犬って留守番中に何をしているの…?気になる留守番中の行動パターン5つを紹介!

犬って留守番中に何をしているの…?気になる留守番中の行動パターン5つを紹介!

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飼い主さんが大好きな犬たちは、留守番があまり得意ではありません。寂しさやつまらなさを紛らわすために、実にいろいろなことをします。飼い主さんへの愛にあふれた行動から、独りにされた腹いせのような困った行動まで、犬が留守番中にしている5つの行動をご紹介します。

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時間の長さや頻度の差はあるとはいえ、愛犬を留守番させなければいけないことがあります。そんな時は、「お利口にできるかな」「寂しがっていないかな」と、飼い主さんも後ろ髪を引かれる思いで愛犬を家に残していることでしょう。

では、飼い主さんが仕事や用事で家にいない間、犬は家の中で何をしているのでしょうか?この記事では、犬が留守番中にしている5つの行動をご紹介します。

留守番中に犬は何をしているの?

心優しい飼い主さんにとって、これからご紹介する「犬が留守番中によくする5つのこと」は、犬が留守番中により安全にストレスなく過ごせる準備をするのに役立つはずです。

1.玄関でじっとしている

床に伏せているヨークシャ・テリア

pixabay.com

犬の中には、飼い主さんをお見送りしたまま玄関に座っていたり、うずくまって飼い主さんの帰りをひたすら待っていたりする健気な犬がいます。これは留守番にあまり慣れていない犬や、飼い主さんと離れることに不安を感じている犬に多い行動です。

飼い主さんが家を出るギリギリまでべったりくっついてきたり、飼い主さんの進路を妨害してくるようなら、このように玄関でソワソワと帰りを待つ可能性が高いです。そんな姿を想像すると切なすぎますよね。飼い主さんも飛んで帰りたくなるか、出かけるのをやめたくなるかもしれません。

でも、お留守番がちゃんとできるように教えてあげるのも飼い主さんの責任です。普段から愛犬とべったり過ごしすぎないように意識して、飼い主さんが家にいる時でも犬が一人で遊ぶ時間を作ってあげるのは良いことです。あるいはパーソナルスペースで過ごす時間を作って、飼い主さんと離れても精神的ダメージが少なくなるようにしてあげてください。

2.窓から外を眺める

窓から外を眺めている犬

pixabay.com

出かけた飼い主さんの姿を長く見続け、帰りをいち早くキャッチするために窓辺に陣取る犬も少なくありません。そんなことをしてくれる愛犬は本当に健気でかわいいですよね。「早く帰ってこないかな」と、全神経を集中させている姿を見ると胸がキュンとします。

窓際に陣取ることで意外な楽しみを見つける犬もいるようです。窓の側にいたら、通行人に話しかけられたり、かまってもらったり、鳥や他の動物の観察ができたりと、何かと外の世界とつながれます。

窓際にいれば、飼い主さんを待ちながら暇潰しができ、しかも孤独感も薄れて一石三鳥な感じなのでしょう。こうなってくれると、出かける飼い主さんの気持ちも楽になりますよね。少しでも犬が気持ちよく時間を過ごせるように、窓際スペースを確保してあげるのは良いことです。

ただし注意点もあります。外の様子を見ることが安心感よりも警戒心に繋がり、無駄吠えする犬もいます。犬の動向を見て、もし普段から刺激に敏感なようなら、外が見えないようにしておいた方が良いかもしれません。

3.部屋中を走り回る

舌を出しているフレンチブルドッグ

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日頃から活発で遊び好きなタイプの犬は、飼い主さんの留守中に運動会を開催していることもあります。

まずは猛ダッシュ、次にソファや椅子への大ジャンプ、そしてテーブルの下をくぐったり、家具の隙間を通り抜けたり、障害物競走さながらに家の中を縦横無尽に走り回ります。

さらに、ボールを追いかけたり、おもちゃをぶん回したりと、普段やりたいけど怒られたり、自分なりにセーブしていることをやり尽くすことがあります。

このようなタイプの犬は、留守番中にそれなりに楽しく過ごせていることは間違いありません。ただし、飼い主さんがいなくなったことを喜んでいるのではなく、留守番中の寂しさを軽減するためにしていることも多いです。

クッションやティッシュをかみちぎるなどのイタズラをする確率も高いので、留守番させる時には危険な物は徹底的にしまい、家具の配置も犬がケガをしないように注意しましょう。

4.飼い主さんのベッドにスリスリ

ベッドの上で寝ている2匹の犬

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飼い主さんの匂いが染み付いているベッドは、飼い主さんが恋しくなった犬が一番安らげる場所です。不安になったり、寂しくなったら飼い主さんのベッドの周りをクルクル回ったり、ベッドに上って背中や顔をスリスリしたり、飼い主さんの匂いに包まれようとします。

想像するとなんともいとおしくなる行動ですが、ベッド周りが荒らされてしまうというデメリットもあります。出かける時にきちんとベッドメイクしたはずが、帰ってきて布団がずり落ち、シーツはグシャグシャ、枕が床に投げ出されている状態になっているかもしれません。

疲れて帰宅した時などはイラッとしてしまうかもしれませんが、飼い主さん恋しさにした行動であることを思い出してあげましょう。留守番中の愛犬の気持ちに感情移入すれば、きっと怒りの気持ちも静まっていくはずですよ。

5.リラックスして寝ている

ベッドの上で寝ている犬

pixabay.com

留守番慣れしている犬は、リラックスした状態で寝て過ごすことも多いです。飼い主さんが出かけても必ず帰ってくることや、ひとりでも危険はないことを知っているので、落ち着いて過ごせるのです。

中にはふて寝もあるかもしれませんが、リラックスしていることには違いありませんし、危険行為や迷惑行為とは無縁なので、留守番中の理想的な行動といえます。

犬がこのような状態になるためには、最初は10分くらいの短い留守番から始め、様子を見ながら30分、1時間、と少しずつ時間を伸ばし、最長でも8時間以上は家を留守にしないようにすることがポイントです。

また、サークルやケージを活用して犬の快適なパーソナルスペースを設置し、「ここにいれば大丈夫」と安心できる場所を作ってあげるのもおすすめです。

まとめ

犬は、群れでいることを心地よいと感じる生き物なので、基本的に留守番は苦手です。しかし、人間と生活していく上で留守番は必須です。犬なりに、いかに楽しくひとりで過ごすか、気持ちを安定させるかを突き詰めた結果、この記事でご紹介したような行動をとっているのです。ですから、愛犬ができるだけ快適に、そして安全に留守番できるようにできる限りのことをしてあげるようにしましょう。

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