犬を人混みに連れ出しても大丈夫なの?知っておきたいリスクについて考えてみましょう

犬を人混みに連れ出しても大丈夫なの?知っておきたいリスクについて考えてみましょう

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mofmo編集部

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犬を飼育していると色々なところに連れて行きたいと思うかもしれません。しかし犬を人混みに連れ出すのにはリスクがあることも知っておかなくてはいけません。人に迷惑をかけるだけではなく、犬にとってもリスクがあります。散歩をさせても大丈夫なところなのか?改めてマナーについて考えてみましょう。

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逃げ出す

人混みを歩く犬

Matej Kastelic/shutterstock.com

初めての所で、自分より何倍も大きな見知らぬ人たちが、すごいスピードで行き交ったり、わいわい騒いでいる状況に突然連れて行かれたらどう感じるでしょうか?

多くの人は居心地が悪く、緊張し、ここから逃げ出したいと思うことでしょう。犬たちも同じようにストレスを感じるようです。

どんなに飼い主さんが一緒だったとしても、不安や恐怖に駆られてパニックになったり、気持ちが高ぶり興奮状態になって暴れ出したり、なんとその居心地の悪い状況から逃げ出そうと走り出します。

それで、大人しいはずの愛犬が急に暴れ出すので、飼い主さんがびっくりして、抱いていた犬を落としてしまったり、リードを手放したり、抑えられなくなって、犬が走り去ってしまう光景を見たことはないでしょうか?

必死に名前を呼んで戻ってくるように指示しても、犬の方は興奮状態になっているので見向きもしません。必死に追いかけても、全速力で走り出した犬に追いつけるわけもなく、結局見失ってしまうのです。

一度見失うと、一目散に逃げている犬を人ごみの中で見つけ出すのは簡単ではなく、迷子にしてしまったり、飛び出して車に引かれるなど、一生愛犬と会えなくなってしまうほど深刻な状況になりかねません。

見知らぬ所で、ストレスを抱えて走り出したワンちゃんの精神状態を考えると、心が痛みますが、周りの人にとっても、リードをつけないで全速力で走っている犬や、飼い主と一緒にいない興奮した犬は恐怖でしかありません。

ですから、愛犬を見失う可能性のある場所に連れて行くのは、リスクが伴うことをよく考えてから、一緒にお出かけする場所を決めるようにしましょう。

人ごみの中でも特に、花火会場など、人間でもびっくりするような大きな音がする場所や、コンサート会場など、重低音が長時間に渡り響くような場所は、聴覚が敏感な犬にとってはとても不快で、逃げ出す可能性が高いので避けるようにようにしましょう。

他人に危害を加えてしまう

散歩中に吠える犬

Alzbeta/shutterstock.com

興奮した犬が突然暴れ出したり、逃げ出したりする場合があることは先ほど考えましたが、同じほどの確率で、人に激しく吠えたり、噛み付いたりする可能性があります。

飼い主さんの中には「うちの子は絶対に噛まないの」と公言し、心底信じておられる方がいらっしゃいますが、それはあくまでも平常心の時であり、身の危険を感じたり、興奮状態やパニックになった場合は、動物としての自分の身を守る行動に出ます。

抱っこされていたワンちゃんが、すれ違いざまに人に噛み付いたり、いつもは穏やかな子が、急に唸り出し、前を行く人の足首に噛み付いたという出来事が、人ごみで起きています。

人ごみの中で人がすれ違いうことは、犬の視点からすれば、ダンプカーやトラックが自分に向かって突進してくるように感じたり、ビュンビュン車が行き交う交差点の中に放り出されたように感じるほど恐怖心を感じるのではと言われています。

そんな状況だと、前を歩いている人や、すれ違う人に対して、常に警戒しつづけなければならず、どこかで精神的な限界を迎えるのは無理もありません。

犬は危険を感じると、まず威嚇し、吠えて自分から離れるように促したり、唸ることによってこれ以上近づいたら自分もやる気であること示したり、最終的には噛み付くという攻撃をします。

人ごみに連れ出された犬が吠えたり、唸ったりしているときは、自分にとって危ない場所であると認識している証拠です。そんな時は、近くにいる人に噛み付いて危害を与える前に、人気のいない静かな場所に連れて行って落ち着かせましょう。

子供の時に犬に噛まれたことが原因で、大人になっても犬が怖いとか、可愛いと思えないという話はよく聞きますよね。また、噛まれなくても、激しく吠えられたとか、追いかけられたという経験がトラウマになることも多いです。

人ごみに犬を連れて行くということは、愛犬にストレスをかけるだけではなく、自分の愛犬が、他の人に危害を加えたり、トラウマとなるような思いをさせてしまう可能性もあるということを忘れないようにしましょう。

他人を不快な思いにさせる

人混みと犬

Andrewshots/shutterstock.com

犬が大好きな人もいれば、犬が苦手な人や大嫌いな人もいます。好きな人にとってはなんでもないことや、可愛いなと思う犬の言動が、犬嫌いの人にとっては、だから犬はイヤと思うことであることが多いです。

例えば、犬は近寄ってきてクンクンと匂いを嗅ぎますが、嫌いな人にとっては、ご機嫌な犬が足元によってきてクンクン匂いを嗅いできただけでも硬直しますし、ペロっと舐めてきた場合は、ゾゾっと背筋に悪寒が走るかもしれません。

そんな時に、飼い主さんが謝るどころか、自慢げに「うちの子は人が大好きで〜」というもんなら、「みんながみんな犬を可愛いと思うと考えないでほしい!」と、怒りにも似た感情が湧いてくるでしょう。

どんなに小さい小型犬であろうと、よく訓練された犬であろうと、犬がいるというだけで緊張したり、不快に感じる人もいるのです。

そんな人にとっては、排泄行為、ブルブルと体を振るったり、毛が飛んだり、犬独特の匂いがすることもかなりのマイナス要素になります。せっかく楽しみにしてきたイベントで、犬がいたせいでイヤな気分になる人もいることを覚えておきましょう。

ここまでで、人ごみで犬を散歩する場合に犬にかかるリスクと、人にかかるリスクについて見てきましたが、いかがだったでしょうか?愛犬家の方からしたら、考えても見なかったポイントもあったかもしれません。

ただ、「自分が楽しいことは愛犬も楽しいに違いない」「愛犬と一緒に色々な所にお出かけしたい」という単純な考えで人ごみに連れ出すのは、非常に危険であることがわかりましたね。

リスクを知った今、危険を回避しつつ、愛犬と一緒に楽しむにはどうすれば良いのかを考えておられるかもしれません。さらに、家族の一員である愛犬を、どうしても人ごみに連れ出さなければならない時もあるでしょう。

ですから、これからは犬を人ごみに連れ出す時のマナーや注意点などを考えていきたいと思います。

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