
犬が足でふみふみしてくる理由はなに?要注意のサインも説明していきます!

mofmo編集部です。
犬が足でふみふみしてくるときの理由は一体どんなものなのでしょうか?とても可愛いしぐさですが、中には要注意のサインが隠れていることもあります。どうした心理で犬が足をふみふみしているのか、理由をさぐってみましょう。

犬が前足を噛む、なめる理由

Julia Serdiuk/shutterstock.com
ここまでは犬が前足でタッチしてきたり、前足を使ってモミモミしてくるときの心理について見てきました。他にも犬は前足を使って様々なことを表現してくるのです。
犬が自分の前足を噛んだり舐めているのを見たことがあるのではないでしょうか?
一瞬かわいらしい行動に思えるかもしれませんが、この行動の中には「ストレスのサイン」ということもあるのです。
犬が自分の前足を噛む、舐める理由は4つあります。
- 毛づくろい
- 痒い
- ケガや皮膚病
- ストレス
では具体的に解説します。
毛づくろい
犬がたまに前足を舐めたり噛んだりしているときは、毛づくろい(グルーミング)が目的のことがあります。
グルーミングは体の手入れで、毛についた汚れを取ったり毛並みを整えたり、からだのチェックにもなるのです。
またこうしたグルーミングにはリラックス効果があり安心感が得られます。
痒い

kobkik/shutterstock.com
他にはかゆいことが考えられます。足がかゆい時に舐めることでかゆみを取り除こうとしているのです。
時々舐める程度でしたら問題ありません。しかししょっちゅう舐めているようでしたらアレルギーによる皮膚炎やノミやダニの寄生も考えられます。
あまりにもしょっちゅう舐めたり噛んだりしていると、その部分が炎症してしまうこともあります。
ケガや皮膚病
上記でも述べたようにあまりにも頻繁に舐めたり噛んだりしているなら、怪我や皮膚炎が考えられます。
愛犬が舐めているところを観察してみましょう。皮膚がただれていたり傷があったりすると、そこから細菌が入って繁殖しますますひどくなってしまうこともあります。
他にも爪が伸びすぎて違和感から足を舐めたり噛んだりすることもあるようです。
ストレス

JH Lee/shutterstock.com
そしてストレスが原因で犬は自分の前足を舐めたり噛んだりすることもあります。
環境の変化、例えば引っ越しをして生活環境が変化した、新たな犬が来た、赤ちゃんが生まれたなど生活環境の変化、散歩に連れて行ってもらいたい、散歩の時間が短いなどの運動不足、その他にも飼い主と遊ぶ時間が短い、かまってもらえないことも犬にとっては大きなストレスです。
こうしたストレスがたまると気を紛らわせるため、気分を落ち着かせるために前足を舐めたり噛んだりし始めます。
私たち人間でも緊張した時、ストレスを感じた時に無意識に爪を噛む人がいます。それと同じです。
ですから犬が前足を噛んだりなめたりするのは、ストレスのサインともいえるのです。
もしも常にストレスを感じているようでしたら、舐めたり噛んだりするのがずっと続くことでしょう。
いつも前足を舐めたり噛んだりしていると、その刺激によって炎症を起こしたり、脱毛してしまうこともあるでしょう。
ひどくなると「舐性皮膚炎」という皮膚炎を引き起こすこともあります。皮膚が赤くなって脱毛し、症状がひどくなると潰瘍が起こって、皮膚がめくれ骨が見えることもあります。
もしも愛犬の足の様子を観察し、怪我や皮膚の異常がないのにしつこく舐めている噛んでいるといった様子が見られたら、もしかしてストレスのサインかもしれませんね。
ストレスのサインは他にもある
犬が前足を噛んだり舐めたりする一つの原因は「ストレス」がありますが、犬のストレスサインは他にもあります。
犬のストレスサインは何があるでしょうか?
カーミングシグナル

Reddogs/shutterstock.com
カーミングシグナルとは、犬が仲間同士で自分の気持ちを伝えるボディランゲージのことです。自分や相手を落ち着かせるためのサインでもあり、その中にはストレスのサインもあります。
何がストレスサインと思われるカーミングシグナルでしょうか?
- あくびをする
- 目をそらす
- 後ろ足で体を掻く
- パンティング(暑くもなく運動もしていないのに舌を出してハァハァと呼吸をする)
- からだを震わせる
- 尻尾を下げる
- 耳を倒して体勢を低くする
これらのしぐさがみられたら、犬がストレスを感じている証拠です。
転位行動
転位行動とは、大きなストレスがたまったり欲求不満になった時に、その場に全く関係ない行動をとって気持ちを落ち着かせようとする行動のことを言います。
特にストレスの許容範囲を超えた場合、深刻なストレス状態になった時に見られます。
例えば典型的なものに、犬は逃げるものを追いかける本能がありますが、自分の尻尾を追いかける対象にしてグルグル回ることがあります。他には前足で地面を掘るような行動を取ったり、上記で見た前足を舐める噛む行動もこの転位行動の一つです。
常同障害

sirtravelalot/shutterstock.com
常同障害とは、ストレスによる転位行動を繰り返し止められなくなったり、自傷行為を繰り返す犬の強迫性障害のことを言います。すでにここまでくると病気です。
中には尻尾を追いかけまわして尻尾を噛みちぎることがあります。前足を噛みちぎってしまうこともあるでしょう。こうした自傷行為にまで発展してしまては大変です。