犬が雪を食べても大丈夫なの？雪に関わる危険や注意点を詳しく取り上げます！

雪に潜むその他の注意点

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雪を食べること以外にも、注意すべきことがあります。

例えば「雪遊びをしていて、気が付かないうちにけがをしていた」というものです。肉球や脚の一部を怪我したり、最悪は骨折などの重傷を負ったりすることもあります。雪が積もっているとその下にあるものが見えないため、飛び込んでケガをするというケースです。

普段は何もないところでも、雪が積もる前にガラスや木材が置かれていることもあります。白く一面に積もった雪を見るとつい気持ちが高揚してしまいますが、犬を離す前に周囲の安全を今一度確認してみましょう。

こういった負傷を避けるには、犬に靴下を履かせるのが最善です。犬用の靴下もしくは靴は、ペットショップやインターネットで簡単に手に入れられます。

今まで履いていた習慣がないと嫌がることもあるため、まずは家の中で数分履かせて少しずつ時間を伸ばしていくなどのトレーニングを行いましょう。慣れてくれば、靴下を履いて散歩に行っても自然と歩けるようになります。

犬用靴下の良いところは、それが融雪剤や凍結防止剤などによる炎症も防いでくれるところです。もちろん、靴下を履いていてもケガをするというようなケースも考えられますが、肉球で直に歩くのに比べてはるかに安全であり、同時にガラスなどで肉球をケガすることもかなりの程度防げます。

靴下の過度の使用は衛生面や爪の伸びすぎなどの別の問題を生むかもしれませんが、雪が積もった場所を散歩する際は強力な味方になってくれます。

注意すべき別の問題は雪玉です。雪玉とは犬の被毛に付着する雪の塊のことです。付着した雪は犬の体温で溶けますが、そこにさらに雪が付くことで塊になり、次第に大きくなっていきます。犬の脚やおしりに付いていることが多く、丸く固まった雪が大量にくっついています。

雪玉自体は単なる雪であるため無害ですが、それが痛みを引き起こすほど各所に付着したり、しもやけを引き起こしたりすることがあります。

肉球の間に入るだけでも傷むようで、犬が歩くのを嫌がるようになることもあります。靴下があれば足先を十分に保護し、快適に雪の中を歩けるようになるでしょう。

この雪玉は長毛種の犬によく出来やすく、酷い場合は大きな雪玉が邪魔で脚を動かせなくなることもあります。おしりに雪玉がたくさんできるようであれば、犬用のズボンやジャケットを着せると良いでしょう。

ズボンやジャケットにも雪玉がある程度付きますが、被毛に直接できるよりははるかに快適であり、家に帰った後の処理も手間が省けます。

特に下腹部に雪玉が付くと、犬が歩き回ることで家の中がびしょ濡れになり、引っ張っても取れないためシャワーなどで溶かさなければなりません。ダブルコートの被毛が多い犬種はもちろんのこと、プードルなど毛質によって雪玉が出来やすいものもいます。

雪が高く積もっている場所や、新雪の上をかき分けながら歩くようなシチュエーションでは、全身を覆うレインウェアやコートを着たうえで、靴下で足先までカバーして出かけるのが最善です。スヌードで顔周りを覆えるとさらに良いでしょう。

雪で遊ぶ際は安全を確保して

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愛犬に雪遊びさせる際は、以上のような要素に気を付ける必要があるでしょう。あたり一面に積もった雪を見ると、幼心を思い出して人間でも飛び込んでしまいたくなりますが、雪の下には幾つかの危険があることを忘れないようにしましょう。

しかるべき装備に身を包み、しかるべき場所を確保すれば、好きなだけ雪の中で遊ばせることは可能です。

危険なのは雪ではなく、その下に潜んでいるガラスの破片や融雪剤、食べ過ぎによる体温低下です。どれも避けることは可能で、逆に言うならば気を付けていないと誰でもケガや中毒症状を起こしてしまいます。無用な事故やケガを避けるためにも、冬用の装備を一式そろえて万が一の危険性も潰していきましょう。

ある程度危険を排除すれば、愛犬は雪の中で最高の笑顔を見せてくれるはずです。