IrinaK/shutterstock.com

猫が魚を食べることで発症する可能性のある病気は、イエローファット以外にも以下のものが挙げられます。

アレルギー

猫の中にはお肉や乳製品のように、魚を食べてアレルギーを引き起こす子もいます。

魚入りフードはたんぱく質源として注目されていますが、魚の種類によってはアレルギーを発症させることもあります。

ですから、魚を与える際には、少量からあたえはじめて、下痢や嘔吐、発熱などの症状がでていないかを確認するようにしましょう。

ヒスタミン食中毒

ヒスタミン食中毒とは、ヒスタミンという物質を含有している魚を食べることによって発症する中毒症です。もともと魚がもっているヒスチジンという物質が、細菌の持つ脱炭酸酵素の働きよりヒスタミンを生成します。

ヒスタミンを含有している魚を常温に放置すると細菌が増殖するため、それに伴いヒスタミンの生成量も増え、食べることで中毒症の確率を高めます。

ヒスタミンは熱にとても強いため、熱処理をしても壊れることがありません。ですから、予防策として新鮮な魚を購入するようにし、常温で魚を放置しないようにしましょう。

アニサキス寄生虫

アニサキスは、寄生虫の一種です。サバやいわし、かつお、さんま、あじ、サケ、イカなどの魚介類の内臓に寄生しています。

アニサキスは、鮮度が落ちてくると内臓から筋肉へ移動してきます。アニサキスが寄生している魚を生で食べると、アニサキス寄生虫が胃壁や腸壁に刺入し、アニサキス症という食中毒を発症させ、猫も人間同様、嘔吐や激しい痛みを伴う腹痛などの症状を引き起こします。

アニサキスは熱に弱い性質をしているので、焼いたり煮たりなど加熱処理をすることで、ほぼ死滅します。また、生で食べるとしても良く噛むなら、生きたアニサキスが体内に入ることを防ぐことが可能です。

しかし、猫の場合、よく噛むことをしないので、小さくカットしたものを与えることができるでしょう。

ビタミンB1欠乏症

青魚に限らず、猫が生魚を食べるとビタミンB1欠乏症を発症する可能性を高めます。刺身などの生魚に含まれているチアミナーゼという分解酵素が、ビタミンB1を破壊することで欠乏する病気です。

ビタミンB1欠乏症の主な症状には食欲不振、下痢、嘔吐、ふらつき、めまい、痙攣、麻痺などが挙げられます。最悪の場合は、生死の危険性もあります。

チアミナーゼは加熱すると壊れるので、猫に与える場合は焼いたり茹でるなど加熱したものを適量与えるようにしましょう。

魚の骨に注意!

人間であれば多少の魚の骨はかみ砕くことができますが、猫はそれができません。特に魚の骨は小さく、猫が勢いよく食べているときに口や喉を傷つけてしまったり、胃腸に負担がかかる可能性があります。

最悪の場合は、魚の骨が胃腸を傷つけてしまい、動物病院での治療が必要になることもあります。

このような事態を防ぐためにも、猫に魚を与える際には、骨をしっかり取り除いたものをあげるようにしましょう。

猫が食べてはいけない食材とは?

チョコレートを抱える猫

kuban_girl/shutterstock.com

青魚の量に注意するなら、猫は青魚を食べることができます。しかし、食材の中には猫にとって害となるものがあります。

貝類

アワビやサザエ、トリガイなどの海藻を食べている貝は、猫には危険です。これらの種類の貝を食べた後に日光にあたると、皮膚炎を発症する可能性があります。特に被毛の薄い耳などには症状があらわれやすいの気をつけましょう。

イカ

「イカは猫にあげると腰が抜ける」という言い伝えが昔からありますが、イカも猫に与えてはいけない魚介類のひとつです。

腰が抜けるということはありませんが、イカに含まれている酵素がビタミンB1を分解することで体調が悪くなり、回復するまで静かにしていなければいけないので、腰が抜けると言われているようです。

イカを食べたからといってすぐに命の危険性が危ぶまれるわけではありませんが、日常的に与えるなら体調不良の原因となるので、与えないことが大切です。

チョコレート

カカオ分の高いチョコレートは、苦味成分が多く含まれているため独自の苦味があります。実はこの苦味成分は、猫の神経を過剰に刺激するため、多量に摂取すると生死にかかわってきます。

板チョコ1枚程度でも、猫にとっては多少になり死んでしまう危険性もあるので、愛猫に見つからない場所に保管するようにしましょう。

ピーナッツ

ピーナッツは、猫にとっては過剰の塩分やマグネシウムが含有されています。ミネラルの摂りすぎは尿路結石の原因となりますので、与えることはNGです。

キシリトール入りのおやつ

ミント系のタブレットやガムなどに使われている甘味料のキシリトールは、猫の血糖値を急激に低下させます。ですから、絶対に猫に与えてはいけません。

万が一、愛猫が誤飲してしまった場合は、早急に動物病院へ連れていきましょう。

まとめ

猫に青魚を与えることの危険性についてみてきましたが、いかがでしたか?

青魚にはイエローファットの原因となる不飽和脂肪酸が多く含まれているので、日常的に与えることや多量に与えることには猫にとって害となります。

愛猫に青魚を与えたいときは、調理法や量の調整などに気を付け、トラブルを事前に予防しましょう。また、青魚以外でも生魚を与えることは危険な魚介類もあるので、加熱してから適量を与えるようにしましょう。

愛猫からねだられると可愛さのあまりあげたくなってしまいますが、愛猫の健康のことを第一に考えるようにしましょう。

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