ブラジリアン・ガード・ドッグの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

ブラジリアン・ガード・ドッグの性格・特徴・飼い方|ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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ブラジリアン・ガード・ドッグの性格や飼い方や歴史についてご説明します。

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Adult Fila Brasileiro (Brazilian Mastiff) dog profile portrait, autumn scene

olgagorovenko/shutterstock.com

名称:ブラジリアン・ガード・ドッグ 性格:勇敢、決断力がある、従順、警戒心が強い 寿命:9~11歳 体重:40kg以上 体高:60~75cm 毛色:全ての色(ホワイト、マウス・グレー、班がある色、ダップル・コートを除く) 値段相場:希少犬種のためペットショップブリーダー不明

ブラジリアン・ガード・ドッグの性格

犬の品種の認定をはじめ、犬種標準の指定を行うジャパンケネルクラブによると、ブラジリアン・ガード・ドッグの祖先は、ブラジルで犯人の追跡や家畜のガードをする番犬として活躍していました。

17世紀にポルトガルやスペインからブラジルに入ってきた、スペイン・マスティフ、ボルドー・マスティフなどのマスティフ種とブラッドハウンドやブルドッグなどの交配によって生まれた犬がブラジリアン・ガード・ドッグのルーツです。

1960年には国際畜犬連盟(FCI)に公認されましたが、一部の国では現在でも危険生物として飼育禁止になっています。

ブラジルやアルゼンチンで多く飼育されていますが、2018年までにジャパンケネルクラブに登録された頭数はおらず、日本では極めて希少な犬種です。飼育を希望する場合は、輸入することになるでしょう。

ブラジリアン・マスティフやフィラ・ブラジレイロと呼ばれることもあります。

非常に勇敢で見知らぬ人に対して警戒心が強い犬種です。一方で飼い主や家族には忠実で愛情深く、現地では忠実さを表すことわざにもなっています。基本的には穏やかで、物音にも動じずに落ち着いています。

しかし、防衛本能が強いために飼い主や自分の身に危険が降りかかると容赦なく攻撃性を発揮します。

そのため安全な犬種とはいえず、ブラジリアン・ガード・ドッグの飼育を規制している国もあるほどです。

外見はナポリタン・マスティフやスパニッシュ・マスティフといったマスティフ種に似ていますが、スッキリとした体型をしています。

ブラジリアン・ガード・ドッグの平均寿命

ブラジリアン・ガード・ドッグは超大型犬です。一般的に犬はサイズが大きくなるほど、平均寿命が短くなる傾向にあります。

ブラジリアン・ガード・ドッグの平均寿命は9~11年ほどで、小型犬や中型犬よりは短命です。

ブラジリアン・ガード・ドッグの平均体重

ブラジリアン・ガード・ドッグの平均体重はオスが50kg以上、メスが40kg以上です。

ブラジリアン・ガード・ドッグの平均体高

ブラジリアン・ガード・ドッグに平均体高はオスが65~75cm、メスが60~70cmです。メスはオスよりもやや小柄です。

ブラジリアン・ガード・ドッグの毛色(カラー)

ジャパンケネルクラブに認められている毛色は、ホワイトとマウス・グレー以外の全ての色です。ただし、班を持っていたりダップル・コートの場合は認められていません。

フォーン(左)、クリーム(右)
Two adult Fila Brasileiro (Brazilian Mastiff) dogs sitting side to side, autumn scene

olgagorovenko/shutterstock.com

ブリンドル
Big brazilian fila dog protecting the property sitting in the yard

Nick Starichenko/shutterstock.com

ブラック
Black Brazilian Mastiff, Fila Brasileiro, 09 months old in a pool of water

Rosalba Matta-Machado/shutterstock.com

  • フォーン
  • クリーム
  • ブリンドル
  • ブラック

など多彩

ブラジリアン・ガード・ドッグが成犬になるまでの期間

犬の成長期の長さは、サイズによって異なります。超大型犬のブラジリアン・ガード・ドッグは約18~24カ月かけて成犬になります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

ブラジリアン・ガード・ドッグの鳴き声

ブラジリアン・ガード・ドッグは、見知らぬ人や犬に対して非常に警戒心が強いので吠えることがあります。

大型で鳴き声も大きい犬種なので、無駄吠えのしつけをしないと近隣トラブルに発展する可能性があります。

ブラジリアン・ガード・ドッグがかかりやすい病気

ブラジリアン・ガード・ドッグの子犬がかかりやすい病気
病名時期や症状治療費
股関節形成不全股関節が正常に形成されず、歩行に異常が現れる。成長期に発症することが多い。約40万

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

ブラジリアン・ガード・ドッグの成犬がかかりやすい病気
病名時期や症状治療費
胃捻転食べたものやガスなどが胃の中で急速にたまることで胃が膨張し、ねじれてしまう病気。3歳以降の成犬に多い。約15~17万円
眼瞼内反症瞼が内側にめくれてしまう遺伝性の病気。内側にめくれた瞼やまつげによって結膜炎や角膜炎を引き起こすこともある。3千~5千円/1回(まつげ脱毛)、約10万円(手術)
進行性網膜萎縮症(PRA)網膜が萎縮していって、徐々に視力が低下していく遺伝性の病気。最終的には失明する。完治させる方法はなく、ビタミン剤や抗酸化剤などのサプリメントを与えて進行を遅らせる。ビタミン剤・抗酸化剤100円/1錠

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

気温が22~23度、湿度が60%を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。

ブラジリアン・ガード・ドッグは被毛が短く暑さに弱くはないですが、夏場は日中の散歩を避けて朝夕の涼しい時間帯に行いましょう。散歩中に十分に水分補給をさせてください。

真夏以外でも車内や室内で熱中症になるケースがあるので、室温には注意しましょう。

ブラジリアン・ガード・ドッグの体臭

ブラジリアン・ガード・ドッグは被毛が短いので、体臭はこもりにくいです。しかし、垂れた耳に汚れが溜まって臭いが発生することがあるので、定期的に掃除してあげましょう。また、ヨダレが多く出て臭いの原因になるので、こまめに拭き取ってあげましょう。

ブラジリアン・ガード・ドッグの飼い方

ブラジリアン・ガード・ドッグは飼い主に従順ですが、力が強く警戒心が非常に強いのでしっかりとトレーニングをする必要があります。犬を飼うのが初めての方にはおすすめできません。

また、身体が大きいので、運動をさせる時間やフードなどの各種費用も多くかかります。世話の時間の確保や金銭面に不安がある方には飼育が難しい犬種です。

飼育には室内外問わず広いスペースが必要です。室外で飼う場合には、超大型犬用のケージやサークルを用意して誤飲には注意しましょう。

フローリングで滑って関節を痛めることもあるので、シートやカーペットなどを敷いて対策しましょう。

ドッグフードの量・回数

基本的に、ライフステージにあった総合栄養食を与えましょう。子犬と成犬、シニア犬では必要な栄養素やカロリーが異なります。超大型犬は消化器官がデリケートなので、消化のいいフードを選択しましょう。

子犬は免疫機能が発達する時期なので、ビタミンEなどを含む抗酸化物質を含んだフードが適しています。大きな身体を支えるために、骨を発達させるカルシウムやリン、マグネシウムなどがバランスよく含まれているフードもおすすめです。

ただし、成長期に過剰にカルシウムを与えると必要以上に吸収されて成長に悪影響を与えるので注意しましょう。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3~4回に分け、ふやかして与えます。成犬になれば基本的は1日2回与えましょう。

ブラジリアン・ガード・ドッグは胃捻転になりやすいので、可能であれば成犬時にも1日3回に分けてフードを与えて、食後に運動をさせるのは控えましょう。

フードを与えすぎると肥満になってしまいます。肥満は股関節形成不全の原因にもなるので、注意が必要です。

食べさせてはいけないもの

犬が食べてはいけない食べ物ネギ類全般(にんにく、ニラ、玉ねぎなど)・ぶどう類全般・チョコレート・キシリトール・生の魚介類(魚、イカ、タコ、エビ、カニ)・鶏の骨・アボガド・ナッツ類全般
犬は避けたほうがいい食べ物ほうれん草・生肉・香辛料・にぼし・のり・生卵・生野菜・牛乳・ココナッツオイル・干しあんず

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

  • 柑橘類
  • 酢類
  • スパイス類
  • クセのある葉物野菜

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

ブラジリアン・ガード・ドッグの被毛は、きめ細かくやわらかいスムースコートで抜け毛はあまり目立ちません。短毛種なので被毛のお手入れは簡単です。週1回ほどラバーブラシを使ってブラッシングしてあげましょう。

ブラッシングをしながらたるんだ皮膚が汚れていないかチェックしてください。汚れていたら硬く絞ったタオルなどで拭き取ってあげましょう。

お風呂の入れ方

ブラジリアン・ガード・ドッグは月に1回ほどシャンプーをしてあげましょう。シャンプーの頻度が高いと必要な皮脂まで洗い流しまうので、皮膚トラブルにつながります。普段は硬く絞ったタオルなどで汚れを拭き取ってあげましょう。

身体が大きいので複数人でシャンプーするか、超大型犬でも可能なトリミングサロンへお願いしましょう。

シャンプーは必ず犬用を使用しましょう。犬の肌や被毛に合うよう作られており、人間のシャンプーとは全く異なるためです。

ブラジリアン・ガード・ドッグの子犬のお風呂の入れ方

  1. 子犬はお風呂を怖がることがあります。おもちゃなどを使いながら行いましょう。
  2. 38度くらいのぬるま湯で身体を濡らしてから頭を濡らします。顔まわりは手でお湯をすくいながら濡らすか、水を含ませたタオルで濡らしましょう。
  3. シャンプーを手で泡立てて、身体→頭の順番に優しく丁寧に洗います。
  4. 頭→身体の順番にシャンプーを流してます。シャンプーの流し残しがあると皮膚病なるに可能性があるので、しっかり洗い流しましょう。
  5. タオルで全体的に乾かしてからドライヤーで完全に乾かします。ドライヤーは犬の身体から30cmほど離して使用します。被毛が短いので火傷をさせないように注意しましょう。

ブラジリアン・ガード・ドッグの成犬のお風呂の入れ方

  1. 子犬と同様に38度くらいのぬるま湯で身体を濡らしてから頭を濡らします。
  2. 手でシャンプーを泡立てて、身体→頭の順に洗います。
  3. 頭→身体の順にシャンプーを流します。流し残しには注意しましょう。
  4. タオルドライをしてからドライヤーで完全に乾かします。ドライヤーは犬の身体から30cmほど離して使用します。被毛が短いので火傷をさせないように注意しましょう。

最適な散歩時間

ブラジリアン・ガード・ドッグは多くの運動量が必要な犬種です。毎日1時間以上の散歩を、朝夕2回行いましょう。稀に散歩を怠けることがあるので、積極的に運動をさせるようにしてください。

警戒心が強いので、散歩中に他の犬や人に近づかせないようにコントロールする必要があります。

散歩の時間が足りないと、ストレスが溜まったり肥満になったりします。肥満は股関節形成不全の原因にもなるので、毎日しっかり散歩させるようにしましょう。

ブラジリアン・ガード・ドッグのしつけ方法

ブラジリアン・ガード・ドッグは、一部の国では危険種として飼育を禁止されているほど警戒心が強い犬種です。ケガやトラブルを起こさないためにも、子犬のころから飼い主がリーダーシップを発揮してしつけや訓練を行ってください。他人や人に慣れさせるために、社会性を身に着けさせる必要もあります。

大型犬は何かあってからでは遅いので、大型犬を得意とするしつけ教室へ預けたり、プロの手を借りたほうがいいでしょう。
きちんとしたしつけが必要ですが、飼い犬が言うことを聞かないからと言って、感情的に怒鳴りつけたり暴力で押さえつけようとしては「虐待」になります。

犬はトレーニングを重ねることでしつけを覚える生き物なので、根気よく繰り返し教えてください。

トイレのしつけ方

トイレのしつけは、ブラジリアン・ガード・ドッグを家に迎えたらすぐに行いましょう。開始時期が遅れると勝手に排泄場所を決めてしまいます。超大型犬で排泄量も多いので、しつけができていないと衛生的にも良くありません。

成犬のブラジリアン・ガード・ドッグにトイレのしつけをする場合にも、子犬と同様の方法で教えます。ただし、子犬よりも習得に時間がかかってしまいます。

多頭飼いの場合はトイレを共有する方法もありますが、犬にストレスがかかってしまうようなら個別のトイレを用意しましょう。

  1. 専用のトイレを用意します。
  2. 落ち着かない様子が見えたら排泄したがっているサインなので、トイレまで誘導してあげましょう。
  3. トイレに成功したら大げさに褒めてあげます。「トイレで排泄する=良いこと」だと認識します。
  4. 2~3週間ほどでトイレをマスターできます。

無駄吠えのしつけ方法

ブラジリアン・ガード・ドッグは古くから番犬として活躍してきたので、不審者が近づくと吠えてしまいます。大型で鳴き声も大きいので、近隣トラブルにならないように子犬のころからトレーニングをしましょう。

無駄吠えのしつけは吠える原因を探るところから始まります。

  1. 見知らぬ人や犬に対して吠えないように、子犬のうちからさまざまな人や犬と慣れさせて社会性を身につけさせましょう。
  2. チャイムなどの音に対して吠える場合には、原因の音をわざとならしてご褒美を与えるしつけをします。
  3. 飼い主に構ってほしくて吠える場合もあるので、要求に応じないように無視をしてください。「吠える=構ってくれない」と認識させましょう。

噛み癖のしつけ方法

ブラジリアン・ガード・ドッグは見知らぬ人に対して攻撃的になることがあります。

力が強く、噛み癖がついてしまうとケガをさせてしまうかもしれません。

子犬のころの甘噛みがエスカレートして噛み癖に発展することもあるので、プロのトレーナーの手も借りながら確実にしつけをする必要があります。

歯が生えかけの時期は、歯茎が痒くて甘噛みをすることもあります。噛んでもいいおもちゃなどを与えてください。

  1. 甘噛みをしたら大きな声で「ダメ」と言います。
  2. 「ダメ」と言いながら、犬が嫌がる大きな音を出すのも効果的です。
  3. 構ってほしくて噛んでくる場合は、無視をして「噛む=構ってもらえない」と覚えさせましょう。

待てのしつけ方法

ブラジリアン・ガード・ドッグは、飼い主がしっかりコントロールして攻撃的にならないようにしなければいけません。興奮したときに犬を落ち着かせるのに役立つのが「待て」です。

散歩中に他の犬や人が見えたら、あらかじめ「待て」で待機をさせて通り過ぎるのを待つのも効果的です。「待て」ができると病院などさまざまなシーンで役に立つので、子犬のころからしっかりとしつけをしましょう。

  1. ご褒美を手にもって飼い主の正面にお座りをさせます。
  2. 「待て」と指示して数秒間動かずにいれたら「よし」といってご褒美を与えます。
  3. 「待て」と「よし」の間隔をだんだん伸ばしていきましょう。
  4. ハンドシグナルで指示をする方法もおすすめです。

留守番のしつけ方法

留守番になれていない犬は、不安になって吠えたり家具をかじったりといった問題行動をすることがあります。

留守番中の飼い主がコントロールできない状態で、吠えたり暴れたりするとトラブルにつながります。ブラジリアン・ガード・ドッグは力が強く大柄なので、被害も大きくなる可能性があります。

留守番はいきなり成功するわけではないので、子犬のころから徐々に慣れさせていく必要があります。

  1. リラックスできる環境を用意します。
  2. 物音に警戒する場合があるので、あらかじめさまざまな音に慣れさせておきましょう。
  3. 「待て」をさせて飼い主が隠れるトレーニングをして1匹だけで過ごすことになれさせましょう。
  4. 「待て」の時間を徐々に伸ばしていきましょう。

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