犬が喧嘩をするのは何故？喧嘩の理由としつけについてまとめてみました！

この喧嘩は止めるべきか？

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実際に犬同士の喧嘩が始まったように思えると、「すぐに止めないと！」と思ってしまうかもしれません。

それでも、前にも触れたように、理由があってじゃれ合っている、喧嘩している場合もあります。

そこで、喧嘩と思われる状況が生じたら、止めるべきか、それとも見守るべきか判断するためのポイントを紹介します。

見守るべき喧嘩

前記のとおり、喧嘩をする理由の一つに、上下関係の序列をはっきりさせるというものがあります。

これは、片方の犬が降参して上下関係がはっきりしたら終わる喧嘩で、買った犬がマウンティングなどをして序列をはっきりさせることで終結します。

目的が、相手の犬を傷つけたり、やっつけたりすることではないので、深い傷を負わずに終わるパターンがほとんどです。

この上下関係がはっきりしないまま、喧嘩を止めてしまうと、お互いの関係がはっきりせずに余計ストレスを抱えることになってしまいます。かえって喧嘩がエスカレートしてしまう危険性もあります。

さらに、子犬が親犬や兄弟犬と喧嘩する場合も、社会性を身につける上で重要なことなので、見守りましょう。

止めるべき喧嘩

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上下関係を決めるための喧嘩で、片方が降参したにも関わらず、降参した犬を一方的に攻撃し続ける場合は、社会性が身についてない可能性があるので、止める必要があります。

また、相手の犬に嫌なことをされ続けていたためにフラストレーションがたまり、それが爆発して起こったケース、嫉妬が原因で生じたケースも止めるべき喧嘩です。

そもそも、性格や犬種、相性によっては無理やり引き離し飼う必要があるかもしれません。例えば、家の中でもゲージに入れて、ばらばらに出すなどの工夫ができます。

そして、散歩中に外で出会ったよその家の犬との喧嘩はすぐに止めなければいけません。多頭飼いの場合と違い、同じ群れにいるわけではないので、上下関係の序列をはっきりさせる必要がないので、不必要な喧嘩ですし、けがをさせてしまうとトラブルに発展しますから、すぐに止めましょう。

喧嘩を止める方法

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飼い主さんが止めるべき喧嘩と判断した場合は、けがやトラブルを避けるためにすぐに止めに入る必要があります。

ただし、無理に近付いて、むやみに引き離そうとすると、逆に喧嘩に巻き込まれて、噛みつかれたりする危険があるので、適切な方法を使って止める必要があります。

ここでは、犬の本気の喧嘩を止めるのに効果的な方法を紹介します。

喧嘩を止める方法①リードを引く

散歩中によその犬と喧嘩を始めてしまった場合は、リードをつかんで強引に、相手の犬から引き離しましょう。

近づかないようにリードを引っ張りながら、相手が見えなくなるところまで引いて行きましょう。

また、よその犬と喧嘩しないようにと、叱ってしまうと、反対に興奮してしまう可能性があります。そして、犬は叱られても、「喧嘩をしてはいけない」ということを学ばないようなので、その場で叱っても逆効果です。

喧嘩を止める方法②水をかける

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顔や体に水がかかると、犬は体をふるって水しぶきを飛ばそうとします。そのため、喧嘩中に水をかけると喧嘩が中断します。

この水しぶきを飛ばしている間に飼い主が指示を出したり、おやつやおもちゃなどで気を引いて喧嘩から気持ちを引き離すことが効果的です。

喧嘩を止める方法③長いものを使う

室内など、リードをつけていない環境で喧嘩を始めてしまった場合、長いものを使って強引に犬同士を引き離します。

その際、犬の顔にその長いもの(モップの柄など)をあてて引き離してください。

引き離した後は、最低でも丸一日は互いに顔を合わせないように別室に居させます。様子を観察し、大丈夫そうなら、徐々に顔を合わせるようにさせてください。

止めるべき喧嘩と判断した場合は、これらの方法を状況に合わせて試してみてください。その際、飼い主さんが巻きこまれないように注意する必要があります。