犬の困った噛み癖はどうすればいい!?家具や壁紙をボロボロにされない方法とは?
mofmo編集部です。
犬を飼いだした途端、家具や壁紙などあちこちを齧られてボロボロになってしまうことがあります。いくら可愛い愛犬とはいえ、色々なものを噛まれてしまうのは困ります。一体どうすれば犬は家具を噛まなくなるのでしょうか?そして噛む理由は一体何なのでしょうか?今回は犬の噛み癖についてまとめました。
しつけは幼いうちに!
Paul's Lady/shutterstock.com
赤ちゃん犬はとにかくよくかじります。赤ちゃんのうちに、しっかりしつけをしてなおしておかないと、成犬になってからではなかなかなおらず大変です。成犬になって、物ならまだしも人に噛みついて怪我をさせるようなことがあれば大変な事態になってしまいます。
幼いうちから正しく、愛犬をしつけてゆきたいものです。基本的に子犬の時期にケージで生活することを覚えさせるようにしましょう。さらに少し大きくなると、サークルの中にトイレやケージを置いて、留守番中などはその中で生活ができるようにしつけることができます。サークルは、犬が留守番をするときや寝るときなどに過ごすことができるスぺ―スのことですが、色々な大きさのものがあります。
犬は数時間なら狭いスペースで寝ていることも苦にはなりませんので、留守番中は、自分のスペースで静かに過ごしていられるようにしつけてあげましょう。もし、留守番の時間が長くなりがちのようなら、中で多少飛び回れるような大きさのサークルを用意してあげることもできるでしょう。
ケージの大きさについても考慮してあげることができます。人間の感覚からすると,ケージの中は広いほど良いのではと感じるかもしれません。しかしその犬にとっての最適な大きさがありますので、その点を考慮してから購入する必要があります。
ケージは、やや小さめと思う程度の大きさで大丈夫です。やや小さめのイメージとしては、愛犬が方向転換できる程度の大きさということになります。場合によっては、よっぽど窮屈そうな感じであれば別ですが、子犬時代のケージをそのまま成犬になっても使い続けることもできます。
飼い主の思いとしては、子犬時代のケージをそのまま使い続けるなんで、愛犬がかわいそうと思うかもしれませんが、逆に大きくて快適そうなケージに交換した途端にその場所で寝なくなったという問題がよく生じるのです。
もちろん、ケージに劣化や汚れがあるなら、新たに買い替えてあげることもできます。しかし、犬にとって大きすぎると、落ち着かなくなったり、ケージの中で動いているうちにそこでトイレをしてしまう場合もありますから、必要以上に広げないように留意してあげましょう。犬は少し狭いくらいの場所の方が落ち着いて過ごせるようです。
犬はきれい好きです。そのためゲージをトイレとして使用してしまいますと、ケージに入りたがらなくなってしまいます。どうしてもケージを使ってくれない場合には、愛犬のにおいが染みついたお気に入りのおもちゃや毛布を入れてみましょう。
ケージに入れられて、扉を閉めると、犬は閉塞感を感じるのか、吠えて騒ぐことがあります。しかし、それはおそらくはじめの頃だけでしょう。初めてのことをされて不安を感じ、どうしてよいのかわからず吠えているだけなのかもしれません。ケージの扉を閉めることに慣れされることは、焦らずに徐々に行ってゆくようにいたしましょう。
もし、ケージに慣れずに夜に吠えてしまうことがあればどうすれば良いでしょうか。夜間ですからご近所のこともあり、さすがに吠えるままにしておくことはできないでしょう。そんな時には、タオルや毛布でケージを覆ってあげることができるかもしれません。そうすることによっておとなしく寝つく場合もあります。
あるいは飼い主さんの寝室の端にケージをセットして、すぐそばに飼い主さんがいる状況にしてリラックスさせてあげることもできるでしょう。飼い主さんがそばにいれば、おとなしく寝つけるかもしれません。
これはまれなことかもしれませんが、部屋数にゆとりのある家であれば、サークルではなく、一部屋を犬用にとりわけ、留守中はそこで過ごすようにしてあげることもできるでしょう。犬用の部屋の中には、犬にとって危険なものは置かないように注意することができます。
例えば、電気コードなどを置いておいて、犬がそれをかじってしまいますと危険です。感電してしまうおそれがあります。殺虫剤や除草剤なども危険です。犬が容器をかじって、場合によっては犬にとって毒性のものを摂取してしまう場合があります。愛犬の安全も意識して、犬用の部屋をととのえてあげることができるでしょう。
まとめ
BIGANDT.COM/shutterstock.com
犬は様々なものを噛みます。元気な室内犬が勢い良く壁や柱などをかじると、部屋がボロボロになってしまうことがあります。そして、ボロボロになると、壁や柱などにささくれが生じ、家族や愛犬自身のケガの原因にもなりかねません。
それで、飼い主さんが、部屋がボロボロになる理由と対策をしっかり把握し、できれば幼犬の時からしつけを始めるようにしてあげましょう。
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