フィニッシュ・スピッツの性格・特徴・飼い方｜ペットショップやブリーダーでの値段相場や里親募集も紹介

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名称：フィニッシュ・スピッツ 性格：頭が良く活発で、警戒心があり勇敢だが、フレンドリーで子供好き 寿命：13～15歳 体重：9〜15kg 体高：40〜50cm 毛色：ゴールデンレッド、ゴールド、レッド 値段相場：希少犬種のためペットショップ不明、ブリーダー50万〜（輸入になる）

フィニッシュ・スピッツの性格

フィニッシュ・スピッツは、アメリカンケネルクラブに登録されています。アメリカンケネルクラブによると、名前の由来は『フィンランドのスピッツ』という意味で、フィンランドで古来から野鳥などを狩る際の猟犬として活躍してきました。

外見が柴犬ととてもよく似ていますが、活気があって柴犬よりフレンドリーな性格です。適切な社会化を行うことで家族以外の人や犬、子供などとも仲良く過ごすことができます。

また、猟犬としての大胆さや勇敢さ、物事を察知する感覚の鋭さを持ち合わせ、吠えることで獲物の場所を知らせる仕事をしてきたため、番犬にも適しています。

そういった愛情深さや番犬への適性から、フィンランドでは最も人気の高い家庭犬として親しまれてきました。なお、フィニッシュ・スピッツは、ジャパンケネルクラブではまだ登録されていない希少種です。

フィニッシュ・スピッツの平均寿命

フィニッシュ・スピッツは柴犬より大きく、中型犬に分類されます。一般的に犬は小型であるほど寿命が長いとされていて、中型犬の平均寿命は14年程です。

アメリカンケネルクラブではフィニッシュ・スピッツの平均寿命も13〜15年とされているため、一般の中型犬の平均寿命と同程度と考えて間違い無いでしょう。

フィニッシュ・スピッツの平均体重

フィニッシュ・スピッツの平均体重は柴犬より重く、9〜15kg程度です。

個体差はありますがオスの方がメスより体重が重く、オスは11〜15kg、メスが9〜13kgが理想体重とされています。

フィニッシュ・スピッツの平均体高

フィニッシュ・スピッツの平均体高も柴犬より大きく、40〜50cm程度あります。

こちらも個体差がありますがメスよりオスの方が大柄で、オスが44,5〜50cm、メスが40〜46cm程度が理想体高となっています。

フィニッシュ・スピッツの毛色（カラー）

アメリカケンネルクラブで認められているフィニッシュ・スピッツの毛色は、レッドゴールド、レッド、ゴールドの3色です。これらの基本カラーに加え、白の斑が認められています。

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フィニッシュ・スピッツが成犬になるまでの期間

一般的に犬は小型であるほど成長が早く、大型化するほど成長が緩やかになる傾向があります。

フィニッシュ・スピッツは中型犬なので成長スピードは平均的で、子犬から10〜12ヶ月で成犬となります。

※成犬とは身体的な成長が止まることです。

フィニッシュ・スピッツの鳴き声

フィニッシュ・スピッツは、猟で獲物を見つけた時に吠えて知らせる役割をしてきた犬種で、『1分間に160回も吠えた』という記録もあるほどよく吠える犬種です。そのように元来『吠えること』が重要視されてきたため、無駄吠えのしつけが必要不可欠です。

フィニッシュ・スピッツがかかりやすい病気

※症状や病院によって金額は変わってきますので、かかりつけの動物病院で確認してください。

かかりやすい病気には個体差がありますが、ブリーディング方法によって遺伝的に病気になりやすい場合もあるので、まずは健康的な子犬を多く繁殖しているブリーダーを探すことが大切です。

また、気温が22～23度、湿度が60％を超えてきたら熱中症に注意する必要があります。原産地であるフィンランドは夏でも日本ほど暑くならないので、なるべくエアコンを効かせた室内などで過ごさせてあげると良いでしょう。

散歩は熱中症を防ぐため、陽の当たらない涼しい時間帯にしてあげる必要があります。

フィニッシュ・スピッツの体臭

フィニッシュ・スピッツは、あまり体臭が強い犬種ではありません。

しかし、耳の病気や歯周病などがあると強い匂いが出ることもあるので、日々のお手入れを適切に行い、異変があれば獣医に相談する必要があります。

フィニッシュ・スピッツの飼い方

フィニッシュ・スピッツは遊びが好きで気さくな性格でもあるため、子供とも一緒に遊べる家庭犬として人気です。

ただし、元は猟犬なので小動物を飼っている場合は、慣れるまで注意が必要です。

猟犬の性質上、無駄吠えのしつけや散歩・遊びの時間の確保は欠かせません。室内飼いの場合は特に、ストレスが溜まらないよう、外でアクティブに活動できる環境を用意してあげましょう。

ドッグフードの量・回数

フィニッシュ・スピッツは古来からフィンランドに生息してきた狩猟犬のため、運動やフードの量を調節しないと肥満になりやすくなります。

脂肪分や炭水化物が主な原材料となるカロリーが高いフードはなるべく避け、高たんぱく低カロリーな栄養バランスの優れた良質フードを選んであげましょう。

フードの種類によって給餌量は異なりますが、子犬の場合は1日摂取量を3～4回に分け、ふやかして与えます。 成犬になれば基本的は1日2回、高齢犬は1日2〜3回に分けて与えます。

食べさせてはいけないもの

上記は代表的な食べ物を記載していますが、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

犬に与えてはいけない食べ物！食べてしまった時の対処法もご紹介！

犬という生き物は、いい香りがしたりすると食べ物じゃなくても口に入れてしまいます。 でも、犬には食べさせてはいけない食べ物も存在します。食べてしまうと命の危険もあるので要注意です。 今回は、そんな食べ物を食べてしまった時の対処法も合わせてお話していきます。

https://mofmo.jp/article/19619

また犬が苦手な食べ物として、犬は臭覚が優れているため酸み・辛み・苦みに対する感覚がとても敏感で、においを嫌がります。

上記の食べ物も控えたほうが無難でしょう。

抜け毛の量

フィニッシュ・スピッツは柴犬と同じようなダブルコートで、年に1〜2回換毛期があります。

通常の抜け毛はそこまで多くないので、グルーミングは週に2回程度で問題ありませんが、換毛期にはふわふわしたアンダーコートが大量に抜け落ちます。

換毛期は毎日グルーミングをやり、シャンプーで取り除いてあげるといいです。

グルーミングの際はスリッカーブラシでアンダーコートを取り除き、コームやラバーブラシで仕上げをしてあげましょう。

お風呂の入れ方

フィニッシュ・スピッツはフサフサとした被毛が魅力的な犬種です。美しい毛並みは健康のバロメーターでもあるので、定期的にシャンプーをして清潔に保ってあげることが重要です。

最適な散歩時間

フィニッシュ・スピッツは広大な野山で猟犬として活躍してきたので、体力があり活発に遊び回るのが好きな犬種です。

そういった特徴から、適度な散歩をしてあげないとストレスが溜まり、問題行動を起こす可能性もあります。最低でも1日2回、朝夕に1時間程度は散歩しましょう。

フィニッシュ・スピッツのしつけ方法

フィニッシュ・スピッツは頭が良く、子犬の時期からしつけることで飼い主と快適な生活を送ることができるようになります。

ここでは日々の生活に重要な「トイレ」「吠え」「噛み癖」「散歩」「待て」のしつけ方法を紹介していきます。

トイレのしつけ方

フィニッシュ・スピッツのトイレのしつけは、お迎え後すぐにスタートする必要があります。

お迎えと同時に始めないと、粗相をしてしまった部分をトイレだと思ってしまい、修正が難しくなってしまうからです。

また、日本では希少な犬種なので滅多に発生しない例ですが、万が一保護犬などで飼い主や環境が変わる場合は、環境の変化や飼い主に慣れてからトレーニング開始するようにしましょう。

無駄吠えのしつけ方法

フィニッシュ・スピッツは、猟で『吠えて知らせること』を目的に使用されていた犬種です。

『吠えること』はフィニッシュ・スピッツの一番の特徴でもあるため、『全く吠えない犬にする』ことはできません。

しかし『静かに』というコマンドを覚えさせることで、無駄吠え時にそれ以上吠え続けないようにすることはできます。

家庭犬として飼育する場合は、子犬期から『静かに』コマンドを確実に覚えさせましょう。

噛み癖のしつけ方法

フィニッシュ・スピッツは、社交的な性格が多く人を噛むことは滅多にありません。

しかし、子犬期の歯の生え変わりなどで噛み癖がついてしまうと、なかなか治らなくなるため、適切にしつける必要があります。

待てのしつけ方法

フィニッシュ・スピッツはスタミナがあり活発に活動することが大好きな犬種のため、野外活動などで最良のパートナーになります。しかしどのような場所でも、基本的な『待て』のしつけは必須です。

フィニッシュ・スピッツと良好な愛犬ライフを送るためにも、子犬期から『待て』を確実にしつけましょう。

留守番のしつけ方法

フィニッシュ・スピッツはフレンドリーで家族と共にいるのを好む犬種なので、留守番の寂しさや不安感からトラブルを起こす可能性もあります。

お迎え後、環境や飼い主に慣れたら、徐々に留守番にも慣れさせてあげましょう。

保護犬の里親情報をチェック！

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家族として犬を迎えることを検討されている場合は、「保護犬の里親になる」という選択肢もぜひご検討ください。 新たな飼い主さんのお迎えを待っている子たちがたくさんいます。

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