犬は聴覚にも優れている生き物!苦手な音とそれが聞こえた時のしぐさとは?

犬は聴覚にも優れている生き物!苦手な音とそれが聞こえた時のしぐさとは?

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mofmo編集部

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犬は、臭覚が優れている生き物ということで有名ですが、聴覚にも優れているんです。 大きな音が苦手で、聞いているとストレスを感じてしまうこともあります。しぐさや表情を見て注意が必要です。

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愛犬の音に対する恐怖の症状を確認してみよう

Dog hides under coffee table from thunder outside.

Patrick H/shutterstock.com

愛犬が音を怖がって吠えたり、部屋の中をウロウロ歩き回って落ち着きがない態度をしているなら、「お座り」や「伏せ」などの指示をだしてみましょう。そして、しっかり指示に従うことができたら、思いっきり褒めてあげましょう。

次のステップは、愛犬が大好きなおもちゃを使って一緒に遊びます。指示に従い、一緒に遊ぶこともできるなら、比較的症状は軽いと言えるでしょう。

しかし、指示に従うことや遊ぶ余裕がないほど落ち着きがないなら、パニック状態になっており、症状が重いことが考えられます。

音を怖がることで生じる深刻な問題点

Cute White Dog with Black Spots Wrapped in Sweater

Anna Hoychuk/shutterstock.com

犬が音を怖がると、さまざまな悪影響が生じます。

それにはストレスの原因になる、問題行動を引き起こす、散歩に行きたがなくなる、事故につながる危険性、自傷行為、分離不安症などが挙げられます。

では、ひとつづつ確認してみましょう。

ストレスの原因になることがある

音に怯えて緊張した状態が続くと、ストレスの原因となります。もし愛犬が毎日の日常生活で嫌いな音を避けることができないなら、その音を聞く度にストレスになります。

ストレスは体調に大きな影響を与え、健康を損なう危険性もあります。日常的な音を怖がっている場合は、毎日のことなので注意が必要です。

問題行動を引き起こす可能性がある

犬が音を怖がってパニック状態になってしまうと、過剰に吠えたり、モノを破壊したり、トイレに失敗するなどさまざまな問題行動を引き起こす可能性が高くなります。

近所迷惑になる場合もあるので注意が必要です。

散歩に行きたがらなくなる

外から苦手な音が聞こえるなら犬は怖がり、散歩に出かけることを拒むようになります。

また雷が怖い犬の場合は、雨の日の散歩中に雷の音を聞いた帰途を思い出し、雨の日の散歩や、雷の光の影響から車やバイクなどのライトなどの光る物を怖がるようになってしまうことがあります。そのため、雨の日や夜の散歩を特に嫌がるようになります。

事故につながる危険性

犬が音に驚いてパニック状態になってしまうと、事故につながる危険性もあります。

たとえば散歩中にバイクや車のエンジンの音に驚いて道路に飛び出してしまったり、パニックになることで他の動物や人に攻撃的になって噛んでしまう危険性もあります。

自傷行為をする危険性

パニック状態がひどい場合は、自傷行為をしてしまう危険性もあります。自分の尻尾や前足を噛んだりする行為がみられるなら注意が必要です。

分離不安症を発症する

犬が音を怖がることで、分離不安症を発症することがあります。

分離不安症とは、留守番中など犬が飼い主さんと離れた状態の時、不安な気持ちから普段はしないような問題行動を引き起こすことです。

それにはひとりになることで落ち着きをなくし家の中をウロウロすること、過剰に吠えること、大量によだれをだすことなどの症状が挙げられます。

これは犬がひとりで留守番をしていた時に聞いたた音がトラウマとなり、飼い主さんがいなくなったときにその音を思い出し、不安になってしまうことが原因となっています。

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