シーズーを飼いたい方は必見!毛色の種類や体格など選び方のポイントを紹介!

シーズーを飼いたい方は必見!毛色の種類や体格など選び方のポイントを紹介!

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みなさんはシーズーはどのような犬種だかご存知ですか?見た目と可愛さから、ここ日本では人気犬種として知られているので、おそらく多くの方がご存知のことでしょう。ここではそんなシーズーについて、毛色や体格を中心に詳しくご紹介します。

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シーズーってどんな犬種?

シーズー犬

chaoss/shutterstock.com

みなさんはシーズーはどのような犬種だかご存知ですか?見た目と可愛さから、ここ日本では人気犬種として知られているので、おそらく多くの方がご存知のことでしょう。

ここではそんなシーズーについて、毛色や体格を中心に詳しくご紹介します。

シーズーの歴史

シーズーは中国の歴代王朝で宮廷犬として溺愛されてきた犬種です。歴史的にも有名な清朝の女帝・西太后からも愛されていました。

シーズーの起源にはいくつかの説がありますが、その中でもチベットから貢物として中国の皇帝に贈られた”ラサ・アプソ”という犬と、中国王朝で飼育されていた”ペキニーズ”の交配によって誕生したのがシーズーではないかという説が有力です。

シーズーは清朝時代が終わるまで神聖な犬として扱われてたため、宮廷の外に出たことはありませんでした。しかし清朝が崩壊した後、シーズーは門の外に出ることが可能となり、数頭のシーズーがイギリスに持ち込まれるようになります。

その後イギリスの王室でも愛されるようになり、1935年にはイギリスで独立した犬種として登録されます。登録後はアメリカや日本などにも輸出されるようになり、今では世界中の人々から愛さています。

シーズーの大きさ

シーズーは小型犬に分類される犬種です。体高は最高27㎝程度で、人間の大人のひざ下くらいのサイズをしています。平均体重は4.5~8㎏程度あり、持ち上げてみると見た目以上にずっしりしていることがよくあります。

シーズーの寿命

シーズの平均寿命は生活環境や個体差にもよりますが、10年以上と言われています。ギネスブックには26歳まで生きたシーズーが登録されています。

シーズーの特徴

ふわふわの小さな体とまんまるな瞳、小さな鼻、くるくる変わる表情など、見た目も表情も可愛いらしいため、多くの人がシーズーに癒されています。

シーズーの顔はよく菊の花に例えられています。そのため、”クリサンセマム(英語:菊)ドッグ”とも呼ばれています。鼻を軸とし、放射線状に生えている被毛が菊の花のように見えることが名前の由来となっています。

また、歩き方もとても可愛いらしいことで知られています。お尻を左右にゆったり振りながら歩く姿はまるで往年のハリウッドスターマリリン・モンローのようとも言われ、“モンロー・ウォーク”とも呼ばれています。

シーズーの被毛

シーズーは寒冷地チベットにルーツを持つため、寒さから身を守れるように被毛はダブルコートです。

ダブルコートは、オーバーコートとアンダーコートの2種類の被毛で身体が覆われています。オーバーコートには皮膚の保護、アンダーコートには保湿と保温効果があり、それぞれの被毛に役割があります。

ダブルコートの犬種は抜け毛が多いのが特徴的ですが、シーズーの場合はあまり毛が抜けません。ただし換毛期と成長期には一般的な犬種同様、毛は抜けます。

シーズーの毛色

シーズーには豊富な毛色があり、すべての色が認められています。被毛の毛色について詳しくご紹介しましょう。

シーズーの毛色の種類について

シーズーの毛色

Pattarit S/shutterstock.com

日本最大級の畜犬団体「一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)」では、シーズーの毛色はすべての色が認められています。つまり、シーズーはほぼ全部の毛色がJKC公認カラーとなっています。

では、シーズーの毛色にはどのような種類があるのでしょうか?

1.ゴールド&ホワイト 日本にいるシーズーの毛色の中で、最も一般的な色がゴールド&ホワイトです。ゴールドと言っても茶色のようなカラーをしており、個体によって明るさや色の濃淡が異なっています。

レッド系に近いゴールドもあれば、オレンジ系やマホガニー系などさまざまです。基本的にはホワイトをベースとしゴールドが混じっていますが、稀にゴールドがベースでホワイトが混じっている個体もいます。

2.ブラック&ホワイト ブラック&ホワイトはゴールド&ホワイト同様、人気のあるカラーです。その名前の通り、ブラックとホワイトの2色の被毛で覆われています。ホワイトベースにブラックが入るか、ホワイトとブラックが半々にでるのが一般的です。

3.マホガニー&ホワイト マホガニー&ホワイトは、ゴールド&ホワイトよりも若干濃い茶色をしており、赤褐色や栗のような深みのある色をしています。ホワイトベースにマホガニーが入るのが一般的です。

4.ブルー ブルーと言っても鮮やかな青色ではなく、メタルのような暗いグレー色をブルーと呼びます。数多くある被毛カラーの中でも神秘的な印象を与える毛色です。

5.ブリンドル ブリンドルとは、ブラックベースやゴールドベースにイエロー系のカラーが入った毛色のことです。ゴールド&ホワイトやブラック&ホワイトなどとは異なり黒が多く入っているので、落ち着いた印象を与えます。

6.ソリッド(単色) ソリッドとは、毛色が1色のことです。ゴールドやホワイト、ブラック、シャンパンなどカラーのバリエーションに富んでいます。日本ではソリッドのシーズーはとても珍しく、レアな種類として知られています。

シーズーはトリミングは必須

シーズーはどんな被毛の色をしてるとしても、どんどん伸びてくるので定期的なトリミングが必要です。ゴージャスなフルコートスタイルを好む飼い主さんもいますが、サマーカットなど短めのスタイルにするなら毎日のお手入れもラクに行えるでしょう。

1ヶ月に1回を目安に定期的にカットされることをおすすめします。また、目の周辺の被毛をリボンで結ぶキュートなスタイルも、毛が目に入らない予防になるのでおすすめです。

シーズーの体格について

シーズー

Eric Isselee/shutterstock.com

シーズーは体長約20~30㎝前後の小型犬に分類されますが、体つきによって「アメリカ系」「ヨーロッパ系」の2種類に分かれています。

日本では1964年にアメリカから岡山へシーズーが輸入され、日本でのシーズーの繁殖と改良が行われました。改良の際には多くのシーズーがアメリカから輸入されたため、日本のシーズーはアメリカのシーズーに似ています。そのため現在日本にいるシーズーのほとんどは、小柄で可愛らしい見た目をしている「アメリカ系」になります。

一方、ヨーロッパ系とは中国革命の頃に誕生したシーズーで、シーズーのルーツとも言われているペキニーズの血統を強く受け継いでいる、骨太でがっちりとした体格が特徴となっています。ヨーロッパのブリーダーたちがシーズーを輸出したがらなかったため、日本はアメリカから輸入しました。

もちろん個人でヨーロッパに出向き、シーズーの子犬を探して日本へ連れて帰ってくることも可能です。しかしその際には、現地から出国する際の検疫や、日本に到着したときの動物検疫の検査などさまざま手続きが必要となります。

ヨーロッパには珍しいカラーのシーズーがいます。気になる方はヨーロッパでお気に入りのシーズーを探してみることができるかもしれませんね。

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