
好奇心旺盛なワンちゃんってどんな子?犬種によって性格は変わる?

mofmo編集部です。
ワンちゃんも人間と同じように、性格がそれぞれ違うので一概にはいえませんが、犬種によってどんな性格を持ちやすいかの傾向はあります。今回は、好奇心旺盛なワンちゃんの特徴をまとめてみました。好奇心旺盛な犬種や、上手な遊び方などを挙げていきたいと思います。

好奇心旺盛で困る点

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元気いっぱい陽気なのはいいのですが、困ることってどんなことでしょうか?
お散歩で大興奮しちゃう
家の外には見慣れない人や犬がたくさんいますし、気になるにおいや物もあちこちにあります。好奇心旺盛な犬は、何にでも反応して探りに行ってしまうので、お散歩がちょっと大変かもしれません。
すれ違う犬や人にダッシュしてしまったり、気になる場所から離れないなど、好奇心旺盛なワンちゃんにはありがちです。危険なところ、汚れているところに行かないよう、引き戻すトレーニングや、きちんと飼い主さんの隣を歩く訓練が必要です。お散歩をリードしているのは飼い主さんだと学習させてあげましょう。
誰にでも飛びついてしまう
人が好きで、新しく出会った人にも興味津々ですから、クンクンにおいを嗅ぎに行ったり飛びついてしまうこともあります。お散歩ですれちがう人にも近づいて行ってしまうことがあります。
中には犬が苦手な人もいますから、怖がらせてしまわないよう、飼い主さんが上手にコントロールしてあげる必要があります。
ストレスが溜まりやすい
好奇心旺盛な子は、いつでも探検したり遊んでまわったりしたいので、飼い主さんの留守中など、遊んでもらえないとストレスをためてしまいます。家の中で一人でお留守番していると、退屈したり体力を持て余してしまって、ストレスになってしまうようです。
部屋の中を走り回ったり、ぬいぐるみやクッションを引っ張ってきたり、飼い主さんの困ってしまう行動をすることにもつながります。ワンちゃんの好奇心や遊びたい欲求を上手に満たしてあげられるよう、飼い方に工夫が必要です。
なんでも噛んじゃう
何でも歯で噛むのは犬の習性ではありますが、好奇心旺盛な子はとくに噛み癖が強いようです。家に誰もいない時や暇な時は、おとなしいタイプの子は寝て過ごしたりしますが、活発でやんちゃな犬は噛むということで気を紛らわすことが多いようです。
テレビのリモコンやもらった大事なプレゼントなど、噛まれると困るものもありますよね。大事なものは自分の部屋に置いておき、その部屋には入らないよう教えておくことや、ワンちゃんのおもちゃとして与えているもの以外を噛まないように、きちんとしつけておくのが重要です。
育て方

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アクティブなワンちゃんの好奇心を満足させながら、上手に育てるにはどうしたらいいでしょうか?
広い公園で遊ぶ
動いて回りたい犬の場合、室内でのぬいぐるみかじりや、近所のお散歩だけでは遊び足りないことが多いです。広めの公園で思いっきり走らせてあげたり、ボール遊びをしたり、体をいっぱい動かせるようにしてあげましょう。
運動量を多くする
元気いっぱいでパワーを持て余してしまう子も多いようです。好奇心旺盛なタイプのワンちゃんを飼う際は、運動量を多くしてあげるといいですね。遊びの時間を多めに取ったり、遊びの内容も、ボールやフリスビーなど体力を消耗するようなものを取り入れ、エネルギーを発散させてあげましょう。
落ち着かせるトレーニングもする
室内で遊ぶ時も外で遊ぶ場合も、好奇心旺盛なワンちゃんはヒートアップしがちです。興奮してずっと吠えたり、勢いよく飛び出してしまったり、一人で走り去ってしまったり、危険な場合もあります。飼い主さんがオスワリ、マテなどの指示を出して、興奮状態を落ち着かせてあげましょう。
家でトレーニングするのはもちろん、外で遊びながらトレーニングするのもおすすめです。具体的な方法としては、ボールやフリスビーで遊ぶ場合、咥えて戻ってきたタイミングでお手やオスワリ、マテなどもさせるといいようです。きちんとお手やオスワリができたら、またボールやフリスビーを投げてお遊びを再開する、というように、遊びとトレーニングをミックスするのが効果的です。
好奇心旺盛で何でもチャレンジするタイプのワンちゃんは、この遊び&トレーニングの流れもすぐに覚えることができます。きちんと言うことを聞くときと、思いっきり走るときのメリハリがつくのでおすすめです。好奇心旺盛で元気いっぱいな個性はそのままで、問題行動だけトレーニングで直してあげましょう。
効果的なしつけの方法

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やんちゃすぎて困る、この行動だけはやめさせたいという場合は、きちんとトレーニングして直してあげましょう。しつけをする際には、効果的なしつけ方法に沿ってトレーニングすると、犬も理解しやすく習得が早くなるかもしれません。おすすめのトレーニング方法をご紹介しますね。
できるだけ小さいうちから
犬が小さいうちから、一貫したトレーニングをしてあげるのがおすすめです。大人になってから、それまでしていたことを止めるのは時間がかかります。例えば、今まではキッチンに入っても良かったのに、急に立ち入り禁止になってしまったとか、ベッドに乗っても良かったのに今はダメとか、急にルールが変わってしまうと犬も混乱します。犬が小さいうちから、一貫して良いこと、悪いことを教えてあげましょう。
小さいころの方が学習能力、記憶力が高いですので、トレーニングも進みやすいです。飼い主さんの決めたルールに沿って生活できるように、できるだけ早いうちからしつけを始めましょう。
好奇心旺盛な子にありがちな、外を歩く人に吠える、インターホンの音に反応する、気になる場所や人にダッシュしてしまうなど、ちょっと困った習性も、子犬のうちから抑えるよう教えておくと良いかもしれませんね。
目を見てしつけをする
犬と飼い主さんのコミュニケーションの基本、アイコンタクトがとれるようにしましょう。褒めてあげるときも、問題行動を叱るときも、きちんと犬の目を見ながら伝えると、コミュニケーションがとりやすくなります。
上手にアイコンタクトが取れるようになっていると、犬は飼い主さんの目線からも良いこと悪いことを察知できるようになります。普段からアイコンタクトでコミュニケーションがとれていると、トレーニングも進みやすくなります。
ご褒美をあげる
ご褒美として少量のお菓子をあげるのもおすすめです。ご褒美としてなでてあげたり、遊んであげたり、褒める方法はいくつかありますが、飼い始めのころは褒めていることが伝わりやすい、お菓子をあげるという方法がおすすめです。
ワンちゃんの場合はお菓子がたくさんもらえると嬉しいわけではなく、「お菓子をもらうこと」自体が嬉しく感じるんだそうです。沢山あげるとカロリーオーバーしてしまうので、少量ずつご褒美をあげましょう。
また、毎回お菓子をあげるとご褒美目当てで飼い主さんの言うことを聞くようになってしまうので、お菓子付きで褒める時と、言葉だけで褒める時とメリハリをつけると良いようです。とくに改善したい問題行動があるときや、とくに上手にできた時にお菓子をご褒美としてあげるのもおすすめの方法です。
犬が上手にできた時には、なでてあげたたり、言葉で褒めてあげたり、お菓子をあげたり、いろんな方法で褒めてあげましょう。
まとめ
アクティブでイタズラもしがちなワンちゃんは、遊びの内容をハードにして、時間を長めにするなど、活動量を増やすのがよさそうですね。うまくエネルギー発散をさせてあげながら飼うといいようです。
犬の特徴を理解して、ワンちゃんを満足させてあげながら、上手に育ててあげましょう。ワンちゃんのストレスを減らし、快適に共同生活ができるのが理想です。今回の取り上げた好奇心旺盛な犬の特徴・行動をチェックしてみて、愛犬も同じようなところがあれば好奇心旺盛なやんちゃタイプなのかもしれませんね。
それぞれの個性や特徴を理解し、それぞれに合った育て方ができるといいですね。今回の記事も参考にしてみてください。