犬の困った噛み癖はどうすればいい!?家具や壁紙をボロボロにされない方法とは?

犬の困った噛み癖はどうすればいい!?家具や壁紙をボロボロにされない方法とは?

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mofmo編集部

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犬を飼いだした途端、家具や壁紙などあちこちを齧られてボロボロになってしまうことがあります。いくら可愛い愛犬とはいえ、色々なものを噛まれてしまうのは困ります。一体どうすれば犬は家具を噛まなくなるのでしょうか?そして噛む理由は一体何なのでしょうか?今回は犬の噛み癖についてまとめました。

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愛犬を迎える日は、自分や家族にとって、とても楽しく、忘れられない、思い出深い日になることでしょう。しかし、同時に、室内犬を飼うと、部屋がボロボロになってしまう場合があるということも覚悟していなければなりません。

犬はとにかく様々なものを噛みます。目についたものはまずかじるといった様子です。思い出したくないことと思いますが、噛まれた人ならわかるかと思いますが、犬の噛む力はなかなか強いものです。歯は牙のようにとがっています。いわゆる甘噛み程度の噛まれ方でも、腕などを噛まれると、そこそこ痛いです。

愛犬が元気なことはとても良いことですが、そんな元気なワンちゃんが勢い良く壁や柱などをかじると、ボロボロになってしまうことがあります。そして、ボロボロになると、壁や柱などにささくれが生じ、家族や愛犬自身のケガの原因にもなりかねません。

室内にあるものをかじる行為の背後には?

クッションを噛んでしまう犬

SpeedKingz/shutterstock.com

では、なぜ、犬は室内にあるものをかじるのでしょうか。犬が室内にあるものをかじる行為の背後にはどんな事情があるのでしょうか。

ストレスを発散している。

例えば、予防接種が済んでいない犬については外出禁止です。1日中、家で過ごすことになるでしょう。思うように遊べず我慢しますのでストレスがたまってしまいます。そして、ストレスを発散させるためにかじってしまうことがあり得ます。

歯がかゆい

歯がかゆいということもあり得ます。歯の生え変わりのタイミングで歯茎がかゆくなります。実は犬も人間と一緒で歯が生え変わります。乳歯から大人の歯になる歯の生え変わりのタイミングで歯茎がかゆくなるわけです。

犬の場合は、人間とは異なり、かゆいからといって簡単に手を使ってかくことはできません。そのため、硬いものを噛むことによって、歯茎のかゆい箇所をかくことがあります。

遊びとして

犬は基本的に体を動かすことを好みます。とりわけ赤ちゃん犬は、遊びたくてたまりません。室内犬の場合、飼い主が仕事や学校などで留守にしている時は一匹で留守番をしているということも多いと思います。

それから徐々に家の人が戻ってきます。かまってくれる人や遊んでくれる人が徐々に増えて行くわけです。そうすると、赤ちゃん犬は喜んで、遊びたくてたまらない状態になることがあります。そんな時にケージから出してもらうと、うれしくてうれしくて家の中を走り回ってなんでもかじってしまうこともあるでしょう。

室内飼いが多い傾向に?

破いたクッションの綿にまみれる犬

smrm1977/shutterstock.com

昔は犬は外で飼うものというイメージが強かったかもしれませんが、最近の犬は室内飼いが多いようです。外で飼うと、色々と落ちている物や虫などを食べてしまうからという理由があるようです。室内で飼えば、当然ながら、部屋をボロボロになる危険性は高まるでしょう。

室内犬を飼ったら部屋がボロボロ、どうすればいい?

椅子を噛んでボロボロにする犬

ThamKC/shutterstock.com

どの程度部屋がボロボロなってしまうかは、大型犬なのか、小型犬なのか、室内犬の大きさによっても異なってきます。これから、室内犬により、部屋がボロボロになってしまう理由と対策を考えましょう。

家具をボロボロにする理由と対策は?

室内犬が家具をボロボロにしてしまうことがあります。理由としては犬が椅子やテーブルの足を噛んでしまうのです。大型犬であれば、ぶつかってこわしてしまうということもあるかもしれません。

では、この点対策はあるでしょうか。どうすればよいのでしょうか。そもそも犬にとって噛むことは習性です。噛むとによって、ストレスを発散させることもあるのです。それで、全く噛まないようにするということは難しいですし、現実的なしつけ方とも言えないでしょう。それで、噛んではいけないものと、噛んでよいものを、教えてあげる必要があるでしょう。

噛んでもよい犬のガムなどのかためのおかしや犬のおもちゃを与えてあげて噛ませてあげることができます。一方、家具や飼い主さんのものを噛んでしまったなら、叱って、噛んではいけないものと、噛んでよいものとをしつけて行きます。

実際には、噛んでいいものはオモチャなどのごく一部にとどめるようにしましょう。

例えば、普段日常生活の中で使用しているタオルを用いて愛犬と引っ張り合いのような遊びをしてしまいますと、犬はタオルを遊び道具と認識してしまい、家中のタオルを遊び道具として噛んでしまうことにもなりかねません。 犬は引っ張りっこのような遊びを好みますが、日常生活の中で使用しているタオルではなく、専用の遊び用のロープなどを用意し、遊ばせるようにしてあげましょう。

部屋の中に犬を放す時には、そもそも犬の歩くエリアにはできるだけ物は置かないようにして、噛んではいけないものに興味を示したなら、そのたびに、噛んではいけないと教えてあげるようにしましょう。噛んでしまったものを後から見つけて叱るよりも、その場で叱るようにし、愛犬が何が理由で怒られているのかがわかるようにしてあげましょう。

かじってはいけないものにスプレーをかけておくという方法もあります。 犬がかじると苦い味のするスプレーをかけておくわけです。そうすると犬は嫌がって、やがてはその物についてはかじらなくなるでしょう。ただ、このスプレーですが、場合によってはしみになってしまうこともあります。それで、あらかじめ試験的に少量のスプレーをふりかけてみて、かける物にしみが生じないかどうか確認してから使用してみると良いでしょう。

そして、中にはその苦みがきかない犬もいますので注意が必要です。

かじっていたずらをした時に、大きな音を出してしつけることもできます。かじっていたずらをした時に、手をたたいたり、机をたたいたりしてみるのです。そうると、犬の気がそれると共に、かじると大きな音が鳴るということを認識して行き、噛まない方向へと進んで行くことになるでしょう。

しつけが上手くゆくまでは、もしかすると、子犬がつい家具を噛んでしまったりすることがあるかもしれません。それはやむを得ないことと考えられます。根気が必要かもしれませんが、だんだんと、噛んではいけないものがわかるようになってきます。飼い主との信頼関係が増して強くなって行けば、飼い主の許可なく噛むようなことはなくなることでしょう。

飼い主さんが外出中に家具をボロボロにしてしまったりすることもあり得ます。 それで、留守番の際には、大事な家具を置いていない部屋で留守番をさせたり、ケージの中で留守番をさせることもできるかもしれません。

フローリングを傷つける理由と対策は?

フローリングと犬の爪

Plalo S/shutterstock.com

室内犬がフローリングに傷をつけてしまうことがあります。その理由は犬の爪にあると言えます。小型犬が少し走った程度では傷にはなりにくいかもしれませんが、大型犬がフローリングの上を走るなら、深い傷をつけてしまうことがあり得ます。

走り回ったり、遊んだりしている時に、犬の爪がフローリングを引っかいてしまい、傷をつけてしまうのです。そして、フローリングは犬にとっては滑りやすい素材です。滑りそうになると、爪や手足を使って踏ん張ろうとするため、そういう状況でも傷がついてしまいます。

では、この点対策はあるでしょうか。定期的な爪切りをしてあげることができます。そうすれば爪が地面に触れてしまうのをある程度防ぐことができます。手足の被毛をカットしてあげることも良い方法です。そうすることで滑りにくくなりますし、フローリングを傷つけにくくすることができるでしょう。

他にも、愛犬にとって安全な成分を使用した塗料などを用いてフローリングに滑り止め加工をしてあげることもできます。もし、フローリングの滑り止め加工を行うのが難しい場合には、滑りにくい素材を用いた敷物を準備してあげることもできます。

ジョイント・マットを活用すると、フローリングを保護することができます。ジョイント・マットは比較的安価で購入できますので助かります。柔らかい素材でできていますので、愛犬の脚に優しいと言えます。断熱効果を期待できるものもありますし、冬場は暖かく過ごすことができるでしょう。食べかす程度が落ちても、掃除機できれいにすることができます。

水をこぼしたとしても、こぼしたあたりのジョイント・マットをはがして床をふけば大丈夫です。ジョイント・マットはお風呂で丸洗いをすることも可能です。何らかの事情でマットに穴をあけてしまっても、その部分のジョイント・マットを外して、新しいマットと交換すれば大丈夫です。捨てる時にも場所によっては可燃ごみとして捨てることができるので便利です。必要とあらば、カットして、粗大ごみにならないようにすることもできます。

ただ、ジョイント・マットも万能なわけではありません。ジョイント・マットのジョイント部分にゴミがたまることがあります。またマットの裏にもごみがつくこともあります。掃除するのが面倒と感じることもあることでしょう。

壁紙をボロボロにする理由と対策は?

いたずらする犬

New Africa/shutterstock.com

室内犬が壁紙をはがしたり、ボロボロにしてしまうことがあります。全ての犬に見られる行動ではありません。中には壁紙を器用にはがしてしまうわんちゃんがいます。とりわけ壁の角の部分は犬が噛みやすい箇所です。角の部分の壁紙をボロボロにされてしまうということがあり得ます。

さらに、壁を使って爪とぎをするのが好きな犬の中には、爪が伸びてしまうことによる不快感を解消するために壁紙を掘ってしまうということもあり得ます。

では、この点対策はあるでしょうか。あえて家具を置き、壁紙に触れられないようにすることができるかもしれません。あるいは、ペットの引っかきにも対応している耐久性の高い壁紙があるなら、ボロボロにされていまいそうな場所については、耐久性の高い壁紙に張り替えることができるかもしれません。

さらに、保護シートを貼ることもできるかもしれません。壁紙シールなどを貼っておけば、壁にできてしまったささくれから守ることもできます。しかも、壁紙シールはきれいにはがせるので、原状回復が必要となる賃貸住宅にお住まいの方でも使用することができます。

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