犬の身体能力はこんなに優れている?運動神経を得意な犬種ごとに徹底解説

犬の身体能力はこんなに優れている?運動神経を得意な犬種ごとに徹底解説

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mofmo編集部

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運動会で足が速い人ってかっこいいと思いませんか?幼稚園、小学校、中学校、高校とどんな年代の人であっても運動神経のいい人はかっこよく見えるものです。それは犬の世界でも同じことが言えるようです。では犬の身体能力にはどのようなものがあるのでしょうか。今回は犬の運動神経についてまとめてみました。

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泳ぐことが得意な犬

犬かきという泳ぎがありますがここでは泳ぎに関して運動神経を発揮する犬種をご紹介したいと思います。

  • ニューファンドランド
  • ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ
  • チェサピーク・ベイ・レトリーバー
  • ラブラドール・レトリーバー
  • ゴールデン・レトリーバー
  • スタンダード・プードル
  • スパニッシュ・ウォーター・ドッグ
  • ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリーバー
  • アイリッシュ・ウォーター・スパニエル
  • イングリッシュ・セター

泳ぎが得意な犬もたくさんいます。しかしこれらの犬種はただの遊び目的で泳いでいたわけではなく仕事で泳いでいたようです。

ニューファンドランド

ニューファンドランド

Pandas/shutterstock.com

カナダにあるニューファンドランド島が原産です。作業犬として漁師が網を引く手伝いをしたり、海難救助犬として荒れた海でも溺れた人間を岸まで運ぶことができる強靭な体力と高い心肺機能を持ち備え長距離でも泳ぐことができると言われています。現在でも海難救助犬として陸や船上で働いています。

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ

cynoclub/shutterstock.com

水中作業能力が高いポーチュギーズ・ウォーター・ドッグは魚網の回収、船の見張り、網の中への魚群の追い込んだり、船から陸へのメッセージを泳いで届けたり、水の中に落ちてしまった道具の回収など、人一倍・・・犬一倍?の仕事を器用にこなす万能犬として漁師の間で重宝されました。

ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー

紅葉がきれいなところで佇むゴールデンレトリーバー

pixabay.com

猟の際にハンターが撃ち落とした獲物を回収する《retrieve》役割を担う犬として改良された犬種んです。猟の際は地上だけでなく、水鳥猟で水面に落ちた獲物を泳いで持ち帰るという役割も担っています。

水の中で獲物をくわえたまま泳ぎ続ける業と体力を持ち合わせてます。人間の手助けをするために改良された犬種ということもあり、人間への忠誠心も高く人気の犬種ですが、元の役割を理解してしっかりと体力に応じた飼い方をしてあげたい犬種です。

その能力を人間のために・・・

ここにあげた犬種の運動神経は抜群です。極寒の中でも輸送手段として働いたり、火事の現場までリードして行ったり、また狩猟犬として、海難救助犬として本当によくその身体に備わった運動能力を用いて私たち人間をサポートしてくれています。私たち人間にとって最高のパートナーとも言えるのではないでしょうか。

身体能力が高い犬でもできないこと

ここまでで、身体能力ゆえに運動神経がどれだけすごいかということをお伝えしてきました。

ではここからはそんな犬にもできない運動を取り上げてみたいと思います。

それは木登りです。

ではなぜ犬は木登りができないのでしょうか。それは“あるものがない”からなんです。木登りが得意といえば猫です。その猫にあって犬にないものとは『鎖骨』です。

猫には『鎖骨』があるので前足を「左右」に動かすことができます。この「鎖骨」によって腕を内転・・・つまりハグする時のような動き・・・ができるので猫は木登りができるのです。なんとなく木をハグしているような感じで登っていますよね・・・。

犬には鎖骨がないので前足を「左右」に動かすことができないため、木をハグするようなスタイルをとることができず木登りができないんです。

同様に猫パンチの動きもボクシングのフックパンチに似た軌道を描きながら飛んでくるのは鎖骨があるからなんです。

ですからもちろん犬は猫が行うような猫パンチ(犬パンチ)もできないということになります。

すべての犬ができないというわけではなく、なんらかのコツを学習した犬は木に登ったり、犬パンチをしたりする子もいるようですが、基本的にはできないようです。

犬の運動神経についてのまとめ

今回は犬の運動神経について考えてみました。

犬の運動神経について知れば知るほどすごいことがわかりました。またその能力や体力を人間の仕事をサポートするために用いてくれているというのは、長い歴史の中で犬との触れ合いが濃かったことの証ではないかと感じます。

もし、このような運動神経抜群の超アスリート系の犬を飼ってみようと検討しておられるようでしたら、自分愛犬のために必要な日々の骨折りをいとわないかどうかを考えてみてください。

運動能力の高い犬を飼うには覚悟が必要

例えば・・・1日にたっぷりの運動の時間、丁寧なブラッシング、動物性タンパク質がたっぷりで栄養豊かな食事などに加えて十分な飼育スペースを確保することも必要です。

もちろんしつけもしっかりと教えなければなりません。飼おうと思っている犬の基本的な知識をしっかりと学んで、愛犬が必要としているものを知る努力を払うならば、共に生活していてそれだけの価値を見出すことができると思います。

アクティブな飼い主さんであるならば共にスポーツを楽しむことのできる魅力的なパートナーになることでしょう。

運動が苦手でも愛せるか

でも全ての犬が運動神経がいいわけではありません。どんくさい犬もたくさんいます。そんな犬にかっこよさを求めることはないかもしれませんが愛おしく感じる瞬間はたくさんあります。運動神経の良し悪しに関係なく可愛がってください。

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3 名無しさん
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犬は人間に比べて嗅覚がとても優れているので、味なども嗅覚で嗅ぎ分けていると言われていますよね。また、脚力がとても優れているので、長距離を走ることができたり、とても速く走ることができて狩猟本能は凄いですよね。

2 名無しさん
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運動神経とは関係ないかもしれませんが、私のお友達で目が見えないワンちゃんを飼っている人がいます。目が見えない分、嗅覚が特に優れていて何かを食べているとすぐに近寄ってきます。歩いているといろんなところにぶつかっちゃうのも可愛らしいです。頑張って長生きしてほしいです。

1 名無しさん
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私はワンちゃんにはかっこよさじゃなくて可愛さとか癒しを求めてるんだけど、確かに運動神経がいいワンちゃんは見てる分にはいいなーって思えるかな。飼いたくはないけど、サイトハウンドってスタイルがよくて走ってる姿が勇ましい。