犬がアレルギーを発症?取り組むべき4つの対策って?!

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mofmo編集部

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犬のアレルギーについて、だいぶ情報も浸透してきていますが、それでもまだまだ知られていないこともあるそうです。 今回は、犬のアレルギーについてお話していきたいと思います。

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アレルギー対策

アレルギー

Seregraff/shutterstock.com

ここまでで、犬のアレルギーとは何か、どんな症状が見られるのかを見てきましたが、これからは、自分お愛犬に、前述のアレルギー症状がみらた時にするべきことを4つこれからご紹介したいと思います。

病院に連れて行く

愛犬の様子がおかしい時には、すぐに病院に連れて行ってあげましょう。現代ではインターネットなどを通じて、専門家と言われる人が発信している様々な情報を参考にすることができますが、所詮、素人判断になってしまいます。

アレルギー症状には似通ったものもありますし、他の病気の可能性なども含め、素人が情報を斜め読みしただけで正確な診断をすることは絶対にできません。できるだけ早く適切な処置を受けさせてあげるために、必ずドクターの意見を仰ぐようにしましょう。

また、ネットの世界に氾濫しているいわゆる”専門家”や”プロ”とうたっている人の本当の姿を知っているわけではないので、そこに書かれている情報を100%鵜呑みにするのは危険です。

情報を参考にすることはできても、大事な愛犬の健康を考えると、信頼できるお医者様に、実際に目で見ていただき、犬に触れながら診察してもらう方が確実な治療を受けられることはみなさん同意されるのではないでしょうか?

動物病院い連れて行くなら、ドクターによる鑑別診断を受け、最善の治療法を見極め、アレルギー検査なども選択肢に踏まえながら、飼い主と愛犬にとって一番良いと思われる方法で疾患に向き合うことができます。

犬のアレルギーも、人間のアレルギーと同じように、長期戦の治療になる可能性が高いです。不安なまま治療を始めるのではなく、プロの診断と、適切なプロセスを踏みながら安心して治療できるようにしましょう。

病院に連れて行く際には、話せない犬に変わって飼い主が症状を正確に伝える必要があります。そのためにも、どんな小さなことでもメモを取るなどして、気になることを全て伝えられるように愛犬をよく観察してください。

その際、「What」「When」「Where」「When」「Who」「Why」「How」の5W1Hを意識することが大切です。

「What」は、どんな症状かを伝えることにあたります。食欲や実際に食べる量、痒がる場所や頻度、便の様子など、アレルギーだと思う以前からの症状と比べて気になることなど、愛犬の健康状態全てを明確に伝えましょう。

「When」は、いつからアレルギーを発症したか、痒がる季節や気温、時間帯などを伝えます。

「Where」は、どこでで発症したかになりますが、室内か、もしそうならどんな芭蕉か、屋外の場合なら、散歩中の特定の場所など、アレルギー症状がよく見られる場所を話すことによって、アレルゲンを縛りこむ助けになります。

「Who」は、愛犬の種類や年齢など、基本情報を知らせることができます。先ほどもアレルギー好発犬種について触れましたが、犬種によって特定の疾患にかかりやすかったり、遺伝的に反応が出やすいものなどがありますので愛犬の血統なども伝えるようにしましょう。

「Why」は、飼い主がアレルゲンと思っているものや、原因となった出来事など、アレルギー症状のきっかけを探すことが当てはまるでしょう。

「How」は、今までの病歴や飲んでいる薬、受けたことがある治療などを伝えることにあたります。

このように、愛犬の症状を、的確かつ具体的にしておくなら、医師とのコミュニケーションもスムーズになりますし、正確な診断をする助けにもなります。

生活環境の改善

犬のアレルギーの原因として、ノミやダニなどの害虫やハウスダストなどの外的環境が影響していることが多くあります。昔より犬のアレルギーが増えたのも、室内で飼われている犬が、そのようなアレルゲンとなるものに接する機会が増えたからだと言われています。

ですから、犬のクッションやベット、飼育している部屋はもちろんのこと、犬が歩くであろう全ての場所の環境を見直すこともアレルギー対策としてとても有効です。

何より大切なのは清潔にすることですので、ただ掃除機をかけて終わりにするのではなく、床や畳もしっかりと水拭き雑巾で拭きあげるなどして、徹底的な掃除を心がけてください。しかも、清潔な状態を常に維持できるように、マメに掃除をすることも大切です。

犬が普段使っている、クッションや絨毯、ベットは特に汚れやすく、強いアレルギー症状を引き起こすダニもつきやすいです。

しかも、それらについた害虫は非常にしつこいので、アレルギー症状が出たのならできれば新しいものに買い換えてあげましょう。そしてマメに天日干しをしたり、洗濯するなど、害虫がつきにくい状態を維持するようにしてください。

さらにノミやダニを予防するスプレーやグッズも販売されているので、害虫が発生しやすい場所には、然るべき予防策をこうじることもできます。

室内犬は、家族がくつろぐリビングのソファーや、飼い主のベットなどにも入り込むケースが多いので、愛犬の行動範囲を考えて環境改善に取り組みましょう。

空気清浄機を活用することもおすすめです。最近のものは驚くほど高性能になっているので、かなりのハウスダストをブロックしてくれ、愛犬にも自分にとっても良い環境づくりの手伝いをしてくれます。

室内飼育で他に気をつけることは、湿度です。犬にとって最適な湿度は50%前後ですので、除湿機や加湿器、エアコンなどの空調器具をうまく調整して、できるだけ愛犬が愛的に過ごせるようにしてあげましょう。

また、室内だけではなく、散歩コースなどの外の環境にもアレルゲンの可能性が高いものがないかをよく考えて、コースの修正を図ることもできます。

杉アレルギーの人が杉の近くに行くと症状がひどくなるのと同じように、犬も特定の木や花のアレルギーがあれば、それがたくさん生息しているところに行くと症状が悪化します。

また、よく行くドッグカフェやドッグランなどの何かにアレルギー反応をおこしていることもありますので、愛犬を観察していて、その場所を通ると痒がると感じたり、特定の場所に連れて行くと症状がひどくなるように感じるなら、そこに行くことを避けましょう。

環境を完璧に整えてあげることは難しいですが、常に清潔な状態を保つことと、アレルゲンと思われるものを徹底的に排除するように勤めることによって、かなり環境が改善されますので、高い意識と少しの手間と努力を持って、愛犬のために頑張ってください。

病院に言った時点で、獣医さんから適切な環境づくりのアドバイスを与えられると思いますので、その指示に従うようにしましょう。

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2 名無しさん
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私は動物アレルギーですが、ワンちゃんを飼っています。徹底的に自分もワンコも清潔を保つようにしているので症状は全然出ません。ワンちゃんもアレルギーにかかってほしくないので、神経質になってしまいますが、ご飯などにはとても気を付けています。

1 名無しさん
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食べ物のアレルギーも怖いけどノミとかダニはもっと怖い。ワンちゃんたちって毛で覆われているわけだし、ノミとかダニからしたらたくさん集まりやすそうな場所だし。ケアをしっかりしてブラッシングとかも毎日こまめにやってあげたりしないとだな。