犬の眉毛にはどんな役割がある?犬の眉毛をカットする時のポイントとは

犬の眉毛にはどんな役割がある?犬の眉毛をカットする時のポイントとは

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犬にも眉毛があることを聞いたことがありますか。そもそも犬の眉毛を認識したことがないので、どこに眉毛があるのかもわからないという方も多いのではないでしょうか。確かに毛で覆われていることから、区別することがなかなか難しい場合もありますが、どの犬にも眉毛はあります。そんな犬の眉毛の役割について解説します。

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眉毛をカットする時のポイント

眉毛カット

Cindi Wilson/shutterstock.com

では、犬の眉毛やヒゲを切ることにした場合、実際にどのように切れば良いのでしょうか。眉毛やヒゲも自宅でカットできたら便利なのに、と考えている方もいるでしょう。

小さなハサミを使う

眉毛やヒゲをカットするにはコツが必要となります。大きなハサミを使いますと少しの力で刃が広がってしまいますので、扱い方が難しくなってしまいます。そこで、ハサミは小さいサイズのものを使用するようにしましょう。

眉毛切り用のハサミでも良いですが、先が鋭いものは注意する必要があります。おススメなのは、人の鼻毛切り用として使用されているハサミです。このハサミは先が丸いのでわりと安全です。

犬を安定させる

カットする際には、犬を安定した状態で押さえておく必要があります。ハサミは繊細な道具ですし、安全に用いる必要がありますので、右利きなら利き手の右手でハサミを持つのが良いでしょう。そうなりますと利き手でない手で、右利きなら左手で犬の顔を持って安定させる必要があります。

犬の顔の持ち方ですが、犬の顎の下に三角の骨がありますので、その骨の間に親指を当て、そのままマズルの部分を持ちます。場合によってはマズル自体を掴んで行っても大丈夫です。

マズルとは、口のまわりから鼻先にかけての部分のことです。口吻(こうふん)と呼ばれることもあります。この言葉は主に犬の部位について使われることが多いです。英語では「muzzle」と書きます。他に「(馬、犬につけられる)口輪」という意味もあります。

続いて反対側を切る場合にはどうしたら良いでしょうか。犬の後ろから抱きかかえるようにして、利き手ではない手で押さえるようにします。親指が上側に来ることになりますので、残りの4本の指を顎の下に当てるようにします。犬の大きさによって異なりますが、中指か人差し指で顎の下を押すようにします。

短頭種を押さえる場合

もし鼻がつぶれている犬種を飼っている場合には、どのように押さえれば良いのでしょうか。その場合、顎の下の骨の間に親指を当てて頭を持つようにします。ブルドッグなど大きな犬種では、頬か顎の下の皮膚をつまむこともあります。

反対側を切る場合、同じようにして頭を手でつかんでみましょう。頭を腕で抱えるようにして行える、鼻が潰れている大きな犬種もいます。

切る時のポイント

眉毛やヒゲを切る場合には、眉毛やヒゲが入るだけの幅で刃先を広げるようにしましょう。刃先を小さく開けておくなら、もしもの場合ですが、犬を傷つけてしまうとしても小さな傷で済むからです。眉毛やヒゲを探している場合にも、刃先が広がらないように留意しておきましょう。

マズルの目に近い位置のヒゲから切りはじめましょう。なぜなら、この部分が一番鈍感だからです。途中犬が嫌になって作業をやめてしまっても目立たないように、交互に両側を切って行くと良いでしょう。

その後、眉毛を切ってあげることができます。顎舌の毛、眉毛、頬毛については順番が入れ替わっても大丈夫です。このうちのある部分を切っていて犬が飽きてきたら別の場所を切るなど、犬の状況を見ながらカットを行うことができます。

ただし、あまりにもあちらこちらと複数の箇所を少しずつ切ろうとすると、途中でどこを切ったのかわからなくなり、大事な箇所を切り忘れるということがありますので注意しましょう。

黒い眉毛やヒゲだと見えやすいですが、白いヒゲは見つけにくいのではないでしょうか。そんな時に光に透かして見るようにすると、眉毛やヒゲが見つかりやすくなる場合があります。位置を変えてみたり、上から見たり、横から見たりして、光に透かしてみるようにしてみましょう。

犬を押さえる時のポイントは?

犬を押さえる時のポイントとして、顎の下の骨の間にあてた親指がとても大事なポイントになってきます。なぜなら、犬が舌を出す時にはこの部分が舌に触れるので、その場合は切るのを中断することによって舌を怪我させないで済むからです。

さらに、この部分を押していると犬は舌を出しにくくなります。しかしこの部分をずっと押していると犬は嫌がりますしかわいそうですので、基本この部分は犬の舌が出て困る時にだけ押すようにします。

さらに、あまりに暑い時にカットをするのは大変です。暑い時は犬の舌が出て動きますので、カットの際に眉毛やヒゲと一緒に舌を傷つけてしまう可能性があるからです。

暑い場合はそのまま暑い環境でカットをするのではなく、温度を下げるようにしてみましょう。エアコンを使用して部屋を涼しくできるなら、犬も口をわりと閉じてくれるようになるので切りやすいと言えるでしょう。

眉毛やヒゲのカットの際にあまりに嫌がる場合には、無理をしないようにしてみましょう。ペットショップに依頼することもできますね。

まとめ

犬の眉毛

atiger/shutterstock.com

犬の眉毛となると、どこに眉毛があるのかもわからないという方も多いのではないでしょうか。犬の眉毛は目の上の辺りにあります。左右対称のような位置関係で、太くて硬い毛が2、3本あり、その部分が犬の眉毛ということになります。

そこに生えているのは毛の中でも「触覚毛」と呼ばれる種類の毛で、この種類の毛は他の場所にも、例えば、頬、上唇、あごなどにも生えています。そして、触覚毛の根元には神経がありますので、動かすことができます。

犬の眉毛は2本から3本位しかないですし、被毛に覆われていてそもそも汗をかきませんので、犬の眉毛の役割は人間の眉毛の役割と同じとは言えません。

犬の眉毛には幅、風向き、平衡感覚、温度を察知する働きがあります。ただし猫と比べて、犬の場合は聴覚や嗅覚の分野が優れているので、猫のように眉毛の感覚に頼ることはないようです。

そのため、飼い主さんの好みに応じてカットしても、自然に伸ばしておいても大丈夫です。ただし抜くのはとても痛がりますのでやめるようにしましょう。

カットの際に犬を押さえる時のポイントとして、顎の下の骨の間にあてた親指がとても大事なポイントになってきます。犬が舌を出す時にはこの部分が舌に触れるので、その場合は切るのを中断することで、舌を怪我させないで済むからです。

さらに、この部分を押していると犬は舌を出しにくくなります。しかしこの部分をずっと押していると犬は嫌がりますしかわいそうですので、基本この部分は犬の舌が出て困る時にだけ押すようにします。

カットを嫌がる場合には、無理をしないようにしてペットショップに依頼することも検討できるでしょう。

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