犬が喧嘩をするのは何故?喧嘩の理由としつけについてまとめてみました!

犬が喧嘩をするのは何故?喧嘩の理由としつけについてまとめてみました!

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mofmo編集部

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散歩中に他の犬とであった時に相手の犬と喧嘩をしてしまうことがあります。この喧嘩はすぐに止めたほうがいいのでしょうか?また喧嘩をしてしまう理由は一体何なのでしょうか?どうすれば犬が喧嘩をしなくなるのでしょうか?今回は犬の喧嘩についてまとめてみました。

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犬が喧嘩する理由

喧嘩する犬

WilleeCole Photography/shutterstock.com

なぜ、喧嘩っ早い犬になってしまったのでしょうか。

その理由として考えられる点を5つ取り上げます。もともと犬が持つ習性に起因するものと、飼育環境、しつけが要因となっているものがありますので、自分の飼っている犬はどれに当てはまるのか、参考にしてください。

喧嘩の理由①上下関係をはっきりさせるため

もともと野生の犬は、群れをなして集団生活していました。集団をしっかり成り立たせるため、じゃれ合いや喧嘩をして、群れの中で誰が誰よりも強いか、序列を明確にしていました。

そのため、上下関係がはっきりわからない相手に対して、序列をはっきりさせるために喧嘩をするのです。

つまり、上下関係がはっきりしている犬の間では喧嘩はせず、じゃれ合う程度で済みます。

反対に、多頭飼いを始めたばかりの家庭では、犬同士の上下関係がはっきりしていないので、本気の喧嘩が起きる可能性が高くなります。同じように、散歩中に出会った上下関係が分からない相手とも喧嘩に発展するのです。

喧嘩の理由②ドッグフードの違い(多頭飼いの場合)

多頭飼いのご家庭では、犬たちの年齢や嗜好性、抱えている健康上の問題によって与えるドッグフードが違う場合があります。

たとえ、それぞれの犬に適切なフードを与えていたとしても、他の犬が食べているフードがうらやましくなり、喧嘩を仕掛けてしまう犬がいます。

喧嘩の理由③飼い主の愛情の比較(多頭飼いの場合)

ドッグフードの違いによって生じる喧嘩のように、飼い主から受けている愛情を比較して、嫉妬心を抱き、喧嘩を起こしてしまう場合があります。

特に、帰宅時には、みな興奮状態になりやすく、喧嘩に発展しやすいシチュエーションなので、気をつけましょう。いったん、落ち着かせてから、平等に相手をしてあげることでリスクを軽減できます。

喧嘩の理由④社会化できていない

喧嘩する犬

ZARIN ANDREY/shutterstock.com

もともと群れで生活する犬は、幼少期に親犬や兄弟犬とじゃれ合って遊ぶことで社会性を身につけ成長します。このじゃれ合いの中で、噛まれると痛いのはどのくらいの力を込めたときか、相手は何をすると嫌がるのか、遊びと本気の喧嘩の境界線を学ぶことができます。

そのため、社会化することなく、小さいうちに親元や兄弟犬と引き離された子犬たちは、社会性を学ぶ機会を与えられず、必要以上に他の犬に対して恐怖心を抱いて威嚇しするようになってしまいます。そのまま大人になってしまうと、結果的に喧嘩っ早い犬になってしまうのです。

小さいうちに家族と引き離された子犬には、家族の代わりに子犬同士でじゃれ合える環境を与えてあげて、社会性を学べるようにしてあげましょう。

喧嘩の理由⑤ストレス

機嫌が悪い時は喧嘩が起りやすくなります。

例えば、新しく飼い始めた犬がしつこく攻撃してくるなど、イライラさせる状況が生じると、本気の喧嘩が始まりやすくなります。特に、飼い始めた犬が子犬で、もともといる成犬に対してちょっかいを出し続けると怒って攻撃し、子犬がけがをしてしまうこともあるので注意が必要です。

なお、妊娠中のメス犬もピリピリとして、ストレスがたまりやすいので喧嘩しやすいと言えます。

他には、散歩不足や運動不足など、欲求不満な状態では喧嘩が増える傾向にあります。

ここに挙げた理由の中で、当てはまるものがあれば、そこが改善されれば喧嘩っ早い性格を治せるかもしれません。

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