犬は聴覚にも優れている生き物!苦手な音とそれが聞こえた時のしぐさとは?

犬は聴覚にも優れている生き物!苦手な音とそれが聞こえた時のしぐさとは?

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mofmo編集部

mofmo編集部です。

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犬は、臭覚が優れている生き物ということで有名ですが、聴覚にも優れているんです。 大きな音が苦手で、聞いているとストレスを感じてしまうこともあります。しぐさや表情を見て注意が必要です。

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愛犬が音を怖がった時の対処法とは?

owner  petting his dog, while he is sleeping or resting  with closed eyes

Javier Brosch/shutterstock.com

犬が音に怖がっている時に有効な対処法は、飼い主さんがリーダーシップをとることと、愛犬を無視することなどが挙げられます。

また症状がひどい場合は、鎮痛剤などを与えるという方法も有効です。

では、対処法について具体的にみてみましょう。

飼い主さんがリーダーシップをとること

犬は音に怖がり不安を感じていると、一番信頼している飼い主さんに助けを求めます。そのときに飼い主さんまで怖がっていると、犬はさらに不安が増してしまいます。

ですから、飼い主さんは愛犬が不安を感じているときは、普段通り、もしくはいつも以上に堂々とした態度で、リーダーシップをとることがとても大切です。

そうすることで愛犬は安心し落ち着くことでしょう。

無視すること

愛犬が音を怖がっていると落ち着かせようとして声をかけたり、触ってあげたりなどなだめる行動をとりがちですが、このような行動は逆効果となってしまいます。

なぜなら、犬は音を怖がると飼い主さんに構ってもらえるものと記憶してしまい、症状が悪化してしまうことがあるからです。

愛犬の怖がっている姿をみるのは辛いことですが、何事もないように平然とした態度を保つようにしましょう。

音を怖がる前に対処すること

愛犬が音に怖がりパニック状態になる前に、飼い主さんが対処することで事態を大きく変えることができます。

飼い主さんなら愛犬がどんな音を怖がることをご存じのことでしょう。怖がる音を聞かせないことや、音を聞く前に気をそらすなどの対策を打つことができるでしょう。

怖がる音を聞かせない 愛犬が嫌がる音を把握しているなら、その音を聞かせないことが一番です。

たとえば愛犬が掃除機の音を苦手とし怖がっているなら、掃除機を愛犬のいない時に使用することができるでしょう。

犬の気をそらす 犬が音を聞いてパニック状態になる前に、「お座り」や「伏せ」などの指示をだして、気をまぎらわしてあげましょう。また、雷や花火が聞こえることが分かっている状況なら、事前に窓や扉をしめて、音が聞こえないように配慮することも大切です。

愛犬を音に慣れさせる方法とは?

犬を音に慣れさせることができれば、音を怖がりパニック状態になる行動を改善させることは可能です。

そのためには、まず苦手とする音に慣れさせる必要があります。

では、犬に苦手な音を慣れさせる方法についてみてみましょう。

①愛犬が苦手な音を用意する

愛犬が苦手な音を克服するためには、まずそれに慣れさせるために、愛犬が苦手とする音を用意しましょう。

慣らすための音は、あらかじめスマートフォンなどに録音しておいたり、インターネットの動画サイトにアップされているものや専用アプリなどを利用することができます。

②ボリュームを調整しながら愛犬に音を聞かせてみる

苦手な音を用意したら、愛犬に聞かせてみましょう。最初は愛犬がびっくりしないよう、小さな音量からスタートさせます。愛犬が怖がったり、興奮している様子がないなら、少しづつ音量をあげてみましょう。

そして、愛犬が落ち着いていることができたら、ご褒美としておやつをあげて、しっかり褒めてあげましょう。

③実際の音を聞かせてみる

大きい音にも慣れたあとは、実際に本物の音を聞かせてみましょう。最初はできるだけ離れた場所から音を聞かせ、落ち着いていることができたらよく褒めておやつのご褒美を与えましょう。

音に慣れさせる時に注意したいこと

Woman training her dog in park

O_Lypa/shutterstock.com

音に慣れさせるためのトレーニングを始めるときは、できるだけ苦手な音がしない時期からスタートすることがポイントです。

たとえば雷の音が苦手な子の場合は、雷が鳴らない冬からトレーニングを開始できるでしょう。

一般的に犬がトレーニングに集中できるのは、5~10分間程度と言われています。ですから、1回のトレーニングは5~10分程度で行うようにしましょう。

犬のトレーニングは、毎日継続して行うことで効果を発揮します。時間も少しづつ延ばすことができるようになるでしょう。

室内で発生する苦手な音に慣れさせる方法

掃除機やドライヤーなど室内で発生する音を苦手とする場合、愛犬をあらかじめ別の部屋に入れ、なるべく小さな音でそれらを利用するようにしましょう。

その際、好きなおやつを与えて、気をそらしておくことがポイントです。

散歩中に聞こえる苦手な音に慣れさせる方法

車や電車の音など散歩中に聞こえる音を苦手とする場合、まずは静かな場所を散歩コースとして選びましょう。

そして、慣れてきたら少しづつ音がする場所へと変えていくことができるでしょう。

まとめ

愛犬と共に生活するうえで、すべての音をなくすことはできません。ですから、音を避けるのではなく、少しづつ慣らしていくことが大切です。

それは愛犬がストレスなく、楽しく毎日を過ごすためにも必要なことです。

是非、音に敏感な愛犬のために、音の刺激に飼い主さんが慣らしてあげましょう。

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