犬のエリザベスカラーはどう選べばいい?種類やサイズなど役立つ情報を公開!

犬のエリザベスカラーはどう選べばいい?種類やサイズなど役立つ情報を公開!

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手術後などに犬にエリザベスカラーを装着させることがあります。エリザベスカラーは便利な道具ですが、付け心地が製品やサイズによって違うので、慎重に選ぶ必要があります。今回はおすすめのエリザベスカラーやエリザベスウェアを紹介するとともに、装着する際の注意点についても解説します。

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エリザベスウェア(犬用ウェア)という選択肢

犬用ウェアを着ている犬

Vitaly Titov/shutterstock.com

エリザベスカラーは首に装着する製品ですが、犬の性格によってはどうしても嫌がる場合があります。

そこで、最近注目を浴びているのが「エリザベスウェア」です(「エリザベスウェア」は、株式会社すとろーはうすの商標登録です。ここでは便宜上エリザベスウェアと表記しますが、「術後カバー服」や「術後ウェア」などと表記されるのが一般的です)。

エリザベスカラーのように襟が立っているのではなく、体全体をしっかりと覆う犬猫用のウェアです。これにより、首の動きに制限を設けずに傷などを保護できるため、エリザベスカラーに代わる画期的な製品として販売されています。

当然、視界を遮ることも首に負担をかけることもありません。背中に開口部があり、マジックテープやジッパーで固定するため、間違って口で開けてしまうこともなく、確実な装着感があります。

しかし、エリザベスウェアならではのデメリットもあるため、獣医師の指導の下に最適な製品を使用することが大切です。

まず、オスの去勢手術後には使用できません。対象部分を布で覆ってしまうため、トイレが出来なくなります。衛生面や術後の経過などからオムツを使用することもできないため、オスの去勢手術後はやはりエリザベスカラーの代わりにはなりません。

また、足先や尻尾のケガや治療にも使用できません。足も尻尾も外に出る設計で、あくまで胴と背中を覆うデザインだからです。腹部や背中を保護するのには最適ですが、末端部分や局部の保護には脆弱です。

それでも、獣医師の指導の下に適した製品を選べるのであれば、基本的にエリザベスカラーよりも快適で動きやすくなるでしょう。

おすすめのエリザベスウェア

おすすめのエリザべスウェアもいくつかご紹介しましょう。

・フルオブビガーエリザベスウェア 素材も製造も純日本製の、確かな品質が特長のエリザベスウェアです。動物病院推奨で、猫用、犬用、オス用、メス用、そして体格や大きさに合わせた豊富なサイズを取り揃ています。価格は2,900円~と高めですが、安価なエリザベスカラーよりも非常に着心地がよく、快適に術後を過ごせます。

頭からかぶる丸首デザインで、胸周りも自然にフィットします。面ファスナーを採用しており、張り付ける際の強弱によってフィット感を調節できます。静電気防止や吸水速乾などの機能も備え、冬に便利な保温効果もあります。

・帝塚山ハウンドカム術後カバー服 大型犬まで豊富なサイズで対応するエリザベスウェアは、薄く柔軟にフィットする素材が特徴です。首からすっぽりと被せ、後ろ足にかかる部分をマジックテープで調整します。洗濯機で丸洗いでき衛生的です。

サイズは、小型犬用から大型犬用まであり、最大サイズの「75」は40キロを超える成犬の大型犬でも使用できます。価格は3,100~5,200円で、エリザベスカラーに比べると高価格なのが難点です。

エリザベスカラーを装着する際に考慮すべき点

家の中でエリザベスカラーをつけている犬

mikeledray/shutterstock.com

エリザベスカラーを付けて生活させると、どうしても工夫しなければならないことが出てきます。食餌やトイレなど、生きるのに不可欠な部分に差し支えるため、日常の幾つかの場面で変更が生じることもあるでしょう。以下のような点を意識して使うようにしましょう。

エサ・水を口にする

エリザベスカラーが首の可動範囲を制限する分、エサや水がどうしても口に届かなくなります。犬の場合、猫と違って鼻が長いため少しだけ有利ですが、それでも通常時に比べて非常に不便でしょう。

そこで、エサや水を入れる容器の高さを変更し、エリザベスカラーがあっても口が容器に届くようにする必要があります。エリザベスカラーがあると喉に不快な接触もあるため、高さがある方が咀嚼や飲み込む際にやりやすくなるでしょう。

通れる範囲が限られる

犬は猫に比べて、もともと周囲の物理的な感覚を掴むのが苦手です。エリザベスカラーで周囲の視界が制限されると、さらに体の接触が増えるかもしれません。

散歩の際は特に注意が必要でしょう。不用意に体をぶつけたり巻き込まれたりしないように、体の動きにサポートしてやる必要があります。

傷口を舐める

エリザベスカラーの最大の目的は、傷口を舐めないようにすることです。手術や炎症、外傷などで安静にする必要がある場合に装着します。しかし、エリザベスカラーの素材やサイズが合っておらず、傷口に舌が届いてしまうこともあるかもしれません。

本来であれば、犬の唾液には傷の治療効果があります。唾液に含まれる成分は、抗菌作用だけでなく傷口の治癒を速めるようです。傷口の細胞や血管の組織を再生するのを助け、その傷口の細胞が結びつく速度も早めます。犬や猫だけでなく、あらゆる野生動物が傷口を舐めるのには理由があります。

しかし、手術の内容や炎症によっては舐めることが逆効果になることもあり、雑菌が侵入することで傷の状態が悪化することもあります。

特に、傷が治りかけの頃はかゆみが増すため、触ってしまいたくなるようです。エリザベスカラーのサイズや強度が合わなければ、口が届いてしまい舐め始めるかもしれません。一度舐める癖がついてしまうと、かゆみや痛みが発生する場合に自然と舐めたり噛んだりしてしまいます。

目の届かない夜間は自分で外してしまうこともあるため、より強度が強いプラスチック製に付け替えたりなどの対策が必要かもしれません。固いタイプは寝にくくなるかもしれませんが、傷の治療が長引くよりもマシなはずです。

傷の痛みは一時的なため、つかの間の不便を紛らわせるように、普段よりも遊んであげたり、おやつで誤魔化したりしてあげるといいでしょう。

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