ラブラドールレトリバーってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

ラブラドールレトリバーってどんな犬?性格と特徴から考えるしつけと飼い方のコツ!

update

世界で最も飼われている犬種のラブラドールレトリバーは欧米ではもちろん、日本でも大人気の大型犬です。 走ったり泳いだりするのが好きなとても活発な犬ですが、その能力の高さから盲導犬や介護犬としても大活躍しています。 そんなラブラドールレトリバーの特徴や性格、飼い方やしつけ方のコツを紹介します。

update

ラブラドールレトリバーの飼い方としつけ

飼い主を喜ばせることを好むとても献身的なラブラドールレトリバーですが、好奇心旺盛で子犬の時はかなりやんちゃだそうです。

ラブラドールレトリバーの飼育環境やしつけ方のコツを紹介します。

ラブラドールレトリバーの飼育環境

Underwater photo of golden labrador retriever puppy in outdoor swimming pool play with fun - jumping and diving deep down. Activities and games with family pets and popular dog on summer holiday.

undefined/shutterstock.com

冷たい水の中でも長時間泳ぐことができる程寒さには強い被毛を持っていますが、暑さにはめっぽう弱いとされています。

日本の夏は高温多湿なので、愛犬が夏バテしてしまわないように気を付けましょう。

温度の調整、水分補給などに気を配り、熱中症にならないよう夏の飼育環境には十分注意しましょう。

好奇心旺盛で遊ぶことが大好きですが、特に子犬の頃はかなりやんちゃです。

いたずらをすることもあるので、部屋の中で壊されては困るもの、危険なもの、誤飲誤食につながるようなものは片付けてください。

体力があり活動的なので、毎日朝晩30分から1時間の散歩をしてあげましょう。

散歩だけでは飽きてしまうので、知的好奇心を満足させるような遊びを取り入れるといいでしょう。

レトリーブ(回収)能力があるので、ボール遊びやフリスビーなどを使ってトレーニングすることができます。

水も大好きなので、海や川のレジャーに連れて行って泳がせてあげましょう。

基本的には室内飼育がすすめられていますが、別名「破壊王」だということを忘れないで、子犬の時からしっかりとしつけをするようにしましょう。

普段からゲージやサークルで過ごす習慣をつければ、来客時や留守番時も安心してその中で過ごすことができますし、ハウスの中で過ごすことによって主従関係をはっきりさせることができます。

どうしても室内が無理であれば、常に家族が見えるところで飼うようにしましょう。

基本的に人間と接していることを好む犬種なので放っておくとストレスになり、問題行動を起こすようになりかねません。

運動は大事ですが、激しい運動は関節に負担をかけてしまうので気を付けましょう。

フローリングで滑って関節を痛めたり怪我をしないよう、すべり止めのためにカーペットやコルクマットを敷くなどしましょう。

ラブラドールレトリバーのしつけ

子犬や若い犬は遊びが大好きで、とてもやんちゃな性格なので、飼い主がトレーニングをしているつもりでも、本人は遊びのつもりということが少なくありません。

ラブラドールレトリバーの性格から考えると、「ルールのある遊び」がしつけに効果的です。

我慢強く無駄吠えも少なく、人懐っこくて愛らしいですが、それでも大型犬なので上下関係はしっかりと教えしつけてください。

犬はルールや主従関係があると安心します。

甘やかせるのではなく、「ダメはダメ」と貫くようにしてください。

家族と相談して統一した基準を作り、その時の気分でしつけの内容を変えないようにしましょう。

しつけの基本は、叱る1に対し、褒める9の割合で!

つまり、褒め育てです。

ラブラドールレトリバーには、何かをくわえること(レトリーブ)が本能的に備わっていますから、くわえていいものといけないものの区別をきちんとしつけることは重要です。

くわえることをやめさせるのはストレスの元になりますから、いつ、どこでくわえるのか、誰に持っていくのかをしつけるなら、優秀な回収犬に成長するでしょう。

理解力があり、人を喜ばせることが好きな性格なので、褒めて教えればすぐに覚えるでしょう。

ラブラドールレトリバーの毛色・被毛

Three Labrador Retriever dogs on the grass, black, chocolate and yellow color coats.

undefined/shutterstock.com

ラブラドールレトリバーは短毛タイプですがダブルコートなので抜け毛が多い犬種です。

体に密生した被毛は防水性に富み、冷たい水の中でも泳ぐことができる程です。

毛色にはブラック、イエロー、チョコレートがあります。

ラブラドールレトリバーの健康管理とお手入れ

日々の健康管理やお手入れによって、愛犬が健康を保ってできるだけ長く生きられるようにしたいですね。

ラブラドールレトリバーの健康管理方法や必要なお手入れについて説明します。

ラブラドールレトリバーの健康管理方法

Senior man and big dog, closeup

undefined/shutterstock.com

ラブラドールレトリバーは遺伝疾患やかかりやすい病気が少ないと言われている、比較的健康な犬種です。

それでも体が重いため前十字じん帯断裂や股関節、肘関節を怪我するということがあるので体に負担となるような動きを避けるようにしましょう。

また食欲が旺盛なので、食べすぎによる肥満、ドカ食いによる腸ねん転や胃捻転などに気を付けましょう。

食事の後はしばらく安静にさせること、水をがぶ飲みしないように少しずつ与えることなどが予防になるでしょう。

ラブラドールレトリバーの耳は垂れ耳なので通気性が悪く蒸れやすいため、カビや雑菌が繁殖しやすくなっています。

それで、外耳炎などの病気にならないよう、こまめに耳掃除をしてあげましょう。

ラブラドールレトリバーに必要なお手入れ

短い毛が密集して生えているので、週に1回程度ブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう。

換毛期は抜け毛が増えますので、週に2回程度のブラッシングに増やしてください。

外で運動したり、散歩をして体が汚れてしまった時はかたく絞ったタオルなどで汚れを拭いてあげましょう。

また、ダニやノミがついていないか確認するようにしましょう。

普段の運動で爪はすり減りますが、高齢になったりすると伸びやすくなるので定期的に爪切りを行いましょう。

人に触れてもらうのが大好きなので、これらの手入れは比較的簡単にできるでしょう。

ご意見、ご感想ありましたらコチラ! この記事のコメントへ (6件)
桜 フォトコンテスト 全国のドッグラン一覧
編集部PICKUP
関連する記事

mofmo掲示板

6 名無しさん
通報

性格はよくテレビで見聞きするの同じで、そのまんまでした。穏やかで人懐っこくて社交的、このイメージはラブラドールレトリバーを育てた経験がなくとも知っています、だって有名ですから!いつかはラブラドールを飼って一緒に暮らしたいものです。

5 名無しさん
通報

日常生活の中でラブラドールレトリバーを目にする機会はとても多いのですが、こちらの記事を拝読して、知らないことだらけだと痛感させられました。歴史や、水を弾く毛であることも知りませんでした。まだまだ勉強不足ですね。

4 名無しさん
通報

今は私も若いですし、家族もみんな元気なのでちょっと元気でわがままな小型犬を飼っていますが、

将来絶対飼いたいと思っているのが、ラブラドールレトリバー。

賢くて穏やかで従順な性格は老後に飼うのにいいのかなぁと思っています。

3 名無しさん
通報

昔から大型犬に憧れがあったけど、主人の実家のラブラドールに会った時は、温厚な性格と人懐こさにびっくりしました。本当に癒されるし、実家で勝っていたチワワとは大違いだと思っちゃいましたね。子供がいる家庭にもおすすめだと思うな。

2 名無しさん
通報

ラブラドールは穏やかで賢い犬種だというのは知っていたのですが、タイプが色々あることは知りませんでした!

毛の色によっても性格の違いがあるんですね。別名「破壊王」は笑いました笑

学生の頃、盲導犬を見かけるとたいていがイエローのラブラドールだったので不思議でした。

意外にも寿命はあまり長くないのですね。

1 名無しさん
通報

ラブラドールは本当に可愛いですよね。賢いし穏やかだし、大好きだな。いつか飼育できるならラブラドールかゴールデンレトリバーを飼いたいと思います。