犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

犬に与えてはいけない食べ物!食べてしまった時の対処法もご紹介!

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mofmo編集部

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犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

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犬は雑食?

Hungry labrador retriever is feeding at home.

Jaromir Chalabala/shutterstock.com

犬はなんでも食べてしまいそうな勢いがありますが、実際は人間が食べられるものと犬が食べられるものには違いがあります。犬に関する様々な情報があって、中には「犬は肉食」といっているものもあれば「雑食」としているものもあります。犬の親戚とされているオオカミは哺乳流や昆虫、植物、残飯など幅広いものを食べるといわれています。さらに犬はすでにペット化していて様々なものを口にするようになっています。こうした点を考えると犬は雑食のカテゴリーに入ると言っても間違いではないでしょう。

犬に与えてはいけない食べ物

では雑食の犬がなんでも口にしていいかというと、そういうわけではありません。犬に与えてはいけない食べ物も存在します。代表的なNG食材をご紹介します。

Organic and dry food for pets. isolated on white background

Ermolaev Alexander/shutterstock.com

チョコレート

チョコレートはよく知られたNG食材です。チョコレートには「テオブロミン」というものが含まれています。この成分は中毒症状を引き起こすものとして知られています。獣医師やドッグトレーナーなどの専門家の意見を集めた「ワンペディア」によると、中毒症状が出るテオブロミンの量の目安は以下の通りです。

・ダークチョコレート/体重1kgあたり5g ・ミルクチョコレート/体重1kgあたり10g ・ホワイトチョコレート/体重1kgあたり500g

テオブロミンによる症状が出てしまう場合は、チョコレートを食べてから早い場合で1,2時間、一般的には6~12時間ほどで症状が発生すると思われます。出てしまう症状としては、吐く、もらす、下痢、脱水症状、体温上昇などがあります。症状が進んでしまうと、最悪の場合死亡するリスクもあります。体重約20キロの犬が900gのチョコレートを食べてしまって死亡した事例があります。また死亡しないまでも筋肉の硬直や昏睡状態などがあげられます。ちなみにチョコレートの誤飲が多いのは2月のようです。2月はバレンタインの季節ということで、飼い主がチョコレートを持っている事が多い時期という点が関係するのかもしれません。「愛犬がチョコを食べてしまった」という飼い主のコメントを見てみましょう。

板チョコ、クッキーに含まれるチョコレートの量が少ないので、大丈夫かも知れません。
しかし、チョコレートの成分に心臓麻痺を起こす作用がありますので、見かけ上は大丈夫であっても余り動かさずに早く獣医さんに相談して適切な処置を仰いで下さい。
僕は夜の公園で、犬がチョコを拾い食いしたのを知らず、翌朝、嘔吐している姿を見て知りました。
嘔吐してくれたから、大丈夫かなと1時間ほど様子を見たら、チョコを食べて犬が中毒で急死してしまった辛い悔しい経験があります。
出典:https://www.dogoo.com/toukou/dogqa/faq_log/2043896.htm
あくまでうちの場合ですが。(Mダックス♂7ヶ月)
1ヶ月程前、目を離したすきにチョコレート・クッキーをがっついてました。
2~3枚食べられてしまいましたが、その後元気もあったので病院に行かず様子を見ていたら、1時間後くらいから丸1日ほど下痢になってました。(うんちがチョコレート色)

それ以外は特に体調不良もなく元気でしたね。
ですので、1枚半くらいの量だったら体調の変化に気をつけてあげれば平気だとは思いますが。。。
しかしうちの犬は平気でしたが、質問主さんの犬も同じように下痢だけで済むとは100%言い切れませんので、心配でしたら病院で検査してもらった方が一番安心ですね。
出典:https://www.dogoo.com/toukou/dogqa/faq_log/2043896.htm

たまねぎ

たまねぎもチョコレートと同じく危険視されている食材です。たまねぎには「アリルプロピルジスルフィド」という成分が含まれます。この成分を摂取するとどうなるかというと、赤血球が破壊されます。そうなると貧血症状になります。赤血球は血液の主要成分ですが、体中に酸素を届けて不要物を回収するという役割を持っています。赤血球が壊れれば呼吸困難になることもあります。目安としては、体重1kgあたり15gとると症状が出るとされています。 症状が出るまでには数日かかります。初期症状としては貧血、食欲不振、血色素尿、黄疸などがあげられます。呼吸困難に陥ると死亡してしまうこともあります。たまねぎを愛犬が食べてしまった経験がある飼い主のコメントを見てみましょう。

チョコレートではなくて葱でしたが・・先代のダックスが私の目を盗んでタマネギ入りのオムライスを食べてしまったことがありました。
飼い始めて間もない頃でしたので、あわてて病院に電話したところ「すぐに連れてきてください」と言われました。
病院に着くと急患扱いで、診察室に通されてすぐに、吐く注射をされ、タマネギはほとんど出てきて事なきを得ましたが、その際に「それこそまるまる一個食べてしまって平気な子もいれば、ほんの少しの量でも命に関わることになる子もいるので飼い主が充分今後は注意をするように!」ときつくお叱りを受けました。
出典:https://www.dogoo.com/toukou/dogqa/faq_log/2043896.htm

らっきょう

ラッキョウも良くありません。カレーのつけあわせとしても重宝されるラッキョウですが、食べると中毒症状が出てしまうかもしれません。有機チオ流酸化物という中毒成分があり、この成分はヘモグロビンを変化させて赤血球を壊します。そうすると溶血性貧血が起きてしまいます。さらにカリウムが赤血球から出てしまって高カリウム血症が発祥し、結果的に死亡することがあります。

ぶどう・レーズン

ぶどうやレーズンも、原因は分かっているものの中毒症状を引き起こすものとして知られています。症状が出る目安量としては、ぶどうが体重1kgあたり19.6g、レーズンが1kgあたり2.8gとなっています。摂取してから1日以内に症状が出ます。症状としては吐く、食欲不振、下痢などの問題があります。場合によっては急性腎不全が起きて、結果的に死亡してしまうこともあります。

アルコール

お酒もNGです。お酒は量によっては人間にも問題を引き起こしますが、犬にとっても危険なことがあります。アルコールにはエタノールが含まれています。腐ったりんごやパン生地が原因で中毒が発生したというパターンもあります。濃度が100%のエタノールは、体重1kgあたり5.5mlあたりで死んでしまうと言われています。最初は失禁や下痢、吐くなどの症状が出ます。その後こん睡状態や発作、死亡してしまうことがあります。

私の姉が飼っている犬が、飼い主の目を盗んで、少しだけお酒(日本酒)を飲んだ事がありました。
(中型犬・雑種で飲んだ時の年は1才未満だったと記憶してます)

動かなくなって、姉がすごく心配していた記憶があります。
1-2日ほどまともに動けなかったみたいです(二日酔い?)
出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/479759.html

ナッツ

ナッツもNGです。ナッツは体重1kgあたり2.2gで症状が出るといわれています。原因となる物質はまだ分かっていません。ナッツは比較的早く症状が出る食材です。だいたい早くて摂取後60分すると症状が出ることがあります。遅くても6時間から12時間すると脱力感やお腹の痛み、吐く、ぐったりするなどの状態を見せます。ナッツには様々な種類がありますが、食べてはいけないものとしては以下のようなものがあります。マカダミアナッツやくるみ、ピーナッツ、アーモンドなどには要注意です。特に危ないといわれているのはマカダミアナッツです。問題が発生したという飼い主のコメントを見てみましょう。

今日、犬が目を離した時にマカダミアナッツを食べてしまい、さっき2回吐きました
耳の中が真っ赤になり陰部?も赤く腫れていて心臓の鼓動も早く、かなり震えています。
出典:https://www.dogoo.com/toukou/dogqa/faq_log/20011232.htm
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