子どもに読み聞かせたい！犬に関するおすすめの絵本10選を紹介！

「どうながのプレッツェル」

Shedara Weinsberg/shutterstock.com

「どうながのプレッツェル」は、福音館書店出版、マーグレット・レイ/作の絵本です。

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あらすじ

5月のある朝、5匹のダックスフンドが生まれ、そのうちの1匹がプレッツェル。5匹ともすくすく育ちましたが、プレッツェルは兄弟の中で一番胴体が長く成長しました。

胴が長ければ長いほど、立派なダックスフンドとして認められるため、プレッツ ェルは、世界一のドッグショーで優勝しました。

街中の犬や人からは褒めてもらえても、大好きなグレタは相手にしてくれません。グレタと結婚したいプレッツェルは、骨やボールをプレゼントしてアプローチをし、プロポーズしてもなかなかうまくいきません。

そんなある日、グレタが深い穴に落ちてしまいます。二匹の恋の行方はどうなるのでしょうか？

犬も人も見た目ではないことを教えてくれる作品

この絵本は、見た目ではなく、どれだけたくさんの愛があるかを考えさせて くれる作品です。プレッツェルのめげないアプローチや、何事も諦めなければ必ず成功することを学べるでしょう。また、真実の愛を学べます。

異性のお友達を意識し始めているお子さんと一緒に読むことができるかもしれませんね。

「そっといちどだけ」

Pixel-Shot/shutterstock.com

「そっといちどだけ」は、ポプラ社出版、なりゆきわかこ/作いりやまさとし/絵の絵本です。

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あらすじ

盲導犬のステラの飼い主さんはあかねさん。ステラは盲導犬なので、パート ナーのあかねさんを守ることがお仕事。

あかねさんは2年前に交通事故で目が不自由になってしまいました。最初はぎこちなかった二人の関係も、時間の経過とともにスムー ズになっていきます。ステラにとってあかねさんから褒められることが一番嬉しいひと時でした。

しかし、ステラが10歳を迎えた春、老いると同時に盲導犬としての失敗が多くなっていきます。ステラはあかねさんを守れなくなってしまったことに気が付き、限界を感じます。

そして、盲導犬にやがて訪れる引退の時がきました。あかねさんは間もなく、新しい盲導犬と一緒に暮らすようになります。

ステラは自分の名前を思い出してほしい・・と犬目線で書かれています。

盲導犬が受け止める現実が描かれた作品

犬にとっても、年齢からくる衰えは避けることができない現実です。

ど のように老いを受け止めるか、読み終えた瞬間、心が熱くなる絵本です。

「ある犬のおはなし」

David Tadevosian/shutterstock.com

「ある犬のおはなし」は、Kaisei／作トゥーヴァージンズの絵本です。

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あらすじ

この絵本の”ボク”は、ある男性に飼われていたペットでした。ボクはあなた のことが大好きで、一緒に過ごした時間はたからもののように感じていました。

しかし、時間の経過とともに遊んでくれなくなり、最終的に保健所へ連れてかれてしまいます。

ボクは殺処分のガス室で次第に立っていられなくなる時でも家族の迎えを待っていました。

最後の挿絵には、飼い主さんが赤ちゃんを抱っこしている姿を見ているボクの後ろ姿が描かれています。

命の重みを教えてくれるお話

今でも日本では、年間数万匹以上の犬猫が殺処分されています。ペットと家 族になることの責任と、命の尊さを学べます。

この本は、ペット用品を販売し著者であるkaiseiさんが自作で出された本がフェイスブック上の動画として話題になりました。

そして、2015年に書籍化された絵本です。多くの動物たちが殺処分されているのは、現実問題です。子どもだけでなく、大人でも考えさせられる作品と言えるでしょう。

まとめ

犬に関する絵本をご紹介してきましたが、いかがでしたか？

犬が主人公の絵本はたくさんあり、今回ご紹介できたのはほんの一部です。お子さんに読み聞かせることもできますし、自分で読んでみるのもおススメです。

絵本でも学べることはたくさんあります。この機会に絵本を読んでみるのはどうでしょうか？