トイプードルが吠えるのはなぜか?吠える原因と対策を探ろう!

トイプードルが吠えるのはなぜか?吠える原因と対策を探ろう!

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トイプードルの人気の秘密のひとつに「吠え癖が少ない」という理由があります。しかし、飼ってみたら思っていた以上に吠えるという飼い主も少なくありません。今回はトイプードルが吠える原因として考えられること、その対策について考えていきましょう。

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トイプードルが吠えるときの対策

トイプードルのしつけ

leungchopan/shutterstock.com

トイプードルが吠える原因をいくつか挙げることができましたが、それぞれの原因に適した対策をすることによって、吠えるのをやめさせることができるようになります。では、どんな対策ができるか考えましょう。

その①要求吠えの場合はひたすら無視する

トイプードルが何かを要求して吠えている場合はひたすら無視するようにしましょう。要求に応じてしまうと、それが成功体験となって吠えれば要求がかなうと勘違いしてしまいます。一度の成功体験でも要求吠えが癖になるのに十分です。要求が叶うまでいつまでも吠え続けるようになってしまいます。要求吠えには決して応じないようにしましょう。

ご飯の用意をしている時に要求吠えが始まったら、いったん用意するのをやめて別の部屋に行きましょう。吠えるのをやめて落ち着いたら再び用意をしてください。散歩のときも同様で、散歩の準備中に要求吠えが始まったらいったん準備をやめて吠えるのをやめるまでは散歩に行かないようにします。吠えることと良いことがマッチングしないように気をつけてください。

物覚えが良くて賢いトイプードルはご飯の時間や散歩の時間を覚えてしまうので、時間を決めずに行うほうがいいと言われています。時間を決めてしまうとその時間が来るたびに吠えられてしまいます。飼い主主体の生活になるように心がけてくださいね。要求に応じてしまうと愛犬は自分がリーダーだと勘違いすることがありますよ。

吠えるのをやめるといいことがあることがわかれば、だんだんと無駄吠えすることが減っていくでしょう。すぐに吠えるのをやめるわけではありませんが、トイプードルは賢い犬種なので吠えてもいいことはないこと、吠えるのをやめるといいことがあることをしっかりと学習させましょう。

その②警戒心が強い場合は気をそらしてみよう

何かの対象に警戒心を示して吠えている場合は気をそらしてみましょう。例えば何かの物音に対して吠えている場合は、おやつをあげたりおもちゃをあげたりして気をそらすようにします。雷やインターフォン、電話の着信音などにも反応して吠える子がいますが、気をそらして鳴きやませていくうちにそれらの音に慣れる子もいますよ。

警戒心が不安や恐怖に変わることもあります。無理に慣れさせようとして対象に近づけるとストレスになるのでやめましょう。慣れるのではなくトラウマになってしまう可能性がありますし、吠えるのをやめるどころかいつまでも吠え続けることになってしまいます。対象物から遠ざけていったん落ち着かせるほうがいいでしょう。

その③「オスワリ」「フセ」などのコマンドを徹底する

子犬の時からしつけをしっかりしておくと、いざという時にすぐに吠えるのをやめさせることができます。例えば興奮している時は「オスワリ」や「フセ」などのコマンドを出します。こうしていったん落ち着かせることによって吠えるのをやめるでしょう。あくまでも飼い主がリーダーであることをしつけによって徹底してください。

警戒心から吠えている時も、コマンドを出して従わせることができると、飼い主がその場をどうにかしてくれると思わせることができます。飼い主がリーダーシップを取ることによって愛犬も安心して生活することができます。

その④天罰方式で吠えるのをやめさせる

吠えるのをやめさせるのに天罰方式というのもあります。これは、吠えると嫌なことが起きると思わせる方法です。犬が苦手な大きな音を出して吠えるのをやめさせることができます。ステレオから大きな音が鳴るようにリモコンで操作したり、スリッパを壁にたたきつけたり、ペットボトルに小石などを入れたものを床に落としたりすることができます。

他にも、無駄吠えをすると超音波音が発生する無駄吠え防止グッズなどもあるので試してみましょう。天罰方式は無駄吠えをしたときにすぐに行うこと、飼い主がしていると気づかれないようにすることが肝心です。吠えると天罰が下ることを学習すれば、無駄吠えをやめるようになります。

天罰方式は愛犬に合わせて行うようにしましょう。驚かせすぎるとストレスになったり、ちょっとした音にもビクビクと反応する怖がりな子になったりすることがあります。また、天罰に慣れて効果がなくなるということもあるようです。

トイプードルが吠えるときの注意点

トイプードルと女性

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無駄吠えはすぐにでもやめてほしいというのが飼い主の本音かもしれませんね。でもこうしていろいろな原因があることがわかると、適切な対策をする必要があることがわかりました。最後に、トイプードルが吠えるときの注意点をいくつか挙げてみたいと思います。

▪️様子をチェックしよう!病気やケガが原因かも トイプードルの吠え方がいつもと違う場合は病気やケガが原因かもしれません。すぐに吠えるのをやめるように対策をしたくなるかもしれませんが、愛犬の様子をチェックすることも忘れないでくださいね。病気やケガが原因だとわかったらすぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。

▪️しつけだからと叱らないで 吠えたら叱るのがしつけだと思っている飼い主もいるようですが、愛犬が吠えるのには原因があります。原因を見つけることなく叱るだけだと逆効果になるので注意が必要です。ただ単に叱るだけだと愛犬との信頼関係を築くことができなくなってしまいますよ。信頼関係が壊れてしまうと、愛犬は飼い主の言うことを聞かなくなってしまいます。

▪️時間をかけて根気強く それぞれの原因に対する対策を挙げることができましたが、すぐに愛犬が吠えなくなることを期待しないでくださいね。吠え癖がついてしまった愛犬は、すぐに吠えるのをやめることはないでしょう。それでも時間をかけて根気強く対策することによってだんだんと吠えるのをやめるようになるでしょう。トイプードルは賢い犬種なので諦めないでくださいね。

▪️絶対に吠えなくなる犬はいないことを忘れずに 犬が全く吠えないようにすることは不可能です。愛犬が生きている以上何かのタイミングで吠えることは仕方ないことです。ただし、無駄吠えは飼い主や家族にとって問題行動ですし、近所迷惑にもなってしまいます。目指すところは吠える回数を減らすことです。吠えることに敏感になり過ぎず、吠える回数が減るように対策しましょう。

愛犬が吠えているのはなぜなのか、原因を探るようにして適切な対策をすれば、必要以上に吠えることはなくなるでしょう。

まとめ

プードル

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トイプードルが吠えるときの原因と対策についてまとめることができましたがいかがでしたか?

国内で1番人気を誇る犬種ですが、無駄吠えをする子に育ってしまうと困ってしまいますね。吠える原因を知ることによって上手に対策するようにしましょう。吠える回数が減ると飼い主としても安心ですね。

トイプードルの人気の理由のひとつは賢い犬種であるということです。この特徴を上手く使って、無駄吠えをしないようにトレーニングしていきましょう。多少の時間はかかるかもしれませんが、根気強く諦めないでください。無視することや天罰方式などで徹底的に対策すると、賢いトイプードルはしっかり学習してくれますよ。

賢いだけでなく人懐っこくて温厚な性格のトイプードルは、これからも人気犬種として多くの人に飼われることでしょう。トイプードルが無駄吠えをする必要のない環境を作ってあげましょうね。

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