犬用の防災グッズで準備しておくものを教えて！日ごろから防災意識を高めよう

災害に備えてしておくべきこととは？

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いつ起こるか分からない災害に備えて防災グッズを用意することに加え、備えておくべきこともあります。

それにはペット可の避難所の確認、飼育場所の安全確保、愛犬のしつけ、登録、ワクチンや予防接種、マイクロチップの装着、近所の方とのコミュニケーションなどが挙げられます。

ペット可の避難所かどうか

飼い主さんの中には、単純に犬を連れて避難所へ行けばよいと思われている方もいるかもしれませんが、避難所によってはペット不可の場所もあります。

またペット可であったとしても、ペット連れの避難者の寝泊まりは屋根付きの屋外になることもありますし、ペットは犬だけでなく猫などもいますので犬にとっては大きなストレスとなるでしょう。

災害が生じた時に愛犬と一緒に避難できる場所を、前もって確認しておくことは大切です。

飼育場所の安全の確保

わたしたちの生活空間も、地震対策として家具に突っ張り棒をしてしっかり固定するように安全を見直してみましょう。

具体的には窓ガラスや本棚の近くに愛犬のベッドや寝床を置かないこと、外で飼育しているなら倒れる可能性があるブロック付近に犬小屋を設置しないことなどが挙げられます。

しつけ

避難所での生活は、知らない多くの避難住民と犬猫などのペットとの共同生活になります。

そんなときお座りや待て、無駄吠えをしない、トイレは決まった場所でするなどの基本的なしつけができているなら、周囲の人に迷惑をかけずに共同生活ができるでしょう。

今からでも遅くありませんので、まだ愛犬をしっかりしつけていない方は、飼い主さんのためだけではなく、周りの人のためにもしつけを行いましょう。

登録

犬を飼う際には、自治体に登録する義務が飼い主さんに課せられています。いざ災害が生じると、登録されている犬から優先されて保護されることもありますので、登録は済ませておきましょう。

ワクチン・予防接種

避難所では多くのペットと一緒に生活することが強いられているため、ワクチンや予防接種をしていることが求められています。もしワクチンや予防接種をしていないと、病気に感染したり、感染させたりしてしまいます。

避難所によってはワクチンや予防接種の証明書の提出が求められることもありますので、防災グッズの中に、コピーでも可能なので証明できるものを用意しておくことをおすすめします。

マイクロチップの装着

突然の災害にパニック状態になる犬は少なくありません。家から飛び出しそのまま迷子になってしまう犬もいます。このような状況を回避するために、マイクロチップを装着しておくこともおすすめの方法です。

マイクロチップは直径2㎜、長さ12㎜程度の大きさをしており、動物病院の獣医師さんがマイクロチップ専用の注射器を使って首の後ろの皮下に挿入してくれます。

マイクロチップには、15ケタの個体識別番号が記載されており、保健所や動物病院などに設置されている専用リーダーで読み取ると、データーベースに登録してある飼い主さんの情報を照合できます。

動物病院によって装着費用は若干異なります。猫の場合は数千円程度で行えますが、マイクロチップ装着後は、飼い主さん本人が登録情報を管理している日本獣医師会へのデーター登録をする必要があります。ちなみに登録料として、1,000円発生します。

普段から近所の人とのコミュニケーションをとる

被災した場合、特に近所の方と助け合ったり、励まし合いながら災害を乗り越えられるよう避難生活を送ることが想定されます。

そのためには、普段から愛犬が近所の方とコミュニケーションを取ることができるよう慣れさせておくことも大切です。

まとめ

災害に備え、愛犬に必要な準備すべき防災グッズについてみてきましたが、いかがでしたか？

いつ生じるか分からない災害には、事前の準備が必須です。愛犬のために飼い主さんが防災グッズを用意することはもちろん、災害が生じたことを想定して日頃から訓練をしておくようにしましょう。

そして是非、この機会に愛犬と防災について真剣に考えてみましょう。

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