複数の犬を飼育したい!多頭飼いって一体どんな感じなの!?

複数の犬を飼育したい!多頭飼いって一体どんな感じなの!?

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mofmo編集部

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愛犬を愛しているからこそ、遊び相手がいたらどうなるだろう?もっとたくさんの犬と暮らしたいと思う方も多いでしょう。実際のところ、多頭飼いをするというのはどういう感じなのでしょうか?多頭飼いのメリットとデメリットについてご紹介します。

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多動飼いの前の準備

多頭飼い

Photo Spirit/shutterstock.com

初めての多動飼いとなると不安や心配は多いはずですので、飼い主さんが迎える準備を整えておく必要があります。

まずは、二頭以上の世話をするだけの時間的余裕があるか、快適に暮らせるだけの空間的余裕があるか、ワンちゃん達を終生養えるほどの経済的余裕があるか、先住犬の現状に健康面や行動面などの問題はないでしょうか、一緒に暮らす家族の同意は得られているか、こうした質問を二頭目を迎える前にチェックしましょう。

そのチェックが全てクリアできたら、いよいよ迎える準備をしましょう!

ケージやトイレ

犬のケージ

Parilov/shutterstock.com

ケージといっても、ワンちゃんを閉じ込めて置くような物ではなく、静かにゆっくり落ち着けるような場所を考えます。なにか不安なことがあれば、そこに逃げ込み、寝る時にもそこで安心して寝れるような寝床になるような場所です。先ほども少し触れましたが、ワンちゃんは縄張り意識を持つ動物ですので、ケージは頭数分用意してあげると、縄張り争いなどのトラブルが起きにくくなります。

家の中で飼っているワンちゃんで、家の中でトイレをするような子であればトイレも個別で作る必要があります。落ち着いて用を足せるような環境を作ってあげてください。

しかし、全ての人がそうしたスペースを確保するということはできないかもしれません。そういった飼い主さんは、大きめのサークルを準備して、サークル内にそれぞれの寝床やトイレスペースを作ってあげましょう。寝床は、タオルやシーツを敷いて場所を決めて、トイレの場所はトイレシートを数枚ひいて確保してあげましょう。その場合でもできる限り広いスペースを確保してあげてください。

ご飯の与え方

餌を食べる子犬

Ska_Zka/shutterstock.com

平等を保つ為に先住犬に先にご飯をあげるとよいと先ほどお伝えしましたが、必ずしもすべてのワンちゃん達に当てはまるわけではありません。状況や性格に合わせて臨機応変に対応してあげてください。同時に与えることができるなら、先住犬も新しい子も一緒に食べれた方がいいでしょう。お腹が空いている時に目の前で他のワンちゃんがご飯を食べていたとしたら、悲しい気持ちになってしまい、ますます仲が悪くなってしまうというケースもありますので、必ずしもこれが答えというものはありません。

必要なのは、一頭一頭が落ち着いて安心してご飯を食べれるかどうかです。そうしたスペースの確保と共に、飼い主さんもそれぞれに目を配りながらご飯をあげることができる余裕があるかどうかも考えてくださいね。

遊び方

遊ぶ大型犬

Jayme Burrows/shutterstock.com

あまりにも遊びがヒートアップしてしまわないように気を配ってあげてください。最初は遊びで全く問題がなかったとしても、だんだんとヒートアップしていくにつれて本気の喧嘩となってしまうことがあります。小型犬同士、大型犬同士ならまだいいのですが、小型犬と大型犬との多動飼いなど、大きさが違うとやはり体の小さい方が怪我をしてしまうということもあり得ます。そのため、飼い主さんが遊びをコントロールしてあげましょう。

また、ワンちゃん同士で遊ばせるだけでなく、飼い主さんも積極的に加わることで、飼い主さんとワンちゃんとの絆は強まっていきます。時間の余裕があるならば、一頭ずつ個別で遊んであげるなら関係性はより深まることでしょう。

留守番のさせ方

留守番する犬

Kachalkina Veronika/shutterstock.com

留守番の仕方にも様々な方法があります。ある飼い主さんは部屋の中を自由に往き来できるようにしておいたり、ある方はハウスの中で留守番させたりします。そのどちらもメリットとデメリットがあるので、しっかりと考慮してあげてどちらにするかは飼い主さんが決めてあげてくださいね。

部屋の中で自由に留守番させる場合には多動飼いでも、または一頭で飼う場合にも想定できる危険を排除して出かける必要があります。口に入れたら危険なもの、割れそうな物、有害となる植物や洗剤や化粧品、薬品、小さい物などはワンちゃんの届かない所に置きます。また、玄関や窓などは厳重な戸締りをして脱走しないようにも気をつけます。

一方、ハウスで留守番させる場合には、基本的には一頭ずつ別々のハウスにしてあげた方がいいでしょう。よっぽど仲が良く一緒だと安心するような子達であれば、一緒でも構いません。各ハウスには十分な広さを確保してあげてください。ハウスを選ぶポイントとしては、ハウスの中でしっかりと立つことができる高さがあり簡単に方向転換が出来る広さがある、体を横にして寝ることができるくらいのスペースを確保しましょう。状況や性格によっては、ハウスではなくサークルやフェンスなどを利用することもいいと思います。

気をつけたい点としては、ある子はフリーにしておいて別の子はハウスに入れるなどの差は設けない方がいいと言うことです。そうした差別とも取れるような対処方法はストレスとなりますし、ワンちゃん同士の溝を深めるものとなってしまうでしょう。よっぽどの理由があって、例えばハウスを異常に嫌がる子やフリーにすると何をするか分からない…というような特徴の多動飼いの場合には、お互いの様子が見れない様に別々の部屋にしてあげてください。

散歩の仕方

多頭飼いの散歩

thka/shutterstock.com

散歩の際につけるリードや首輪、ハーネスなどはそれぞれにあった物を用意してあげてください。似ていたとしても体型は違います。ですから、ワンちゃんが苦しくなく、逆にゆるくて脱走してしまわないような、体にフィットした物を選んでください。

散歩は、一頭でなくみんなで行けば楽しいですし、散歩も何回も行かなくて済むので楽ですが、ワンちゃんはそれぞれ歩くスピードや興味関心を示すものも違いますから、みんなで散歩に行くのはストレスが溜まってしまう原因になる可能性もあり得ます。もし、そのような様子を見せるのであれば、一頭ずつ散歩に連れて行ってあげた方がいいのかもしれません。

まとめ

多頭飼いの散歩

thka/shutterstock.com

今回はワンちゃんを多動飼いするメリットとデメリットについて学べました。また、多動飼いする上での準備の仕方についても分かりましたね。多動飼いしようと思っている飼い主の皆さん、愛犬が幸せになれるように、新しい子を迎えてあげてくださいね!

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