「カントリーロードキャットフード」は猫ちゃんにとってどう？詳しく解説

「カントリーロードキャットフード」の原材料と成分

では早速カントリーロードキャットフードの原材料と成分を見てみましょう。

今回はカントリーロードキャットフードの中でも一番人気のある「フィーライン ディライト チキン&フィッシュ」を見てみましょう。原材料は以下のとおりです。

チキン生肉、チキンミール、ニシンミール、玄米、オーツ麦、鶏卵、鶏脂肪、米ぬか、加水分解チキンエキス、クランベリー、ほうれん草、塩化カリウム、海塩、硫酸亜鉛、ビタミンE、硫酸鉄、ナイアシン、硫酸銅、チアミン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、酸化マンガン、塩酸ピリドキシン、セレン酸ナトリウム、リボフラビン、ビタミンD3、ビオチン、ビタミンB12、ヨウ化カルシウム、葉酸、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)となっています。

では詳しく見ていきましょう。

肉類

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カントリーロードキャットフードでは第一原材料にチキン生肉、第二原材料にチキンミールが使用されています。

肉がメインになったキャットフードです。

その他にもニシンミールも使用されており、第一原材料から第三原材料まで動物性たんぱく質が使用されています。

肉食動物である猫にとって、動物性たんぱく質がたっぷり使用されているフードは適しているということができるでしょう。

新鮮なチキンの生肉は高たんぱく質で嗜好性も高く猫の好物です。

チキンには猫が必要としている必須アミノ酸がバランスよく豊富に含まれています。

しかもカントリーロードキャットフードで使用しているチキンは、成長ホルモンや抗生物質を使わずに育てた鶏なので安心です。

また原産国はチキン生肉とチキンミールはアメリカ産、ニシンミールはアメリカ、カナダ、ノルウェー産となっています。

原材料をよく見るとチキンミールやニシンミールが使用されています。いわゆるミール系です。

愛猫家の中にはミール系の使用を不安に思う方もいるかも知れません。

なぜならミール系は人間が食べることのない本来なら破棄にするような粗悪な原材料を使用している可能性があるからです。

例えば鶏の頭や骨、羽根、血液、足など、さらには腐りかかった家畜の肉などを使用している可能性もあるのです。

しかしカントリーロードキャットフードでは「人間への使用が禁止された原材料は使用しない」ということを明らかにしていますし、ホルモン剤や抗生物質を使用しないなどの徹底ぶりからも、粗悪な原材料を使用しているとは考えにくいでしょう。

安心して愛猫に与えて大丈夫といえます。

穀物

続いて使用しているのが穀物です。「玄米」「オーツ麦」「米糠」があります。

肉食動物である猫は穀物を消化吸収することを苦手としています。

特にトウモロコシや小麦などは消化ができずにアレルギーを起こす可能性の高い原料ともいわれています。

カントリーロードキャットフードでは、トウモロコシや小麦は使用していませんが、いくらかの穀物は使用しています。

玄米やオーツ麦は食物繊維が豊富でビタミンやミネラルも豊富な炭水化物源として用いられています。

食物繊維が豊富なため、毛づくろいによって体内にたまった毛玉を体外に排出する助けをしてくれることでしょう。

また消化も良くアレルギー性も低い穀物であるといわれています。

とはいえ穀物であることには変わりがないので、たくさん摂取すると消化不良を起こすかもしれませんし、穀物アレルギーのある猫は食べることができません。

穀物アレルギーのある猫は、穀物を一切使用していない「フィーラインコンフォート（インドア）」がおすすめです。

油脂

猫にとって必要な栄養素である「油脂」として、カントリーロードキャットフードでは「鶏脂肪」があります。

鶏脂肪は栄養価が高く嗜好性の高い油脂です。

不飽和脂肪酸が含まれているので、猫の健康な皮膚と被毛の維持をサポートします。

カントリーロードキャットフードの高く評価できる点は、油脂に使われている酸化防止剤も明らかにしている点です。

鶏脂肪には安全性の高いクエン酸、ビタミンEで酸化防止対策が行われているので安心です。

成分

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ではカントリーロードキャットフードの成分を見てみましょう。以下のとおりです。

粗たんぱく質35.0%以上、粗脂肪20.0%以上、粗繊維2.5%以下、粗灰分7.5%以下、水分10.0%以下、カロリー380kcal/100gとなっています。

たんぱく質、脂質ともに十分な量が摂取できます。

動物性たんぱく質をメインに使用しているのでたんぱく質の質も良いといえるでしょう。

ただしたんぱく質の量が多いため、腎臓が弱い猫には負担がかかってしまうかもしれません。

特に腎臓病の猫や加齢とともに腎機能が弱ってきている猫には注意が必要です。