猫に柿を与えても大丈夫なの?期待できる効果と与える際の注意点を紹介!

猫に柿を与えても大丈夫なの?期待できる効果と与える際の注意点を紹介!

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秋を代表する果物の中に「柿」があります。そのまま食べても美味しいですが、干し柿にするとより甘味が増して美味しいですよね!柿を食べている時に猫が欲しがってきた事はありませんか?そんな時猫に柿を与えてもいいの?と心配になりますよね。この記事では柿に含まれる栄養素と猫に与える際の注意点を解説しています。

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柿と猫との相性を教えて!

窓のところで座っている猫と手前に置かれた柿

Marina Bakush/shutterstock.com

秋の味覚として昔から多くの人に愛されてきた果物に柿があります。おやつに出てくるのが楽しみだった子供時代を思い出します。カリカリとした食感がたまらない少し硬めの柿が好きな人と、しっかりと熟れててやわらかい柿が好きだという人がいますね。

「柿が赤くなれば、医者が青くなる」ということわざがあるように、柿の季節は気候が良くて栄養価の高い食べ物が多いので病人が少なくなるといわれてきました。柿ももちろん栄養価の高い果物の代表格です。美味しくて健康にいい、そしておやつにもピッタリの柿は非常に優秀な食材だといえます。

でも人間に良いからといってネコちゃんにも良いとは限りません。ではもし柿を食べている時に猫が欲しがったとしたら、あげてもいいのでしょうか?今回は猫に柿を与えても大丈夫なのかについて調べてみました。

そもそも猫に果物を与える必要があるのか

柿をあげても良いのかどうか回答する前に、そもそも猫にとってフルーツとはどんな位置にあるかを簡単に説明しておきましょう。

フルーツにはビタミンや食物繊維が豊富に含まれているので果物が体にいいというのは多くの人が認めるでしょう。しかし猫も果物から栄養を摂取する必要があるのでしょうか?結論から言うと、果物は猫にとって必須の食べ物ではありません。猫はもともと肉食動物なので、果物は食べる必要がなく、総合栄養食のキャットフードを与えるだけで十分なんです。

「果物に含まれているビタミンなどの栄養成分が猫に有効だ」という意見も決して間違いではありませんが、必須の食材ではないこと、果物の糖分を摂り過ぎることはかえってよくないこと、肉食動物の猫は食物繊維の消化が苦手だということを考えると、与えなくてもいい、もしくは少量で十分だということができます。

また、果物によっては猫に与えると中毒症状を引き起こす危険なものもあるので、与える前に安全かどうかを確認する必要があります。例えばブドウは猫にとって危険な果物で、食べると中毒症状を起こしてしまい、最悪の場合死に至ることもあるとされています。ブドウを干して作ったレーズンも同様で、猫に絶対に与えてはいけません。

ブドウほど危険ではなくても、下痢や嘔吐を引き起こしやすい、またはアレルギーになりやすいといわれるマンゴー、パパイヤ、イチジクといった果物もあります。栄養があって人間が食べても大丈夫なのに、猫にとっては危険な果物なので注意が必要です。

猫は自分にとって危険だということを認識することなく飼い主が美味しそうに食べていると欲しがって寄ってくることがあります。中には目を離したすきに盗み食いをすることもあります。それで飼い主は、猫が間違って危険な果物を食べてしまわないように気をつける必要があります。

猫に柿を与えても大丈夫なの?

では本題に戻りましょう。柿は猫にとって大丈夫な果物なのでしょうか。結論を言えば、柿の栄養成分を見たところ猫にとって有害なものはないので、与えても大丈夫だということがわかります。

猫に柿を与える時の注意点

吊るされている干し柿

PixHound/shutterstock.com

ただし与える場合は以下のような注意点を意識しておきましょう。

少量をたまに与える程度でいい

すでに説明した通り、柿は猫にとって必須の食材ではありません。さらに食物繊維を含む果物なので、一度にたくさん与えたり、毎日与えたりするものでもないことを覚えておきましょう。秋になると柿がたくさん手に入るかもしれませんが、ほんの少量をたまに与える程度がちょうどいいのです。

柿をたくさん食べさせると、消化不良を起こして下痢になったり便秘になったりすることがあります。また、糖分の摂り過ぎで肥満になる可能性もあり、様々な病気の原因になってしまうことも考えられます。猫は血糖値をすぐに下げることができない動物なので、糖分の摂り過ぎには気をつける必要があります。

渋柿は与えてはいけない

柿には甘柿と渋柿があります。甘柿は猫に与えても大丈夫ですが、渋柿は与えてはいけません。渋柿には「アルカロイド」という猫にとって毒性の強い成分が含まれているからです。猫が渋柿に近づいたり好んで食べたりすることはないでしょうが、間違って口にすると嘔吐や不整脈を引き起こす場合があるので注意が必要です。

柿の皮と種は取り除くこと

甘柿を少し与えたいという時は、皮と種を必ず取り除いてからにしましょう。柿の皮には食物繊維が多く含まれているので、猫にとっては消化に悪く、体に負担をかけてしまいます。そのままかじりついたりしないように、皮を剥いて食べやすい大きさに切ってから与えるといいでしょう。

さらに、柿の種はのどに詰まったり胃腸に詰まったりする可能性が高いので危険です。腸閉塞は異物の誤飲によって起こりやすいといわれていて、柿の種のような大きさのものは非常に危険です。腸閉塞になるとお腹が膨れて触れるのを嫌がるようになったり、嘔吐を繰り返したりするようになります。

腸閉塞をそのまま放っておくと、ショック状態を起こして命を落とす可能性もあります。治療においても、開腹手術が必要になるなど大ごとになってしまうので、柿の種はきちんと取り除いてから与えること、間違って飲み込まないように柿の種は片付けることを徹底してください。

柿の木の葉っぱは食べさせない

柿の木の葉っぱも消化に悪いので間違って食べてしまわないようにしましょう。猫は好奇心が旺盛なので、葉っぱをいきなりパクリとかじることがあります。猫がかじると困るものを周りに置いておかないことは鉄則です。

ちなみに柿の葉っぱで作るお茶はビタミンが豊富で健康にいいとして知られています。そのため普段飲んでいる柿の葉茶を猫に与えたいと思う人もいるかもしれませんね。栄養成分を考えると有害なものは含まれていないので与えることはできそうですが、様子を見ながら少しずつ飲ませるようにしましょう。

干し柿は食べさせないほうがいい

干し柿を美味しそうにパクパクと食べている猫の動画を見たことがあるので驚きましたが、猫によっては干し柿を好んで食べるようですね。柔らかくて美味しい干し柿は猫にとって好ましいものとなるようです。ただし、猫が喜んで食べるからといって与え過ぎることはおすすめできません。

干し柿は通常の甘柿に比べて食物繊維が多く含まれていますし、糖分も多く含まれています。消化不良や肥満、糖尿病のリスクを高めてしまうので、できれば食べさせないほうがいいでしょう。

お菓子の「柿の種」はダメ

本物の柿ではありませんが、柿つながりで一応お菓子の「柿の種」についても触れておきましょう。猫の中には柿の種をパクパク食べるとか、一緒に入っているピーナッツが好きだという猫もいるようです。しかし、お菓子の柿の種は塩分が多く含まれているので猫に与えてはいけません。

ビーナッツも猫に与えてはいけないナッツ類に含まれています。理由は、肥満の原因になることと、喉に詰まって窒息する恐れがあるからです。消化にも良くないですから猫が食べたがったとしても絶対にあげないでください。

アレルギーに注意して少しずつ与える

初めて与える食材はアレルギー反応を起こす可能性を考えて、少しずつ与えるようにしましょう。柿の場合、最初は果汁を舐めさせる程度にしておき、アレルギー反応が出ないことを確認してから果肉を少量与えるようにしてください。

アレルギーの症状には下痢、嘔吐、皮膚の痒み、目の充血、元気喪失などがあります。もしもこれらの症状が強く出てしまったという場合はすぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。獣医師さんに柿をいつ、どのくらい食べたか説明できるようにしてください。

柿だけでなく、初めての食材を与えるときは、いつどのようにアレルギー反応が出るかがわかりませんから、しばらく様子が見られる時に試すようにしましょう。時間に余裕がない時は初めての食材を与えるのは控えるようにしましょう。

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