犬を人混みに連れ出しても大丈夫なの?知っておきたいリスクについて考えてみましょう

犬を人混みに連れ出しても大丈夫なの?知っておきたいリスクについて考えてみましょう

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mofmo編集部

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犬を飼育していると色々なところに連れて行きたいと思うかもしれません。しかし犬を人混みに連れ出すのにはリスクがあることも知っておかなくてはいけません。人に迷惑をかけるだけではなく、犬にとってもリスクがあります。散歩をさせても大丈夫なところなのか?改めてマナーについて考えてみましょう。

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人ごみで散歩する時の注意点

人混みと犬

Lee waranyu/shutterstock.com

人が多く集まるところでは、その場に流れる熱狂や勢いで、思いもしないことが犬にも人にも起こるものです。

先ほどまで考えた、犬が興奮状態になったりパニックになって、逃げ出したり噛み付いたりしてしまうリスクからもそのことは十分おわかりいただけたと思います。

ですから、そのような悲しいことが絶対におきないように、事前に対策を取ることはとても大切です。では、どんなことができるのでしょうか?早速見ていきましょう。

犬の立ち入りが許可されている場所かを確認する

犬禁止の看板

Konstantin Savusia/shutterstock.com

基本的な注意点ですが、案外見落としがちなのが、犬を連れてきていい場所かどうかを確認することです。

犬の立ち入りが許可されていない所に愛犬を連れて行くのは、先ほど考えたリスクに加えて、不必要なトラブルを生み出しかねない、利己的な愚かな行動と言わざるを得ません。

最近では、ペット同伴で入れるお店や公共広場は確かに増えてきていますが、公園などでも動物NGの場所はまだまだたくさんあります。

また、動物OKの場所でも、リード着用が必須であったり、キャリーケースやに入れている場合のみOKなど、条件付きの場合もあります。

季節的なイベントでも、一部の場所だけはダメだったり、一定の条件が義務付けられている場合もありますので、はっきりしない場合は、その場所の管理事務所やイベント主催者に必ず確認してください。

必ず、犬の立ち入りが許可されているかどうかを下調べして、OKの場所だけで楽しむようにしてください。

他の人の気持ちを考慮する

犬が嫌いだったり、怖いと感じる人がいることは先ほども触れましたが、他の犬ではなく、自分にとっては最高に可愛い愛犬も、その人たちから見れば不快な存在になり得るという認識も持つようにしましょう。

愛犬を溺愛している人にして見れば、受け入れにくい事実でしょうが、人がたくさんいる所に行くからには、自分とは全く異なる感覚の人がいることを受け入れ、その人達の気持ちを尊重しなければ、愛犬との散歩を本当の意味で楽しむことはできないでしょう。

犬が苦手な人の気持ちを尊重するなら、どんなに大丈夫と自分は判断しても、愛犬が人に近づかないように気を配ったり、周りの人に「犬大丈夫ですか?」と声がけをしたりするかもしれません。

そのように、自分とは違う感覚を持つ人の気持ちを受け入れた言動をすることによって、犬が苦手な人も温かい目で、あなたとあなたのワンちゃんを見てくれるようになり、愛犬の安心感も増し、のびのびと過ごせるようになるのです。

しっかりコントロールできる状態にする

ハーネスを着用した犬

makeitahabit/shutterstock.com

これも基本的なことですが、リードやハーネスをきちんと着用し、かつ短めに持つことによって、どんな時でも愛犬をコントロールできるようにしましょう。

人ごみの中で興奮したり、恐怖心が湧いてきた犬は、リスクで見たように、急に噛み付いたり、暴れ出したり、飼い主さんも予測できないような行動を取ることがあります。

そんな時に、リードをつけていないとコントロールしようがないですし、リードが長すぎてもコントロールしきれずに負傷者が出ることになりかねません。

ですから、リードやハーネスが適正に付いているか、外れる可能性がないかをしっかりチェックして、どんな状態になっても飼い主さんがコントロールできるようにしておきましょう。

そうすることは、愛犬が人に危害を加えるのを防ぐだけでなく、子供達が突進してきたり、ベビーカーを押している人が犬に気づかずに向かってきた時も、愛犬を安全な方に機敏に誘導することができるというメリットもあります。

まとめ

犬が好きな人や子供達の中には「可愛い〜」とよってきてくれる人もいます。可愛がってくれるのは飼い主としては嬉しいのですが、犬にとっては必ずしも喜ばしい状況ではありません。

大勢の見知らぬ人に囲まれたり、大きな声を出されたり、急に撫でようとされたり、意味のわからない口笛で呼ばれたりすると、やはり犬は驚き困惑します。

いきなり触られれば噛む可能性もありますし、警戒心のない人に大怪我をさせてしまうことにもなりかねません。

ですから、犬に近づく人には親切な仕方で注意をしたり、犬がどんなことが苦手かを説明して、せっかく可愛いと思ってくれる人を傷つけることがないように、愛犬とその人達の間に入るようにしてください。

そのようにして、愛犬の保護者として責任ある行動するなら、不必要なトラブルを防ぐことができるでしょう。

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