【注意】運動不足かしら?我が家の愛犬の運動量って大丈夫?

【注意】運動不足かしら?我が家の愛犬の運動量って大丈夫?

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気候の変化は人間だけではなく、犬にとってもとても大変なことで、暑い日や梅雨の時期や台風などで外に出られないと、運動不足になるんじゃないかと心配になってしまいます。また、運動不足を心配するあまり、暑い中散歩をさせてしまうのもかわいそうだし、ノミも心配。そこで、犬の運動について調べてみました。

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散歩が嫌いなわんちゃんはどうしたら良い?

運動嫌いわんちゃん

Little fat pug sitting on sidewalk in summer park.

大抵のわんちゃんは散歩が大好きなのですが、稀にお散歩に行きたがらない犬もいます。

そんな時飼い主さんは、愛犬にどうしてあげたらいいのでしょうか?

散歩が嫌いなわんちゃんには、散歩が嫌いになる理由があるのです。

例えば、外は恐いと思ってしまい、散歩が嫌いになるというケースがあります。

散歩の時に、恐い体験をしたことがきっかけで外が恐いと思うのです。

実際には、不意に車からクラクションが鳴ってびっくりしたとか、大きな犬に出くわし怖くなったなどなど、外を散歩していると予想外の出来事が起こりますよね。

このような犬の対処方法は、外に慣れることから始めてみましょう。

散歩ということではなく、お買い物や郵便局など普段なら飼い主さんだけで行くところへ、愛犬も一緒に連れて行ってあげたり、お花の水やりの時に外に一緒に出してあげたりするというように、生活の中で外に出ることが普通のことなんだということを教えてあげましょう。

そして、愛犬が他の犬が苦手な場合は、他の犬に出会わないようにしましょう。

他の犬に慣れさせる前に、外に出ることに慣れさせます。

これらの行動に慣れてきたら、近くを散歩してみるという風に行動範囲を少しずつ広げて、外は楽しいということを教えてあげましょう。

また、リードや首輪が嫌だという理由で、散歩に行きたがらないこともあります。

一度リードや首輪がキツ過ぎていないかどうかチェックしてあげてください。

洋服の厚さによってきつく感じてしまうことがあるので、犬に洋服を着せて散歩させる時には、注意が必要です。

リードを付ける時には、毎回首回りや胴回りがきつくないか、また緩すぎないかをチェックしてあげてください。

そして、怪我や病気で歩きたくない。というケースです。

この場合は、散歩が好きだった犬がある日突然散歩に行きたがらないとうことが多いですので、その場合には愛犬の体をチェックし、怪我をしていたら病院で処置をしてもらいましょう。

このように、散歩は運動にもなる有効な手段です。

ただ散歩だけが運動ではなく、ボール遊びや鬼ごっこ、フリスビーやアジリティーなど、散歩以外の運動も取り入れながら、愛犬の運動量を増やしていってあげましょう。

我が家の愛犬の運動量は足りている?

犬の運動

Dirima/shutterstock.com

適切な運動量の見分け方

かわいい愛犬の運動量が足りているのか不足しているのかってどうやったらわかるのでしょうか?

まずは、30分の散歩を1日に2回の行うことをベースに、30分のうち5分を運動時間で25分散歩を行うということを基準にします。

これに準じて散歩をしてみて、帰宅後に犬の状態を見てみます。

犬が疲れてたら、散歩と運動量を少しずつ増やしていきます。

散歩を10分ずつ増やし、運動も5分増やします。

すると散歩は合計40分、運動は10分となります。すると動いた時間は合計50分になります。

これでもまだ疲れていなければ、また増やしていきます。

犬が疲れすぎてしまったら、最初の基準を少し下げます。

20分の散歩と運動はかわらず5分行ってみます。

このように少しずつ調整をしていきます。

そうすると、愛犬のちょうどよい運動量がわかってきます。

運動量がわかると、そのペースで散歩を行いますが、季節や気温などで運動時間を調整してあげましょう。

暑い中同じような時間を運動すると、ばててしまうことがあります。

また、老犬になってくると、短い時間でも疲れてしまい、動かなくなってしまうことがあります。

そんなときには、無理をせずにベビーカーなどで休憩しながら、散歩をしてあげましょう。

散歩ができないと、運動ができないわけではない

隠れんぼ

Anna Hoychuk/shutterstock.com

散歩で運動ができることがわかりました。ただ夏の暑い日や、台風や梅雨の時期など散歩に行けない時には、どのように運動量を増やしてあげたらよいのでしょうか?

今回は、室内でもできる運動をご紹介していきたいと思います。

鬼ごっこ

運動量が多い犬には、鬼ごっこがオススメです。

犬が飼い主さんの方にやってきたら、「わ!」と驚かして犬を追いかけます。

最初は、何をやっているのだろう?と首をかしげる犬も、何度か繰り返しているうちに学習して、一緒に走ってくれます。

ただ、フローリングの廊下などは滑りやすいので、あまり興奮させすぎないように注意をしてあげてください。

かくれんぼ

体を動かしながら頭も使う遊びです。

犬に待ての指示を出して、飼い主さんがトイレやドアの陰に隠れたりと、犬に見えない場所に隠れます。

そして、「よし」と合図を出して飼い主さんのところまでやってきたら、思いっきり褒めてあげます。

宝探しゲーム

かくれんぼと同様に体も頭も使う遊びです。

我が家の愛犬も、宝探しゲームは大好きな遊びの一つです。

やり方は簡単です。

いつも遊んでいるおもちゃを手に持ち、犬の鼻の近くに持って行き匂いを嗅がせます。

そして、部屋の外で犬に「待て」を指示します。

部屋の中でおもちゃを隠せそうな場所におもちゃを隠します。

例えば、クレートの中や、クッションの下や座布団の下などに隠します。

そして、部屋の扉を開けて、よし!探しておいで!と号令をかけます。

犬はとても鋭い臭覚を持っているので、おもちゃの匂いを一生懸命探します。

そして、見つけられたら、ご褒美におやつを少しだけあげます。

この遊びを繰り返して遊ぶようになると、場所を変えても同じように宝探しゲームができるようになります。

アジリティ

犬アジリティ(障害物)

Metz Eric/shutterstock.com

飼い主さんと犬が呼吸を合わせて、障害をクリアしていく障害物競技のことをアジリティと呼ばれています。

広いドックランなどで、見かけることがありますが、家では難しいと思っていました。

家での遊びは単調になってしまうので、遊ぶアイテムはたくさんあった方が、犬にとっても刺激があって楽しいものです。

そこで室内でも安全にアジリティができるダンボールアスレチックがあるので紹介します。

「ルーム in アジリティ」という商品で、ダンボール素材でできているので、組み立てる時にも工具は必要がなく、簡単に組み立てられます。

シーソーやトンネル、ウォールジャンプ、ジャンプスルーなどがあるので、わんちゃんと楽しみたいアイテムを選べます。

ダンボール素材で怪我の心配もなく、室内で楽しく遊べるのでうれしいですね。

おもちゃや知育玩具で遊ぶ

犬用おもちゃ・知育

Photology1971/shutterstock.com

ペットショップに行くと、多くの犬用のおもちゃが販売されていますので、犬の性格に合わせて用意してあげましょう。

我が家の愛犬は、引っ張り合いっこが好きなので、ひっぱり合いっこができるおもちゃと、ボール、そして音がでるおもちゃで遊んでいます。

運動しないわんちゃんでも、何か好きなおもちゃに出会えるはずです。

タオル素材が好きなのか、ロープが好き、ゴム製品が好きなどの好みもありますので、ぜひいろいろ試してあげてください。

このように散歩に行きたがらないわんちゃんや、雨や雪が降っていたり暑さが厳しい日などは、外の散歩ができないことがありますのでそんな時に、室内で遊ぶ方法を探してわんちゃんが少しでも運動できるようにしてあげましょう。

次に室内で遊ぶ時の注意点を押さえておきましょう。

室内で遊ぶ時の注意点

1.滑りやすい床に注意

滑りやすいフローリングなどには、カーペットや滑り止めなどで、滑らないようにしておきましょう。滑りやすい床は怪我の元です。

2.おやつを与えすぎない

ご褒美におやつを与える機会が増えてしまうので、ご褒美を小さくカットして与えてあげましょう。

3.興奮させすぎない

犬は飼い主さんに遊んでもらうことはとても嬉しいことです。

楽しすぎて興奮させすぎるとコントロールが出来なくなってしまいます。

ですので興奮しすぎと思ったら、少し休憩を設けてクールダウンして、興奮しすぎないようにしてあげましょう。

まとめ

犬も人間と同じで、体を動かし頭を動かすことは健康にとってとても良いことなのです。

ただ、運動嫌いであまり体を動かしたがらない愛犬でも、少しの時間でも良いので、好きなことを見つけて体を動かすようにしてあげましょう。

そのためには、愛犬が何に興味を持つタイプなのかを知ることが大切です。

興味を持つものが、おもちゃなのかボールなのか、おやつが好きなわんちゃんならおやつをご褒美にアジリティなども効果的です。

また散歩はあまり好きじゃないけれど、遊びは好きな犬には、散歩の中に遊びを組み込むという方法もあります。

歩く速度を変えるだけでも、犬にとっては遊びに変わりますし、待ての号令のバージョンアップで、初めの第一歩を覚えさせるというのもアイディアです。

わんちゃんが毎日楽しく過ごせるように、日々わんちゃんと一緒に遊びを開発していき、刺激のある毎日を送らせてあげましょう。

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